憲法九条やまとの会

今、日本国憲法九条改憲を止める
 ・・・平和を望み、維持したい・・・

「我、自衛隊を愛す 故に、憲法9条を守る」読みました

2009年10月30日 | 私たちのイベント情報

2007年08月30日

「我、自衛隊を愛す 故に、憲法9条を守る」読みました

「我、自衛隊を愛す 故に、憲法9条を守る」防衛省元幹部3人の志 (かもがわ出版)
を読みました。元政務次官、官房長、教育訓練局長をされた3人が護憲を訴える理由です。
本当に自衛隊員の命を預かる最前線の責任者ならではの責任感にあふれた言葉は心に響きました。こんなに真剣に日本のことを考えてくれている人がいてくれたことがありがたく、涙がでました。
 それに比べて、机上の空言や、マネーゲームの上で、戦争を語る政治家のなんてチャチなこと。。。なさけない、、
以下が、本書を読んで、そうか~と思った部分です。(カッコ書き)

「武士道は、刀は磨くべし、されど用うべからず。剣聖、上泉信綱が到達した世界は(無刀)剣を捨てた形でありました.武の本質は和である。これが日本の、東洋の武の鉄則であります」、、ですって。
刀をもたなくても相手をひるませる、すごい精神を持つことなんだと思う。そこまで言える文化を持っているなんて、’サムライ’が尊敬されたわけだ。、、、武道は教えるべきかもしれない。

「戦争になった場合に日米安保体制がどのように機能するかということは、征服幕僚の研究としてはともかく、政治的問題としては実はあまり意味はない。
というのは、日米安保条約の本質は、戦争になったら米国はどう支援するかということではなく(日本は戦争に耐えられない)、戦争をどのようにして押さえるかということにあるからです。」(久保卓也防衛次官)

現実問題、日本は戦争なんてできない。
外交官の泰斗中川融氏は、「国土が米、ソ、中国のごとく広大でなければ核戦争には生き残れない」と断言したそうです。もっともです。
「日本では防衛というと、日本が攻められた時どうだといった議論が多いのですが、それは極限状態、日本にとってはカタストロフィー(大破局)なんですね。防衛政策というのはそうした破局的な状況になるのを、いかにして回避するか、国が生き残り発展していくための方策を考えることです」(西広整輝元防衛次官)

「 ・・・周辺4国(中国、ロシア、南北朝鮮)に、対日侵攻の名分やメリット、能力のないことは明らかでしょう。
在日米軍再編の「中間報告」や「最終報告」も、このような4国からの本格的な対日上陸侵攻などには一切触れてもいません。・・・・万一にも、米軍が一方的に北朝鮮を崩壊させようとした時、北朝鮮の2100期のノドンミサイルが、日本海沿岸に濫立する十数基の原発を爆破するかもしれません。・・・・」

さすが、最前線で命をはっていた自衛隊幹部の発言には曇りがない。
次回「憲法九条やまとの会」で講師に推薦されている竹岡さんに期待が高まりました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。