Kajitama News

同志社大学法学部梶山ゼミの連絡板です。

今年度も法職講座、がんばります!

2025-04-01 13:39:00 | 学習支援

今日は入学式です。

コロナ前は、入学式後にクラス別指導を行うため、登壇するか否かに関係なく、大多数の教員が京田辺に行かなければならなかったんですが、今は、一部の教員(学部長や主任)のみ、京田辺に行きます。
 
法職講座担当としては、入学式当日の京田辺の写真は欲しいところ、
しかし、まさか、それだけのために京田辺に行くのも…と、厚かましく、某主任の先生に「テキトーに写真撮って送って〜」と頼みました。が…
京田辺校地、特に、入学式会場周辺は、今、工事中なんですね。
今朝、「看板、見当たらないです。工事中だし、なんか、いい写真が撮れません!」というメッセージとともに、写真が送られてきましたが、うん、たしかに、曇り空のせいもあって、ちょっとイメージが違う…
ただ、こういうのって出すことに意味があるので笑…


H先生、ご協力ありがとうございました!
 
今朝、法職講座のX開けたら、風船が飛んでいて…
何事?!とビックリしたんですが、よく考えると、そうそう、法職講座のアカウント作る時、誕生日の設定を4月1日にしたのでした。
毎年、4月1日は入学式やし、ちょうどいいですね。
 
そして…


フォロワー数、お昼に400超えました。
この数日、入学式情報やら、登録情報やら、せっせと「お役立ち」情報を流した成果でしょうか。パチパチ。
 
あれこれ、やりたいこと、やらなあかんことを犠牲にしながら?!、法職講座の運営に力を入れているのは、
約10年前のリニューアルに関わったから…というのもありますが、大学や法学部で「取り残される人」を少しでも減らしたいからです。
→「『絵に描いた餅』では終わらせない」同志社時報159号22頁(2025年4月)もお読みください。
 
私は、ちょうど40年前の今日、同志社大学に入学しました。
当時は、卒業式と同じ、女子大の栄光館で入学式が行われたんですが、入学式会場で親しげに話している人たちが多いこと、
周りの人たち、一部の保護者までカレッジソングを普通に歌っていることに驚きました。
内部進学者がいることをすっかり忘れていて…「うわぁ、なんか、私、場違いなところに来てしまった?!」と内心焦っていました。
登録のこともよく分からず、クラス別指導の集合場所は新町キャンパスだったんですが、当然、どこそれ?!?…
 
授業が始まると、往復4時間の遠距離通学でクタクタ。
登録や試験では、いかに正しい情報を得るかが大事ですが、当時の大学は不親切だし、SNSのない時代、人脈がなければ話にならない!
入ったサークル(歴史愛好会)は文学部生が多くて法学部でのネットワークは一向に広がらず…
 
母校の教壇に立ったのは1995年、ちょうど30年前。
以来、私の授業では、できる限り、過去問を公表しています。過去問の入手が、人脈によって左右されるのは嫌だからです。
そして、法職講座の担当になったときには、当時の私や、私が教員として接した「ちょっと不器用な学生」たちが欲しかったであろう情報を発信し、参加したかったであろう企画を考えるように心がけています。
 
でも、どんなに役立つ情報を発信をしても、どんなに魅力的な企画を考えても、情報が届かなければ意味がない
明日、学習指導に行って、さらにもう少しフォロワーを増やしたいと思います。
 
ということで…
 
3年ゼミのFさんにお願いし、政治学科生も含め、登壇者を集めてもらいました。
前半は座談会、後半は、新入生ともっとフランクに話せる形にしたいと思っています。
(去年はお菓子が足りなくなったので、多めに用意します)
 
法職講座の企画じゃないんですが、
4月5日の法職講座のあと、同じ教室で、
Vis Mootのプロモーション


司法試験ガイダンスを行います。
今年度の司法試験ガイダンスは、私が担当しますが、ゲストに、本学法科大学院のS河先生をお呼びし、途中からは、対談形式で、すすめたいと思います。


 
 
 
 

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ついた火を消さないように…

2024-11-09 09:31:00 | 学習支援

2年ゼミは先週から、事例問題に取り組んでいます。

…といっても、2年生だから、そんなに複雑な事例ではありませんし、論点も明らか。
「取得時効と登記」の話です。
 
他ゼミのことはよく分かりませんが、
報告→討論方式なら、1回で終わってもおかしくない課題です。
でも、まぁ、そこはうちのゼミですから(笑)、私が「これってどうなん?」などと揺すぶって、少し掘り下げてもらいます。
揺すぶっても、教科書や授業レジュメ、今なら、ネット情報を読み上げるだけで終わってしまう学年もありますが、面白がり、「火がついた」状態になってあれこれ自然に展開する学年もあります。
昔は(…なんて言葉を使うとダメなんですが笑、それでも敢えて「昔は」といいます)、わりと、後者が多かったんですが、いつの頃からか、前者が増えました。
 
