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「ブラック企業」に見られるネット世論の変化

2015-12-05 13:46:47 | 日記・エッセイ・コラム

今年のブラック企業大賞にセブンイレブン・ジャパンが選ばれ、まあおめでたいことであります。
むしろ今まで選ばれなかったというより候補にも挙がらなかったことが不思議なくらいですね。

ブラック企業は底辺の従業員の待遇を中心に考えられてますが
セブンイレブンの場合はフランチャイズオーナーへの締め付けが酷いということで
20年以上昔から岩手来たことでありますが
オーナーへの締め付けがバイトにしわ寄せが来ているというのがノミネートそして受賞につながったようです。

ブラック企業大賞最有力? セブン-イレブンの搾取は本場・米国から見ても異常だ! 米国セブン経営者が「日本は軍国主義」 
http://lite-ra.com/2015/11/post-1723.html

それはいいとして
ワタミやすき屋が発端となってブラック企業ということが問題視されるようになって数年経ちましたが

りネット民が企業や店を評価する際に
「客目線」だったのが「従業員目線」になったことが大きな変化だと思います。

それまでは例えばこの店は安いとかサービスがいいとか
お得感、客の利益でのみ評価されていたのが
従業員に不利益はないのかという点が評価に加わったというのが大きな変化でしょう。

それは人口の多くが被雇用者、バイトから中間管理職までの層なのだから共感を呼ぶのは当然と言えば当然すぎることです。
「ブラック企業」という言葉は一年限りの流行語で終わらないのもそのためでしょう。


ブラック企業か否かはそこで働く従業員とそれに共感する労働者が決めることです。
だから経営トップの渡邉美樹が、うちはブラック企業ではないとか風評被害だとかいうのは
とんでもない的外れなことです。
コメント
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