二村嘉一のネオジャパニズム

 世界の中で生きて行く、私達の創る新しい日本の形とは

 伝えたい事。

2009年04月30日 00時00分00秒 | 日記・エッセイ・コラム
  
  

 昨日の、愛知県美術館への、

見学で、思った事がある。


 それは、

中国はあまりにもアジアで、

日本は、アジア人である事に、

そっぽを向いているのかなという、

そんな事を考えた。


 中国にとって、

西欧の文明などは、

チャンチャラおかしく、

見下すものであり、

アジアの雄

中国の、中華文明は

その、西欧の要請に

与しない事に、

したのかなと思った。


 4000年も

あの大陸で、

繁栄をしてきた

そんなプライドのある、

中国が、

時代の流れとはいえ

簡単に西欧化をする事は

難しかったのかなと思います。


 日本は、

明治の頃からの、

西欧化に積極的で

科学の力で、

近隣諸国の

植民地化をするまで、

国力をつけたけど。


 その西欧との戦争で、

日本は、敗れたけれど、

でも、

奇跡的な、経済の復活をとげ、

先進国と呼ばれる、

アジアでは唯一の、

国となりました。


 日本は、

深い反省をして、

今更近隣諸国に対して、

自分たちの都合のよい

侵略戦争を

しようなどとは、

思っておらず、

今回の、世界的規模の

経済危機に対して、

むしろ、

アジアとの共生と、

西欧諸国との

連携強化の

方向に向かおうとしてます。


 この流れは、

急速に、世界を変えて行こうと、

しているように思えます。


 私たち日本人は、

何がしたくて、

どこへ行こうとしているのか。


 今、

日本人の新しいあり方

が問われています。


 ネオジャパニズムです。


 新しいものを求めれば、

求めるほど、本当は、

変わらないものの存在に、

気がつき、

新しいものとは、

変わらないものを

守る事になるような気がします。


 新しい形は出来ますが、

本質は変わらないのです。


 変わらない為に、

変わる。


 それが、今の日本に

突きつけられた、

現実だと思います。


 罪悪を感じる人が多いから日本の人はアジアを忘れ

 未来にてどういう事をしていれば幸せだろう僕らのアジア

 花などと浮かれておらず隣国の芸術には命を感じ


 God bless you !