火がつかないなら、つかないなりに、通常の「講義科目」のように、淡々と必要なことを学べばよいだけです。
最初の頃はなかなか火がつかなくても、急に火がついて…という展開もあります。
ま、稀に、その逆もあって、それはもう、私の運営のまずさを反省するしかないんですが…
 
さて…
火がつくかどうか、あちこち展開するかどうかは、学生たちの成績と直接関係があるわけではありません。
ただ、その問題に関する基礎知識がある、つまり、「準備」してきていることは前提で、かつ、「意欲」には大いに関係があります。
成績が抜群によくても、試験に必要な知識を効率よく身につけたい、教員の仕事は「答え」を教えることだと思っている人は、調べること、議論すること、判例や有力学説以外を知ることに意欲がありません。むしろ、「答え」のない問題を提示されることに、不満を持つでしょう。
「そんなことやって、意味あるんですか?試験に役立つんですか?」
ま、そうやよね笑…
 
と、ダラダラ書きましたが、今年の2年生、28期生は、少し揺すぶると、いろんな意見が湧いてきます。
昨日は、たまりかねて、ホワイトボード前に出てきて説明する人と、「ホワイトボードがよく見えない」という理由で前に出てきた人が2人で議論し、なぜだか2人は「合意」したんだけど、他の人たちが納得できず…とまぁ、にぎやかで、90分があっという間に終わってしまいます。
各班に論客がいるという、あの「班わけ」効果もあるのかもしれませんねぇ。
 
ゼミが終わり、教室を出たところで、「あんなこと、よく思いつくよなぁ…」などとゼミ生同士が話していました。
彼らは、にぎやかなやりとりを見ていた側なんですが、毎回刺激を受けるらしく、「すごく面白いです」。
そりゃ、よかった…
 
学生が持ち寄った「点」の知識をつなげて「線」や「面」にしていくのが、教員の役割だと思っています。
何度か紹介していますが、私の理想の授業はこれ。
 

理想的な授業 - Kajitama News

クリスマスイブです。皆さん、どんなクリスマスを過ごしているのでしょうね。私は、昨日、息子に付き合って、京都大学総合博物館のイベント「生命の歴史の立体絵巻を作ろう...

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せっかくついた火を不用意に消してしまわないよう、見守ります。



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違憲判決が出ました

2024-07-03 20:31:00 | 学習支援

昨年、26期生が取り組んだ問題について、今日、最高裁が判断を示しました。

旧優生保護法のもとで、障害のある人などに強制不妊手術が行われていた問題です。
 

【更新中】旧優生保護法は憲法違反 国に賠償命じる判決 最高裁 | NHK

【NHK】旧優生保護法のもとで障害などを理由に不妊手術を強制された人たちが国に賠償を求めた裁判で、最高裁判所大法廷は「旧優生保護法…

NHKニュース

 
最高裁は、旧優生保護法が違憲であることを示しました。
一応?!民法ゼミですから、26期生が
検討していたのは旧724条の「除斥期間」のほうでしたが、これも適用なし…なんと、あの平成元年判決が変更されました。
 
ということで、早速、ゼミのチャットに送ったら、26期生から、いいね!がいっぱいついてました。
だって、26期生は途中から、立場を分けての討論をやめて、「どうしたら、請求が認められるか」を探り出したもんね(笑)…
そりゃ、いいね!ですよね。
 

今日は葵祭…のはずが… - Kajitama News

5月15日は葵祭。普段、下鴨神社のそばを通って大学に行くので、この日はルートを変えなければなりません。前日から、「明日は北大路から烏丸に抜け、烏丸通を南下して&helli...

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さて、朝ドラでも、今朝は憲法適合性が話題に…
尊属殺重罰規定に関する最高裁昭和25年判決です。
主人公を法曹へと導いた穂高先生こと穂積重遠は、真野毅とともに違憲を主張しますが、多数意見は合憲、
中高の教科書に載っている違憲判決が出るのは、23年も先の話です。
 
ところで、朝ドラを見ていて、登場人物のモデルも把握している人は、改めて、昭和48年判決の裁判長名を見て、「あ!」と思うかもしれません。
そう、たぶん、ドラマでも、この違憲判決は取り上げるんじゃないかと思うのです、たとえ今は少数であっても「声をあげること」が変化をもたらす例として…
 
昨日の朝ドラでは、最高裁初代長官の星先生(モデルは三淵忠彦)の言葉が胸に沁みました。(法職講座のXで紹介しています)
いわく、
改正されたばかりの家族法は、現実の生活より進んだものを取り入れているから、
それが社会に定着するには工夫や努力が要るし、時間もかかる、人が作ったものだから間違いもある、古くもなる、と。
戦後、民法改正によって、新しい家族の形が示されました。
今、「家族」の形はさらに変わろうとしています。
今週からの学年共通テーマ、じっくり考えて欲しいと思います。

(追記)7月3日21時半
裁判所ホームページに、判決文が出ました。

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あぁ、そういうことか!

