カブクワ太郎のカブクワ飼育日記

カブトムシ、ノコギリクワガタ、コクワガタとカマキリ等を、昆虫が大好きな息子たちと飼育する日々を綴ります。

【名和昆虫博物館@岐阜】日本最古の昆虫専門博物館で過ごした至福のとき(その7)

2009-11-30 00:00:12 | その他の昆虫
さて、2階に上がると、「クイズで遊ぼう!学ぼう!不思議な昆虫の世界」というタイトルで、全13問のクイズを多数の標本を見ながら解いてまわるしかけでした。


【2階のクイズ①】

写真①

左が♂、右が♀で、同種のもの同士を組み合わせることを求める問題でしたが、左の4番と右の2番とが既に組み合わせと明示されているので、残り3種の組み合わせを当てるだけ・・・のはずが結構悩みました。


【2階のクイズ②】

写真②

この中に蛾が1頭だけいるのを当てよ、という問題で、ヒントとして「触覚に注目して下さい。」というアドバイスとともに、チョウと蛾の触角の写真が掲載されていましたが、これもかなり悩みました。
なお、問題とは別に「クイズ勉強室」というプレートがあり、昆虫に関してより深く学習できるようになっていました。


【2階のクイズ③】

写真③

そんなに難しくないだろうと高をくくっていたのですが、半分以上の問題でかなり長考しました。
結果は13問中、第1問だけ間違えたので、12問正解。
上記の写真(クイズ理解度チェック)の判定では、「マルスゾウカブト級」だそうです。(笑)

なお、クイズの正解数に関わらず、解答用紙に必要事項を記入して応募ポストに入れると、抽選で希望した標本が当たるかも?とのことだったので、一応応募しておきました。(これとは別に、博物館のアンケートに回答すると、やはり抽選で好きな標本が当たるかも?というのもあり、そちらも応募しておきました。)


さて、博物館内には、「隠れ展示シリーズ」というしかけもあって、ちょっと目立たない場所に変わった昆虫の標本が展示してありました。

以下にその一部をご紹介します。


【隠れ展示シリーズ(テングアゲハ)】

写真④



【隠れ展示シリーズ(世界最大を競うクモ)】

写真⑤

「ムラサキタランチュラ」というそうです。

【隠れ展示シリーズ(世界最大を競うクモと世界最大のサソリ】

写真⑥

サソリのほうは、その名もずばり「テイオウサソリ」だそうです。
ただ、解説文に書いてあるのですが、ムラサキタランチュラもテイオウサソリも毒はそれほど強くないそうです。


【隠れ展示シリーズ(オオキバウスバカミキリ)】

写真⑦



【隠れ展示シリーズ(ムカシトンボ)】

写真⑧

「生きた化石、日本の渓流に生き続ける!!」とプレートに記載されています。

これらのほかにも、隠れ展示はありますので、名和昆虫博物館に行かれた方はぜひ探してみてください。


あと、販売コーナーがあり、以下のような標本や、名和博物館の標本がたくさん掲載された大型ポスター、その他昆虫グッズが買えます。


【販売標本①】

写真⑨



【販売標本②】

写真⑩



【販売標本③】

写真⑪



【販売標本④】

写真⑫



高校生以上500円、4歳以上400円の入館料(団体割引あり)で、計900円かかりましたが、交通費を含めても私個人としては大満足の名和昆虫博物館でのひとときでした。

息子が「標本当たるといいなぁ!」と言ってましたが、クジ運が悪い私ですので、多分無理でしょう。(苦笑)


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【名和昆虫博物館@岐阜】日本最古の昆虫専門博物館で過ごした至福のとき(その6)

