Kajitama News

同志社大学法学部梶山ゼミの連絡板です。

民法概論の最終回が…

2016-07-24 17:24:00 | Kajitamaの近況・つぶやき
22日の金曜日は「民法概論」の最終回。
「民法概論」が始まったのが2013年、その年は受講者数が多くてM21の教室に収まらず、旧カリの「日常生活と民法」は同じ時間に別教室で行うことになりました。
だから、私は「タマカさん、お金を借りる」の巻のほか、「契約の世界を整理すると」と日民のほうの最終回を担当しました。

翌年からは、クラス分割の必要がなくなり、私は「お金を借りる」と「整理すると」だけを担当していたのですが、今年は、「整理すると」の回に出張が入りまして…荻野先生と交替し、最終回に、私が入ることになりました。

最終回は、講義のまとめなんですが、同時に、「誰が誰に対して何を請求する」ということを中心とした民法の思考方法を、しっかり教える「実践」的なものです。
それをいかに飽きさせず、分かりやすく、無理のないように伝えるか…と悩み、授業の構成もレジュメもかなり工夫してのぞんだのですけれど…

当日は、ャPモンGOのリリース日でありまして( ̄▽ ̄)…

キャンパスを歩く学生は、スマホ片手にウロウロ。
あちこちから、「コラッタが…」「ャbモェ…」という声が聞こえます。
教室に入っても、スマホの画面に見入っている学生が多数…授業なんて、聞く気はなさそうです。
授業前に教卓前を通った学生もスマホを見ていたので、「ャPモンとれた?」と声をかけてみたら、わざわざ、画面まで見せて、説明してくれました。
イーブイとコイキングがとれたんだって。
屈託のない、ええ子やね…

そんなわけで、せっかく気合いを入れてのぞんだ授業ですけど、もう教室全体がソワソワと落ち着かず、うるさい…
あまりにうるさいので、久々に一回怒鳴りましたけど、まぁ、ホントにやりにくい…
まぁでも、前のほうの席に座ってる人たちはうなづいていたので、真面目に聞いてくれていれば、少しは伝わったんじゃないかと思います。

さて、話題のャPモンGO…
学生がそんなに夢中になるのならと、その日の夜にインストールしてみました。

最初のお供は、迷ったあげく、ヒトカゲに。
小さい時の可愛さはゼニガメのほうが上、カメールまでは可愛いけど、カメックスになると…
フシギダネもフシギソウ、フシギバナと進化するにつれて、何だか違う生物になっていくような…
ヒトカゲは小さいとき、あまり可愛くないけど、その分、リザードになっても、リザードンになっても、あまり変わらないかなぁと…
(ここまで来ると、もう、完全に個人的見解です)

昨日、近所でズバットが出てきたので、モンスターボールを投げてみたら全く当たらず、あるいは当たってるようなのにゲットできず、気がつくと、モンスターボールがなくなってました。
だから、次にコダックに会ったときには、なすすべなく…

何か根本的に間違えている気もするので、遊び方がきちんと分かるまで、しばらく封印します。

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4年ゼミは今…

2016-07-14 11:56:00 | 18期生(2017年3月卒)
毎年、4年ゼミの運営には悩むのですけど、今年度は「集まった人たちがその場で考える」を徹底し、その場で判例や解説を読んで議論することになりました。
ただし、毎回、バラバラだと前提を理解するだけで時間を使ってしまいますので、基本的には714条の監督責任に関わる最高裁判例を(一部、責任能力のある未成年者に関しては709条、失火責任法の適用に関する比較として715条の判例も)扱いました。
途中、一度、下宿学生の不在者投票をめぐる時事ネタも扱いましたが、これも、その場で判例を読むスタイルでした。

一段落したので、次どうする?…ってことで、今週から、我妻栄の「法律における理屈と人情」を読み始めました。

何故こんなことになったかといいますと…

今、息子が受けている「法学」の最終レメ[ト(書評)に関して、推薦図書として挙げられていた本のリストに、この我妻の本や川島武宜の「日本人の法意識」が入っていたんです。

息子は法学部生ではありません。
音楽学部で、「法学」は教職科目としてとっています。
音楽学部生であっても、「法学」を履修している以上、こうした本を読むことはよいことだと思います。
私が気になったのはむしろ、法学部生、特にうちのゼミ生のうち、こうした本を読んだことのある人、せめて書名ぐらい知っている人はどのくらいいるんだろう…と。

で、大学院のスクーリングや、契約法の雑談で触れ、せっかく法学を学んでいるんだから、時間があったら読んでみるよう勧めました。
ついでに、ゼミ生のため、e-classにファイルをアップしておきました。
中で引用されていた「嘘の効用」は、今、青空文庫で読めるので、そのURLも添えておきました。

このたび、4年生の1人のリスエストで、ゼミで読むことになった…とこういうわけです。

26ページほどありますので、今週はその一部。
結論の具体的妥当性のため、昔の裁判では、事実認定を操作することがあった…という話が出てきましたので、落語の「鹿政談」の話をしました。
「鹿を殺すと大罪」とされていたころの奈良版大岡裁きです。
動画サイトで見られますので、ぜひ…

20分ほどの落語なので、民法概論の最終回で見せようかともおもいましたが、さすがにそれは( ̄▽ ̄)…

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20期生の自己紹介メール始めます!

2016-07-13 22:15:00 | 20期生(2019年3月卒)
20期生のメンバーが内定(2次募集分の発表はまだですが)しましたので、自己紹介メールの交換を始めます。

20期生はちょうど20名(男性12名、女性8名)でスタートです。

今、私から20期生登録者の大学メアドに、最初のメールを出しました。
一番乗りで自己紹介メールを返信するのは誰でしょう。
どんなゼミになるでしょう。楽しみですね。

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2年ゼミの選考

2016-07-04 12:59:00 | 20期生(2019年3月卒)
2年ゼミの一次選考の発表日…
今年度は19名、「珍しく適正人数」(某TA談)なのですが、あと1名足りないということで(法学部では、ゼミの標準?下限?が20名とされています)、自動的に、二次募集にまわります( ̄▽ ̄)

ということで…
http://law.doshisha.ac.jp/topics_news/2年次演習登録条件等一覧%282次募集%292016.pdf
事務室にお願いし、「募集は若干名」の一言を添えてもらいました。
こんなの書かなくても、二次募集での応募はないかもしれないんだけど、ね。
これで1名も来なければ3次募集にまわってしまうので、加減が難しいところ…

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