晴朗無上

日々の出来事など

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2008-04-07 20:25:13 | Weblog

「車輪の下で」

 昨日のブログを書いているとき、ちょっと動揺してて、
 明け方読み終えた「車輪の下で」の感想を書き忘れた。

 物語の後半、神学校をやめてからは、かなりのスピードで
 読んでしまった。
 希望と絶望がわたしの頭の中をうずまき、
 はやく、ハンスの将来を見たかったんだと思う。
 
 (中学生のときに読んでいるんだけど、ラストは忘れてた)

 そして・・・
 お酒を飲んで、ちょっといい気分になったハンスだったのに。

 最後の場面、読んでいて、ミレイの「オフィーリア」が頭に浮かんだ。

 ハンスがオフィーリアのように、水に流されていく・・・
 可愛らしい顔で、ほとんど陽気そうにも見える顔で。

 涙がとまらなかった。


 ・・・中学生のときは泣いただろうか?記憶にないな。


まるで短編映画のような・・・

 亀山先生の今日のブログは、すてきだった。
 現実と夢と。
 読みながら、わたしの頭の中に映像ができあがり、
 まるで、おしゃれなフランス映画のようだった。

 な~んて、思い込みがはげしいからな、わたしは。