Kajitama News

同志社大学法学部梶山ゼミの連絡板です。

ソフトボール大会

2009-05-29 08:07:00 | 12期生(2011年3月卒)
クジで1回戦免除を引き当てた上田・梶山ゼミ合同チーム、いよいよ今日の13時から松尾ゼミと試合だそうです。場所は今出川グランドです。強豪が相手ですが、のびのび楽しんでプレーしてくださいね。

追記(18時)
ちょうど大学院の講義と重なっていたため、応援にいけませんでしたが、結果は、4対5で惜敗したようです。強豪チーム相手に、大健闘だったと私は思うのですが、代表のYくんは、本当に悔しそうでした。また、来年がんばってね!
試合後の流れで、上田ゼミのゼミ生さんも、サッカー落雷事件の差し戻し審の検討に参加してくれました。裁判所の判断の是非について、主に「日常語」で、自由に討論してもらいました。しかし、その内容は実は「過失判断の前提としての予見義務、予見可能性」「過失判断としての結果回避義務、結果回避可能性」「過失判断に際しての作為義務の内容およびその判断基準」「損害との因果関係」に関わる話でした。今日は、梶山が時々、「それは、予見可能性の話ですね」などと整理していましたが、少しずつ、「今、どういう要件(または効果)について話をしているのか」を意識して論じるようにしていくと、よいでしょう(この判決は、その意味で、格好の素材でした)。
次週からは、最高裁平成21年4月28日判決(私の誕生日ではありませんか!)の検討に入ります。最新判例ですが、梶山ゼミには馴染みの深い判例です。昨年度のリーガルリサーチでも扱いましたので、2年生の一部の人にとっても思い出深い判例でしょう(って、そもそも覚えていないかも、ですが・・・)。

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第1回債権法改正勉強会のお知らせ

2009-05-28 12:46:00 | お知らせ
債権法改正に関する勉強会のお知らせ

 このたび、学内で、債権法改正に関する勉強会を立ち上げることにいたしました。今のところ、参加メンバーは、同志社大学法学部およびLSのスタッフ、大学院法学研究科の現役生および卒業生です。
 第1回の会合は、6月3日(水)午後4時半より、光塩館2階第2共同研究室にて行います。初回ですので、今後の進め方・報告担当などを相談します。できれば毎週、少なくとも隔週で開催したいと考えています(その場合も、場所は同じです)。
 参加を希望する人は、資料の準備の関係がありますので、事前に梶山もしくは法学研究科D1の大原くんまでご連絡下さい。


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「どうぶつの森」は消費者教育の教材?!

2009-05-26 14:01:00 | Kajitamaの近況・つぶやき
昨日、「京都市、休校措置解除」のニュースに、思わず「なぁんや、それ!」と声をあげてしまった梶山です。
休校解除になったのは、小・中学校(かつ感染者の出ていない学校)だけで、市立高校などは当初の予定どおり、明日まで休校のようですが・・・「京都大学は休校せず」のニュースに接したときも、「市や府の要請を蹴って独自の判断を貫いたのか、さすが京大!」と拍手しましたが、昨日の報道に、「ほな、もう同志社も繰り上げスタートすればいいんちゃうん」!?!
ほんの少し期待をしてHPを見ましたが、期間短縮のお知らせはありませんでした。予定どおり、明日まで休校です。

いや、誤解のないように言っておきますが、授業がしたいわけじゃないですよ。休みのほうが他の仕事もできて、助かるんですけれど、休校にすれば、その分は「埋め合わせ」しないといけないわけで・・・実際、私は金曜日のゼミと論文指導、水曜日の大学院の民法演習と総合演習が休講になり、比較的「調整しやすい」科目だから助かりました。ただ、私の担当科目の中でも、「総合演習」はリレー講義ですから、後ろにずれ込むわけにはいかず、「1回とばし」の状態になります。これが田辺の400人規模の講義×2クラスだったら、教室も限定されてきますし、他の授業と重ならないようにするために時間も限定されますので、補講も簡単にはできず、ややこしい話になります。ま、休講期間の1週間分は、どこかでまとめて開講されるのでしょうが、試験期間を遅らせるわけにはいかず、土曜日も通常授業が入っているので、土曜日にまわすわけにもいかない・・・となると、どうなるのやら・・・
教職員は通常どおり勤務していますので、研究室も自由に使えますが、大学の研究室で勉強している大学院生、特に、LS生は、図書館や資料室が使えないし、そもそも、キャンパスから締め出されて困っているでしょう。やれやれ・・・

