晴朗無上

日々の出来事など

786 複雑・・・

2010-11-08 13:49:40 | Weblog
三宅一郎さんの「桂よ!」を読んでから
森村桂さんの「アリスの丘のケーキ屋さん」を読むと、
ちょっと複雑だ。

桂さんが、こんなふうに書いている裏で、
三宅さんはとても苦労されてたこととか、
お金に苦労したという割には、
なんだかえらい人と交流があることをちらり、ちらりとほのめかす・・・
(これは、二人に共通してること)
結局、お嬢様は、最後までお嬢様だったのか・・・
と思う。


荻原魚雷さんが「本を読んでいると『つながる!』と思うことがある」
と自著に書いていたけど、
わたしもよくそう思うことがある。
桂さんと、林芙美子の養子・泰ちゃんが学習院で一緒だったということ。
もちろん年齢が違うので、泰ちゃんが入学したころ、桂さんは上級生にいたのだけど。

お芙美さんは、学習院にこだわりを持っていたらしい。