東洋医学の実践的理論研究~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論の研究~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

靴の効用~現代の夏は身体の冷える季節~

2015-06-16 06:00:00 | 日記
靴を履きました。時代・社会の大きな変化感じます。

靴を履いた。と改めて言うと「?」となられる方がほとんどだとは思いますが、空手をやっていた時の習慣、感情で、私は寒くて足の冷える時期以外はほとんど靴を履くことありません。出来れば、昔々の日本人、武道修行者の様に年中、下駄か草履で過ごしたいとの思いあります。

しかしながら、近頃どこへいっても冷房がしっかり効いており、冬よりも逆に夏の方が冷える心配をしなければならない時代・社会へとなって来ています。

これは、夏は本来気温の上昇とともに、冬の、熱を保つ様な脳による生理的な統括に対して、熱を逃がす様な生理的な統括が行われるようになって行く時季なので、夏の暑さにしっかりと適応していればいるほどに、そう言う状態の身体にとって冷房で冷やすということは、冬よりも身体が冷えて行ってしまう構造を持つのに、そう言う構造を無視しての過剰な冷房が当たり前の時代・社会となってしまっているゆえだと思えます。

それでも出来れば夏に靴は履きたくないと、草履や下駄等で過ごしていたのですが、鍼灸学校に通い出して過剰に冷房の効いた電車に乗る時間が長くなって来て、仕方なく靴を履き始めました。

実際、靴を履いて見ると足の冷え全く感じず、膝や腰の古傷疼くこと無くなり、靴を履くことも、しっかりと足本来の運動が出来ないという短所とともに足を保護したり冷えを防いだりとの長所もあるのだと思わされました。

人間、時代・社会の変化には、嫌でも大枠では合わせていかなければならないものなのだと・・・・・・。
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