2024-06-11 12:06:00 | 学習支援

昨日、卒業生と話していたとき、
仕事の傍ら、法律の勉強をしていて「あぁ、そういうことか!」と思うことがあり、今更ながら法律の面白さがわかってきた…という話が出てきました。
ええ話です。

 
法律学って、面白さに気づくまでに少し時間がかかる学問のような気がするのです。
準備運動が長く、かつ、一つ一つの動作がやや複雑すぎて、準備運動だけで疲れてしまうというか、準備運動を覚えることが目的になってしまいがち、というか…
複数の動作にはひたすら、一から丸覚えしようとすると大変だけど、
「あぁ、これは脚の筋肉を動かすんだな」とそれぞれの目的と結びつけながら、
「そもそも、筋肉を動かすための動作には何パターンかあって、部位によって動かし方は異なるけど、基本は同じだな」などと法則性を見出したりして、
「あぁ、そういうことか!」と仕組みに気づくと、丸覚えより楽に覚えられるうえに、
「ちょっと、ここを鍛えたいんだけど、その場合だと、こうすればいいのかな」と推測がつき、応用できるようになります。
 
この「あぁ、そういうことか!」は、経験上、人から一方的に与えられる(教えられる)だけでは身につかない…
自分で「これはどういうことなんだろう」とあれこれ考えてみて、「あぁ、そういうことか!」にたどり着く、
そうでなくても、自分でしばらく考えたうえで、誰かの説明を聞いて「あぁ、そういうことか」となる、
タイパ・コスパが悪いように見えるけれど、「あぁ、そういうことか」と自分の中で腑に落ちたものは忘れにくいですから、長い目で見れば、効率がよいようにも思います。
 
そういうわけで、私の授業では、基本的に、教室での質問を受けないことにしています。
 
分からない!→すぐ答えを聞いてスッキリしたい、という学生さんは、きっと不満でしょうね。
そもそも、大学の授業で扱う問題には万人が納得するような「答え」がない場合も少なくないわけですが、とりあえずの「答え」を今すぐ知りたい、という気持ちはわかります。
ただ、授業中はきっと話を聞いたり、メモをとったりすることに忙しく、
よほど能力が高い人でないと、自分で考えながら聞くことは難しいと思います。
レジュメが配られたり、板書やパワポが使われたり、非常に分かりやすい、多色刷り・図表入りの教科書があったりと、
初学者への配慮は格段に向上しているのですが、それでも授業を受けた直後に「全部わかったー!すっきりー!」なんて思うはずがなく(そうだとすれば勘違いです!)、
たいていは、「ちょっとモヤモヤする、分かったのか分かってないのかも分からない」状態で、その後(超真面目な人はその日の夜、多くの人はテスト前に)、牛のように「反芻」しながら、情報をゆっくり消化していく、
その過程でどうしても消化できないものが出てきたときに質問し、疑問を解消すると、「あぁ、そういうことか!」となります。
 
メッセージで質問しようとすると、面倒くさいし、正直、回答する側も「授業時間外」の対応になりますから、少し負担が重くなる…大量の質問が送られてきて、アタフタすることもあります。
でもね、文字にすることによって頭が整理されます。
もしかしたら、レジュメを見返しながら書いているうちに「あぁ、そういうことか!」と気づくかもしれない、それなら、それでいいわけです。
私も、回答を書くなかで、「あぁ、この順序で説明したほうが伝わりやすいかも」とか、「この情報を付け加えると、知識が広がるかも」などと気づくことがあります。
教室の限られた時間でのやりとりでは、難しいことです。
 
ちなみに、私の「民法概論」では、数年前から、授業中に「発展」と言う問いをいくつか用意して、数日後に「解説」を出す、という形で、「あぁ、そういうことか!」体験をしてもらっています。

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図書館ホームページのリニューアル

2024-02-23 15:30:00 | 学習支援
2月21日に、図書館のホームページがリニューアルされました。

ホームページトップから、データベースのタブが消えているので、「ん!?!」と戸惑うかもしれません。
法学部生は、WestLawなどのデータベースをよく利用していますからね。

現在の仕様では、データベース直結のタブが見当たりませんので、
データベースにアクセスするには、
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この説明文にある、電子資料一覧のリンクを開いてください。
そうすると、一覧が出てきます。
アルファベット順に並んでいるのですが、この中から探すのは面倒なので、

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そうすれば、いつものとおり、判例データベース等にアクセスできます。
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