街道を歩く

今まで歩いた街道、町並み、これから歩く街道、町並みを散文的に紹介

十六夜

2009-10-05 11:15:21 | Weblog

 朔~望~朔へと移り変わる月ではあるが、日本は十五夜お月さんだけを観賞するものではない。上弦の月、下弦の月にも観賞する心を持っている。
 少し欠けた月に対して感傷的になるのかもしれない。換言すれば判官贔屓の心が宿っているのかもしれない。

 群雲(叢雲)の中を行く十六夜である。
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中津街道を行く

2009-10-05 10:02:20 | 中津街道

 気候も良くなって久しぶりに街道を歩いた。苅田~行橋までである。
何度か歩いているのだが、今日は別の目的もあったのである。もうお判りの方もおられるかもしれないが、そう、古墳である。石塚山、番塚、御所山の三箇所である。
 妻に言おうとすると妻のほうから「何処か歩きに行かんかね」。結婚してもう30年になるが、やっと阿吽の呼吸が整うようになったかもしれん。
 ところが「どこか」と問うと、これがいい加減で「どこかね」と言う。妻はその何処というところは私任せなのである。彼女には目的が無い。行きたいところがあれば言えばいいのだがあまりに漠然としている。

 結局は私の言うところになるのである。これを夫唱婦随と言うのだろうか。
何処でもいいから歩けばよいというのか。

 苅田駅を降りてすぐに目に入ってきたのが山車である。「おっ、ちょうどいいときにきたぞ」「そうね」。苅田山笠の御神幸だ。
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