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チラシの裏にでも書いていればいい日常と考えていることを書いているブログです。

ドビ氏が訴訟取り下げ・佐野没エンブレム騒動は何だったのか

2016-02-13 02:03:04 | ニュース

昨日読者登録させていただいている方が
久しぶりに「あしあと」を残してくださったので覗いてみて
初めてオリビエ・ドビ氏が2月1日までに訴訟を取り下げていたことを知りました。

そして
本当は昨年既にに私の中で結論は出ていたことなのですが
今あらためて
「佐野研二郎の没エンブレム騒動はいったい何だったのか」
ということについて書いてみたいと思います。

それは、一言でいえば「ネット民の勝利」ということでしょう。

そしてなぜこの騒動が起こったのかというと
初めて書きますが
失礼ながら、ドビ氏が馬鹿だったからということでしょう。

そしてこの騒動で金銭的はじめ多くの損失がありましたが
その責任は誰にあるかというと
これは、私的、個人的理由でエンブレムを取り下げた
佐野研二郎にあると言えると思います。

当初エンブレムの類似問題が訴訟になりそうな段階で
原告側は無謀だと思っていました。

そのうちにリエール劇場側の弁護士であるアラン・ベレンブーム氏が
10万人分の戦闘力のある凄い人だということを知りましたが

なによりサントリーでのトートバック騒動と
次々と出てくる佐野のパクリ疑惑。

これで私も反佐野側に寝返りましたw

でもこの裁判がどうなるのか
私としてはアラン・ベレンブーム氏に賭けるしかありませんでした。

その後、佐野が個人的、自己中心的理由でエンブレムを取り下げ

アラン・ベレンブーム氏のいるリエール劇場側が訴訟を取り下げ

この時に思ったのは
アラン・ベレンブーム氏は流石だなということです。
これこそ超一流の弁護士だということです。
戦わず勝利したわけですからね。
そして見事な引き際。

それでもドビ氏は取り下げなかったですが
まあアラン・ベレンブーム氏なしで勝手にやれと思ってました。


佐野研二郎関係で今も解決していないものの一つは
「多摩美術大学ポスターにおける盗用疑惑」です。
現時点でのウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E4%BD%90%E9%87%8E%E7%A0%94%E4%BA%8C%E9%83%8E&oldid=58273604から転記します。

2015年8月31日、佐野がアートディレクターを務めた多摩美術大学の広告のポスターに盗用の疑いがあると指摘された[114]。メガネ・サングラスの総合情報サイトであるGLAFASは、佐野がアートディレクターを務めた多摩美術大学の広告にGLAFASに掲載されている写真が使われているとの指摘を受け、『現在までに多摩美術大学および佐野研二郎氏、デザイナー香取有美氏からの連絡は来ておりません。』と明言した[115]。佐野の妻は、同年8月18日に他人の作品の複製・模写について「もう出てくることはないと思います」と語っていた[116]。多摩美術大学が2015年9月4日未明までに、アートディレクターの佐野研二郎が手がけた大学の雑誌広告シリーズ「MADE BY HANDS.」を公式サイトから削除した[117]。佐野側は、影絵は切り絵を作成し事務所内で撮影したもので、メガネはスタッフの個人所有のもので、いずれも盗用の事実はないと釈明したが、GLAFAS側は検証用の画像を公開して、撮影されたメガネはGLAFASを運営する「さくらヒロシ」の私物であり、細かい点がオーナーにあうように調整されたもので、それらの変更箇所やフレームのバリや付着しているホコリの位置まで一致とした[118]。他にも、「水に流れる墨汁」という作品で、流れる墨汁の形状が、2012年に公開された中国のポスターと全く同じことも指摘されている。([114]~[118]はリンク内にあります) 

これは佐野研二郎のみならず多摩美術大学のコンプライアンス、倫理観が問われる問題です。
コメント
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