家では、「なんで、左京区は休校じゃないねん」とぼやく、学校嫌いな中学生が1人。
世の中、うまくいかないもんです。

最近、堅い話が多いので、少しくだけた話題を・・・
どうぶつの森」その後です。
わが家での「どう森」ブームが去ってしばらくしたある日、「パワフルプロ野球」三昧だった息子が久しぶりに、「どう森」のゲームをしました。
真っ白な雪景色だった風景はすっかり春になっていました。ちょうちょやおたまじゃくしもいます(これも、捕まえれば「売り物」になります。相変わらず、世知辛いゲームです)。
息子に画面を見せてもらって、「おぉ、春やなぁ」と感動していたら、「あのな、家の中、ゴキブリだらけやねんで」。
はぁぁぁ?!?何、それ?!?
「しばらく、使ってへんかったから・・・」
はぁぁぁ?!?それって、おかしくない?
「しばらくゲームをしていなかった」=「しばらく家を使っていなかった」になる?
でも、ゲームをするか否かに関係なく季節は移り変わり(つまり、時はとまっていない!)、住民は生活し・・・旅行にでも行っていない限り、仮想世界での私たちも家を使っていたことになるんじゃないの?
・・・と、理屈っぽいことをいっても仕方がないので、画面を見ると、なるほど、家具を動かすと、出てくる、出てくる、ゲームとはいえ、不気味だなぁ。
「これな、足で踏むねん」
えぇぇぇ?!?何、それ?!?
「だって、友だちがそういうてたもん」

時々、「裸の大将」に似たセイウチ君が町にやってきて、「おなか空いてるから、何かくれ」と要求してきたり(魚をあげると、丸呑みして、お礼に妙な絵をくれます。これも、また「売り物」になるらしい・・・)、頼みもしないのに、ファッションチェックをされたり、部屋のおしゃれ度をチェックされたり、唯一のお店である、タヌキの店がどんどん大きくなっていったり(どうやら、私たちが借金を払い終わると、店が改築されて、規模が大きくなるらしい)・・・
と、そもそも不可解なことが多いのですが、民法学者として、何より気に入らないのは、悪質な取引が横行していること・・・
あやしい保険屋はそういう「悪者」キャラとして設定されているようですが、その他はそうではない・・・そうではないにもかかわらず、タヌキは私たちが借金を返済するたびに、「もっと大きな家にしたらどうです?資金を貸しますよ」と持ちかけるし、町の住民は訳のわからないものを持ってきては、かなりの高値で「買ってくれ」といい、断ると、「友だち甲斐がない」だの、「そんな冷たいヤツだったのか」だの、暴言を吐いていきます。中には、「ほら、これ、前にお前が欲しがってたヤツ、買うだろ?」と目的物が何なのか、一切告げずに、売りつけようとしてきます。油断も隙もありゃしない・・・
こちらも、だんだん、したたかになってきまして・・・
ゲームをしているうちに、「借金」の取立てが一切ないことに気づきました。「あるとき払いの催促なし」という理想的な(?)金融だったのです。加えて、「預金」をすると、かなり高い利息がつくことも分かりました。となると、「こりゃ、借金返すより、せっせとお金を貯めたほうが得だなぁ」。
早速、息子に告げると、「そうやで。だから、もうこれからは借金返さずに、ひたすら貯める!」
これが、教育上好ましいことかどうか・・・・

やっぱり、「どうぶつの森」は、ちょっと変なゲームです。いや、もしかしたら、小学生から「賢い消費者」にするためのゲームなのかもしれませんが・・・

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新型インフルエンザ流行により一斉休講

2009-05-22 10:41:00 | お知らせ
すでに、大学HPや大学からのアクティブメールへの通知、うちのゼミではゼミML、その他サークルのMLなどから、ご存じのことと思いますが・・・
昨日、京都市内で小学生の感染が確認されましたので、本日(22日)から27日(水曜日)まで、一斉休校となり、学生さんはキャンパスに立ち入ることができません
28日から講義が再開されます。それまでは自宅学習です(!?)。不要不急の外出は自粛して下さい、とのことです。