2009-11-29 23:10:16 | その他の昆虫
その他にも、トンボ、バッタ、カマキリなど身近な昆虫たちも数多く展示されていました。


【世界のセミアラカルト】

写真①



【オニヤンマ科、ヤンマ科のトンボたち】

写真②


【キリギリスの仲間たち】

写真③



【バッタの仲間たち】

写真④



【カマキリの仲間たち】

写真⑤



【ハチの仲間たち】

写真⑥

このオオスズメバチの標本は、かなり巨大でしたよ。
もし刺されたら、命を失う危険性を充分実感しました。


【白蟻の塔】

写真⑧



【パプアニューギニアの巨大ナナフシ】

写真⑨



【トロピカル・アジアの奇妙な虫たち】

写真⑩

「奇妙な」という形容詞はあんまりな気が・・・(苦笑)


【熱帯に棲む甲虫の代表たち!!】

写真⑪

この標本セットをこのまま家に飾れたらいいなぁ、と思いました。(笑)


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【名和昆虫博物館@岐阜】日本最古の昆虫専門博物館で過ごした至福のとき(その5)

2009-11-29 22:29:50 | その他の昆虫
クワガタにも美しい体色の種類がいますが、カナブンや、タマムシのメタリックな光沢の美しさにも思わず息を呑んでしまいます。


【美しいカナブンたち】

写真①



【美しい輝きのヤマトタマムシ】

写真②



【美しくかつ大きなオオルリタマムシ】

写真③



【オオルリタマムシの仲間たち】

写真④



【さまざまな色の輝きを放つタマムシたち①】

写真⑤



【さまざまな色の輝きを放つタマムシたち②】

写真⑥

日本のヤマトタマムシも美しいですが、青い色のタマムシ(インドネシア・ジャワ島のツマベニルリタマムシだそうです)が美しいと思いました。


さて、名和昆虫博物館の初代館長の名和靖さんはギフチョウの再発見者(命名者)なのだそうで、そのためカブクワ以外に、いやそれ以上にチョウの展示に力が注がれています。


【ネームプレートを写さなかったので種類不明】

写真⑦



【あまりの美しさに思わず息子を前に立たせて記念撮影】

写真⑧



【トリバネアゲハ】

写真⑨

解説文によれば、「豪華、華麗などという形容は主観的なもので、人によって意見が変わってきますが、チョウの世界においては、『世界で最も豪華、華麗なチョウは?』と問われた場合、ここに登場したトリバネアゲハの仲間を挙げておけば、まず間違いないでしょう。」とのことです。



【見る方向で輝きが変わる!!】

写真⑩



【シジミチョウの仲間たち】

写真⑪



【ヤマキチョウその他のさまざまなチョウたち】

写真⑫



【氷河期の生き残りパルナシウス】

写真⑬

解説文によれば、「総北区(ヨーロッパ~ユーラシア~北アメリカ大陸)にかけて分布するウスバアゲハの仲間は、異型アゲハと呼ばれる一群に属し、アゲハチョウ科の数少ない化石がこの異型アゲハの仲間であることから、起源の古い形質を持ったグループと考えられています。熱帯のチョウと違って、ぐっと渋い色彩ですが、赤や青の斑紋がかえって映える美しいものが多く、個体変異や地域変異の激しさ、標高の非常に高い場所にしか棲息しない珍種もいるなどのことから、研究家の熱い視線が注がれているグループです。」とのことです。


【オーストラリア区の美アゲハ】

写真⑭

解説文によれば、「ニューギニア~オーストラリアにかけては、豪華なトリバネアゲハの仲間が代表的なチョウとして君臨していますが、オオルリアゲハ、ミイロタイマイの仲間もこの地域の代表的な美酒で、忘れるわけにはいきません。飛んでいるときは、金属光沢を持つ青色だけが飛んでくるように見えるというオオルリアゲハは、他地域のチョウにはない強烈な美しさを持っています。また、独特の翅形に緑、青、ピンクなどの透かし窓を持つミイロタイマイの仲間も、非常に可愛らしく、特に女性に人気があるようです。」とのことです。


【ギフチョウの特設コーナー】

写真⑮


チョウに関しては、上記のとおり詳細な解説文が添えられている標本が多かったですが、やはりギフチョウは別格で、特設コーナーが設けられていました。

生体のギフチョウも飼育されているようで、大きな飼育ケースの中にサナギがいると書いてあったような気がしますが、見つけられませんでした。


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【名和昆虫博物館@岐阜】日本最古の昆虫専門博物館で過ごした至福のとき(その4)

