東洋医学の実践的理論研究~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論の研究~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

五要穴と五行穴〜如何に覚えるか〜

2017-06-21 12:24:09 | 鍼灸学校での学び・国試勉強・受験勉強
五要穴と五行穴を覚えている。具体のイメージを持っての学びの必要性痛感された。

鍼灸学校では、正穴と言われる経穴361穴覚えなければならないのだが、その中でも治療上重要とされるものがさらに絞り込まれて、各経脈ごとに五要穴(12経脈×5)と五行穴 (12経脈×5)という形で覚えることが求められる。

具体的には、五要穴(原穴、郄穴、絡穴、募穴、兪穴)と五行穴(井穴、榮穴、兪穴、経穴、合穴)で、五行穴はさらに「井穴、榮穴、兪穴、経穴、合穴」に陰経脈では「木、火、土、金、水」を陽経脈では「金、水、木、火、土」を対応させ、例えば、「難経69難」の「虚すればその母を補し、実すればその子を瀉す」という施術を行うのに使う。(この説明では意味不明だと思うが、鍼灸専門の方には常識レベルのことであるし、専門外の方にとってはどうでもいいと言っても良いことなので……)

さて、その五要穴と五行穴、両方ともが胃経の梁丘(郄穴)を除いて全てが肘から先にあるので、二つが入り乱れて覚えるのに苦労させられる。

鍼灸学校からは、両方を一緒にした一覧表を作成して覚えることを推奨されるのであるが、120穴が文字で並んだ表は、自身にとっては……。

そこで、いつもの如くにその歴史性(五要穴→五行穴)を踏まえて、また具体のイメージを描いての覚えること行なっている。

実際の経穴の並んだ絵として、五要穴と五行穴をみると、文字だけでの五要穴と五行穴の一覧表では見えなかったものが見えてくる、と思える。詳細には改めて説きたいと思う。具体のイメージを持っての五要穴と五行穴の学びに取り組んで行きたい。
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