とうとう本学も・・・
昨日、「日常生活と民法」を終えて8時前に自宅へ帰り、夕食をとっていると、ニュース速報が入りました。京都で感染者が出た、というニュースでした。京都の中学生を抱え、夫婦とも京都の大学に勤務するわが家としては、中学校と勤務校が休校になるのかどうかが気になるところで、直後から、HPで情報収集しておりました。
京都市のHPは比較的早い段階で、「中京区・下京区の幼稚園、小学校、中学校」「市立総合支援学校と市立高校」「市立件p大学」の休校を発表していました。小・中学校が地域限定なのは「通学圏」を考慮してのことのようです。そのうえで、「私立学校・大学」については「市立学校に準じた措置を要請」していました。

「通学圏」を考慮すれば、本学はもっと早い段階で休校しなければならなかったでしょうね。だって、北摂や神戸方面からの通学者は多いのですから。
でも、2年前、学内ではしかが発生しても休校措置をとらなかったのですし、実際、休校したからって、感染拡大防止にどれだけ効果があるのか、はなはだ疑問です(ついでにいうと、マスクの「感染防止」効果も疑問です)。
今回は、京都府・京都市から要請があったようで、仕方がないことですが、休校した分の補講が大変です。田辺で大講義のある木曜日が、今のところ、休校期間から外れているので、ほっとしています。

何にせよ、みなさん、ご自愛専一に。

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3年生 ソフトボールに燃える?!

2009-05-16 11:49:00 | 12期生(2011年3月卒)
3年ゼミ対抗ソフトボール大会が近づいてきました。
今年度は、結局、民法の上田誠一郎ゼミとの合同チームで出場するようです。

かつては、人数に関係なく、「え?ソフトボール?出ない」という感じの梶山ゼミでした(ソフトボールの試合は平日の10時から3時という、普通の授業時間に行われますので、「授業を休んででも!」という強い意欲を持った人が9人いないと、成り立たないのです)が、ここ数年、毎回出場し、それなりの(?!)成績を残しています。
でも、練習量というか、練習の質は、今年の3年生がダントツのような気が・・・
GW中に6名が参加したという「スャbチャ」はともかくとしても(これも、名目は「ソフトボールの練習」)、今週は月曜日の午後、2時間の練習になんと8名参加、昨日もゼミ終了後、わざわざ御所の丸太町グランド(今出川のほうが、葵祭の関係でダメだったらしい・・・)まで移動して練習しました。参加者は11名中10名!?!うち2名は、6時すぎ、6時間目の親族法へと戻っていきましたが、残りは遅くまで練習していたようです。私ものぞきにいき、何故か、バッティングの練習をさせられました(なんでや!!!)。

みんなでワイワイいいながら、あるいは、付き合いでブツブツいいながらも、結構楽しく練習している姿を見ると、「うん、なかなかいい雰囲気やん」とうれしくなってきます。
ゼミのほうも、このソフトの特訓のせいか、話しやすいテーマのせいか、格段に雰囲気がよくなりました。
昨日は、練習後、みんなで夕食をとった(親族法の授業に出た人も呼び返して)のだそうです。
ソフトボールにせよ、合同ゼミにせよ、共同論文にせよ、何か一つのことに向けて協力すると、当然、いろいろな衝突や葛藤があるのですが、同じくらい「いいもの」がゼミにもたらされます。そうした作業の中で、自分と他人の考え方や感じ方の違いを改めて認識し、時にその違いの大きさにイライラしながらも、最終的には、お互いのことを認め合い、「その人はその人なりの考えがあるんだ、自分とは違うけれど、それもアリかな」と思えるようになってくるから不思議です。

今回のソフトボールにしたって、「ソフトボールをするのが楽しい」人、「ソフトボールを見るのが楽しい」人、「やってみて意外と面白くなってきた」人、「そもそも、関心がない」人・・・実は、いろいろいるんじゃないか、と思います。
自分以外の考え方にも思いやり、ほんの少し譲り合って、お互いがんばっている・・・12期生を見ていると、そんな気がしました。
これなら、今年の合同ゼミも大丈夫だな、と別のことを考えていた私です(だって、今までは教員のャPットマネーで運営してたけど、今年は補助金申請して認められたんだもん、なんとしても実現しなきゃ・・・)。

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