2009-11-29 16:36:01 | その他の昆虫
引き続き多種多様なクワガタたちを鑑賞しました。


【ホソアカクワガタ属】

写真①



【ホソアカクワガタ属②】

写真②



【オウゴンオニクワガタ属】

写真③



【モーレンカンプオウゴンオニクワガタ】

写真④



【タランドゥスオオツヤクワガタ】

写真⑤



【シカクワガタ属】

写真⑥


【ストコイダルマクワガタ】

写真⑦



【ホワイティダルマクワガタ】

写真⑧



【マルバネクワガタ属】

写真⑨



さて、カブクワ以外にも、コガネムシ、カナブン、カミキリムシなどたくさんのコウチュウ目が展示されています。


【奇虫・テナガコガネ】

写真⑩

「奇虫」って、なんかかわいそうな言われ方のように感じたのは私だけでしょうか?(苦笑)
「奇妙な虫」ではなく、「奇跡の虫」という意味ならまだしも・・・


【キべりテナガコガネ】

写真⑪



【マレーテナガコガネとゲストロイテナガコガネ】

写真⑫



【イッカクオオツノハナムグリ属】

写真⑬



【ゴライアスオオツノハナムグリ属】

写真⑭



【カミキリムシの仲間たち】

写真⑮



【世界最大を競うカミキリムシ】

写真⑯

このカミキリムシはものすごく巨大で、もし生きていたら、ちょっと捕まえるのが憚られる気がします。


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【名和昆虫博物館@岐阜】日本最古の昆虫専門博物館で過ごした至福のとき(その3)

2009-11-29 15:54:50 | その他の昆虫
名和昆虫博物館の1階にある膨大な標本のなかで、外国産の巨大なカブトムシの次に目を引いたのはやはり外国産の大型クワガタたちでした。


【体長100mmを超える巨大クワガタ】

写真①



【100mmを超えるギラファノコギリクワガタ】

写真②



【100mmを超えるオオヒラタクワガタ①】

写真③



【100mmを超えるオオヒラタクワガタ②】

写真④



【オオヒラタクワガタ③】

写真⑤



【さまざまな大型のヒラタクワガタ】

写真⑥



【ミヤマクワガタ】

写真⑦



【ヨーロッパミヤマクワガタ】

写真⑧



【オニツヤクワガタの個体変異】

写真⑨



【オニツヤクワガタ】

写真⑩



【ラコルダールツヤクワガタの個体変異】

写真⑪



【ブルーマイスターツヤクワガタ】

写真⑫



【ギラファノコギリクワガタ】

写真⑬

ギラファノコギリクワガタは、標本だけでなく、生体も飼育展示されていました。


【マンディブラリスフタマタクワガタ】

写真⑭



【マンディブラリスフタマタクワガタとセアカフタマタクワガタ】

写真⑮



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【名和昆虫博物館@岐阜】日本最古の昆虫専門博物館で過ごした至福のとき(その2)

2009-11-29 01:48:44 | その他の昆虫
名和昆虫博物館の1階にはさまざまな昆虫の標本が展示されているのですが、やはり外国の大型カブトムシに見入ってしまいました。

(前回の日記中の写真にもありましたが)翅を広げた状態の標本がいくつか含まれていて、そのような標本は見たことがなかったので、「こういう見せ方もあるのだなぁ!」と驚かされました。


【アトラスオオカブト】

写真①



【ネプチューンオオツノカブト】

写真②



【サンボンヅノカブト】

写真③



【タイゴホンヅノカブトとビルマゴホンヅノカブト】

写真④



【ヒメゴホンヅノカブトとゴホンヅノカブト】

写真⑤



【3種類のゾウカブト】

写真⑥



【アクティオンゾウカブト】

写真⑦



【アクティオンゾウカブトとヤヌスゾウカブト】

写真⑧



【マルスゾウカブト】

写真⑨



【ゾウカブト】

写真⑩



【サイカブト属の仲間】

写真⑪



【サタンオオツノカブト】

写真⑫



【タテヅノカブト属】

写真⑬



【ヒメカブト属】

写真⑭



【モーレンカンプオオカブト】

写真⑮



【南アメリカのカブトムシ】

写真⑯



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【名和昆虫博物館@岐阜】日本最古の昆虫専門博物館で過ごした至福のとき(その1)

