コロナ自粛の今こそラジオ体操を見直すべき、と思える。
コロナ自粛のせいで外出機会が減って、結果として身体の不調から衰えにまでなっていってしまっている患者さんが多数おられる。運動することの大事性を実感させられている。
とはいえ、やっぱり外出が怖い、人との接触を避けたい、との思いが一般的な、であると思える。
そんな矛盾を抱えているみなさんには、ラジオ体操を是非にとおすすめしたい。
このように述べると、たかだか10分以内の運動で、と否定的な意見を持つ方も多くおられるかも知れない。特に、日々しっかりとした運動を行なって来ていた方にあっては、と思う。
しかしながら、「プリンの味は食べてみれば分かる」とのことわざ通りに、実際にラジオ体操を1か月程度でも続けて見ていただければ、その効果を実感していただける筈である。
では、何故にラジオ体操は僅かに10分以下の運動でそんなに効果があるのか?
それは端的には、ラジオ体操は人間体の歪、運動の足らざる部分を補うという内実を持っているから、である。
より詳細には、日本人の大多数の日常生活の歪を整える、足らざる部分を補うことで、一日中の運動と一緒になることで、しっかりと運動を整える、という構造を持つから、である。
ここは、以前にも論じているので、興味のある方は参照いただければと思うが、「コロナ外出自粛の今こそラジオ体操を是非に!」と思う。
ここは、僅か数分の施術で、鍼一本で身体の不調を整えることが出来る構造と同じことである、と思える。