TRIVIAL JUNK Blog

ダラダラコスプレイヤー”克晴”の、コスと映画とその他諸々。

SAW 5 ★★★☆☆

2008-12-13 23:53:53 | 映画
毎年クリスマスのお楽しみ!赤いし!
<公式サイト>

なんだかんだで観に行ってしまう騙しと痛さとグロさの祭典・SAWシリーズ。
一応ネタバレ無しのつもりで書きますが、本シリーズに関しては何を書いてもある程度ネタバレになりかねないので、一切情報を入れたくないというかたはとりあえず「しょぼかった」という感想と、1~4を見てないと全く意味が分かりませんよという情報だけお受け取りのうえ、ブラウザをお閉じ下さい。



さて、SAW1の完成度に衝撃を受けつつも、その後グロさ増量・トリック減量を繰り返された本シリーズ、だんだんこちらも「まぁ適度にどんでん返しがあってグロければいいか」という諦めの境地に達しつつありました。
最初からそのぐらいの期待値で見れば、ガッカリすることもないでしょうし。

…と思ってたのに、その更に下を行く筋立ての薄さにはガッカリどころか逆にビビった。

今回のお話は、前作で犯人だと判明したホフマン刑事の「ビギニング」がメイン。
1から4までの疑問を解消しつつ、いかに彼が新ジグゾウとなっていったかを描きます。
ただ「疑問」とは言っても、別に説明されなきゃされないで大して困らないような細かいモンばっかだったので、「おお!そうだったのか!」という驚きは皆無。
心理描写も充分とは言いがたく、面白みは感じませんでした。
やたらと時系列をいじくっていましたが、これもただ分かりにくいというだけであんまり効果的ではなかったような。

一方いつもの殺人ギミックですが、こちらもなんだか力不足。
仕掛け的にも、犠牲者たちの行動的にも、あんまりハラハラ出来ずじまい。いい加減こっちが慣れているというのもあるでしょうが、どうも不満が残ります。
まぁそうは言ってもそこはそれSAWシリーズですから、見てて「痛ってぇぇぇ!」とタマキソが縮みあがるシーンはしっかりあります。苦手な人はヘソの下辺りに気合をタメて鑑賞しましょう。


なんとなく今回は1~4の総集編かつ「6」へのつなぎ、みたいな印象でした。なので単品では魅力不足というのが正直なところ。
とは言えあからさまに次回へ繋げる気満々のネタもあり、そこはやっぱりシリーズのファンとしては気になるわけで、なんだかんだで来年のクリスマスもSAWで決まりですね!


SAW3感想
SAW4感想



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