2009-11-25 22:40:47 | その他の昆虫
日本最古の昆虫専門博物館である、岐阜の名和昆虫博物館に息子と二人で行きました。

カブクワはもちろん、さまざまな昆虫たちの標本(一部に生体も)が展示されており、時間が過ぎるのを忘れて見入ってしまいました。

7回に分けて、素晴らしい展示物の一部をご紹介します。


【岐阜公園の入り口】

写真①



【名和昆虫博物館の看板】

写真②



【名和昆虫研究所昆虫記念館の解説文】

写真③



【博物館の入り口を示す矢印】

写真④



【名和昆虫博物館の看板】

写真⑤



【名和昆虫博物館の入り口】

写真⑥



【名和昆虫研究所】

写真⑦



【名和昆虫博物館の敷地前】

写真⑧



【博物館に入ってすぐのところ】

写真⑨



【翅を広げたヘラクレスオオカブト】

写真⑩



【ヘラクレスオオカブトのカップル】

写真⑪



【ヘラクレスオオカブトの個体変異】

写真⑫



【ヘラクレスオオカブト】

写真⑬



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【日本モンキーパーク】マダガスカルの珍しい昆虫たち!

2009-11-23 23:07:11 | その他の昆虫
連休初日、愛知県犬山市の日本モンキーパークに行ったところ、「進化のオモチャ箱 マダガスカル展」というイベントがあり、そのなかで珍しい昆虫たちが展示されていましたので、思わず見入ってしまいました。


【展示会場入り口の看板の巨大鳥】

写真①

エピオルニスという名前の鳥だそうです。
背の高さは3メートル、体重は450キログラムと、ダチョウよりはるかに大きな鳥ですが、既に絶滅しています。


【ダーウィンの予言】

写真②

解説文をそのまま転載します。
 マダガスカル島にはアングレクム・セスキペダレという長い花のランがあります。
 進化論で有名なチャールズ・ダーウィンはそのランの蜜を吸うことができる長い口吻を持つ蛾がいるはずだと予言しました。ダーウィンの死後に長い口吻を持つキサントパンスズメガが発見されました。



【マダガスカルオオゴキブリ】

写真③

解説文には以下のように書かれていました。
 日本で見るゴキブリと違って翅がありません。
 林床に生息し、落ち葉や倒木の下に隠れています。果実や草花を食べ、害虫ではありません。

全然動かないので、標本かと思っていたのですが、息子が「生きてるよ!」と言うので良く見ると、触覚がかすかに動いていました。
日本のゴキブリと形が全く異なっているし、動きものろいので、これなら飼育できるかも知れません。
・・・ただ、「オオゴキブリ」という名前にどうしても引いてしまいます。(苦笑)


【マダガスカルオオトビナナフシ】

写真④



【マダガスカルオナガヤママユ】

写真⑤



【アンテノールオオジャコウアゲハ】

写真⑥



【ニシキツバメガ】

写真⑦



以下は、昆虫ではありませんが、私が興味をもった動物等です。


【エピオルニスの卵(実物)】

写真⑧

隣のダチョウの卵が、まるでウズラ卵のようです。(笑)


【「生きた化石」シーラカンス】

写真⑨

残念ながら、「標本のレプリカ」だそうです。


【ワオキツネザル①】

写真⑩

マダガスカル島だけに生息するサルなのだそうです。


【ワオキツネザル②】

写真⑪

Waoランドという、サルとの間に檻のない、オープンエアーな生態展示スペースで、目の前をあっという間に走りぬけるワオキツネザルとのふれあい(?)が楽しめます。


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