和気清麻呂ゆかりの神社秋例大祭(十月第三日曜)に出かけた。丁度御巡幸前で、神輿が用意されているところであった。大祭とは言うけれどご多分に漏れず田舎の小さな祭りだ。露店が出るわけではないが、それだけに地域の人々だけのほのぼのとして暖か味のある祭りである。
和気清麻呂、足立山、湯川。これらのことは知っていてもこの水神社のことは殆どといっていいくらい知らない人の方が多い。
歴史上日本を救ったと言っても過言ではないくらいに功績を残した人の傷を癒した場所である。
また、上陸した宇佐から別府に向うほうが近く、湯治は今にも続く。それが何故八幡神はこの地を告げたのか、宇佐八幡との繋がりがあったのか、更にこの神社の紋は右三つ巴なのである。当に八幡神社である。そう考えるとほんの一隅の神社の存在も面白く見えてくる。
街道より横道を山側に折れると目の前にある。