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食中毒について(増補)〜感染型の食中毒とは?〜

2017-11-02 21:57:54 | 鍼灸学校での学び・国試勉強・受験勉強
食中毒には毒素型以外に感染型がある、と教わる。そんなバカな!?と思う。

鍼灸学校の「公衆衛生」の授業で食中毒には感染型と毒素型とがあり、毒素型は細菌が生み出した毒素によっての食中毒(例えば、ボツリヌス菌によるもの)、感染型は細菌が繁殖することによっての食中毒(例えば、腸炎ビブリオによるもの)である、と教わった。

自身では、毒素型というものはイメージ出来るけれども、感染型ということのイメージが、どうにも描けなかった。

教員に質問すると、「感染型は、細菌が存在し繁殖することによって、下痢や嘔吐といった症状を引き起こすもので、毒素によるものでは無い。」との説明で、それに対して「菌が食中毒を起こさせるものも出さずに、ただいる(存在する)だけで、食中毒になるんですか???」と再度問うたが、「感染型の食中毒っていうのは、そうなんですよ。」との答えであった。

しかしながら、生命体の一般性というものを考えるならば、生命体である以上は代謝=外界との相互浸透を必ず行なっている筈(でなければ生命体ではない)であるから、必ず何かを摂取して何かを排泄している筈であるし、菌が菌として生き続ける(実存?)ことができる為には、自身の環境を自身の生き続けるのに都合のよい環境に変える(整える)実力をも把持している筈である、ということを思うと、「(ただ)存在し増殖するだけ......」というのは、随分とおかしなことで、「それでは食中毒菌も生きていけないのでは?」と思える。

要するに、感染型の食中毒というものは、常識的に毒素とされるものを排泄していないだけでなんらかの人間に嘔吐や下痢を起こさせる物質を排泄(分泌?)している、か人間の消化管の環境に必要なものを摂取してしまうことで消化管の環境を変えてしまう結果として嘔吐や下痢を起こさせる、あるいはそれらのことで菌自身の生きられる、生き続けるための環境を創り出すということが、直接に人間の消化管に不都合な環境を生み出すことで、それら菌を排泄しようとする人間の反応が嘔吐であったり、下痢であったりする、のでは無いのか?と思える。

またそのように考えてみると、毒素型食中毒という捉え方もずいぶんと観念論的な捉え方、と思える。

どういうことかと言えば、菌が毒素を出すということは、もっと高等な生命体が相手を攻撃したり自身の身を守ったりするために、ある物質=毒素を分泌したり体内に保持したりするのとは違って、人間に食中毒を起こさせるための、起こさせようとしての毒素では無く、その生命体の代謝や生き続けるために自身の周囲の環境を整えるということのための毒素であり、それがたまたま人間に下痢や嘔吐を起こさせたり、神経毒というように働いたりしただけのことでしか無いのであるのに、毒素型食中毒といった場合には、その菌が、例えばボツリヌス菌が人間を食中毒にさせるために毒素を出している、と捉えてしまっているのでは?とも思える。(増補部分は、操作ミスで一度消去してしまったものを再現したものなので、当初とは少し違っている部分もある。悪しからず......)







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