「車輪の下で」
昨日のブログを書いているとき、ちょっと動揺してて、
明け方読み終えた「車輪の下で」の感想を書き忘れた。
物語の後半、神学校をやめてからは、かなりのスピードで
読んでしまった。
希望と絶望がわたしの頭の中をうずまき、
はやく、ハンスの将来を見たかったんだと思う。
(中学生のときに読んでいるんだけど、ラストは忘れてた)
そして・・・
お酒を飲んで、ちょっといい気分になったハンスだったのに。
最後の場面、読んでいて、ミレイの「オフィーリア」が頭に浮かんだ。
ハンスがオフィーリアのように、水に流されていく・・・
可愛らしい顔で、ほとんど陽気そうにも見える顔で。
涙がとまらなかった。
・・・中学生のときは泣いただろうか?記憶にないな。
まるで短編映画のような・・・
亀山先生の今日のブログは、すてきだった。
現実と夢と。
読みながら、わたしの頭の中に映像ができあがり、
まるで、おしゃれなフランス映画のようだった。
な~んて、思い込みがはげしいからな、わたしは。