くまもとよかとこ案内人の会

熊本観光ボランティアガイドの会です。主に熊本城や熊本市内をご案内いたします。

2016年11月の熊本城(26) 東十八間櫓

2016年12月15日 | 熊本地震後の熊本城

おはようございます。

くまもとよかとこ案内人の会のブログにアクセス頂きありがとうございます。

 

 

のろのろと熊本城を散歩中です。のろのろしているから東十八間櫓の様子がどんどん変化していきました。

今日はそのあたりを写真を中心に紹介します。

あっ、その前に地震後からこの前の作業までの様子はこちらをご覧ください。

東十八間櫓の石垣の石材はどこにいった?

今日の記事だけ見ると、何がなんだかわからないと思うので・・・。

(2016年11月2日撮影) 

 

この東十八間櫓の石垣は少し変わっています。

中は栗石エンリーです。土はありません。

これを見ることができたのは、地震で崩れてしまったからです。

こういう貴重な場面を自分の目で見ることができたのは、本当に大切にしたいと思っています。 

 

  

 

(2016年11月10日撮影) 

 

 

下は栗石だらけです。

上部の栗石を下にかき集めています。 

これにより上部はすっきりしたんですが・・・。 

 

 

(2016年11月24日撮影) 

上部に何やら白いものが・・・。 

 

 

 

これ除草シートです。

直接モルタルを吹き付けると栗石に影響があるから、まずは除草シートで保護しモルタルを拭きつけます。 

 

 

(2016年12月1日撮影)

モルタルが吹きつけられました。

でも、下にはたくさんの栗石が・・・。

 

 

 

 

遠目なのでよくわかりませんが、この時点ではまだネットはかけられていないようです。

でも、ここまでくると、あの地震で崩れた様子はまったくわかりませんね。

復旧するには、前進あるのみですが、地震から半年ちょっとで、ここの光景がどんどん変わり、複雑です。

なんと表現していいのかわかりませんが、何もかも撤去され、モルタルが吹きつけられ、これはこれで前に進んでいることはわかりますが、なんかあの悲惨な光景を忘れ去られるような気もして・・・。

それがいいのか悪いのかもわからず・・・。

 

 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
400年以上 (サンシャイン)
2016-12-15 21:26:58
地震後の東十八間櫓の様子はネットで頻繁にチェックしていましたが、本当に綺麗になりましたね。
ここまで綺麗になって、すごいです。

それにしても、東十八間櫓も前回の北十八間櫓も400年以上も勇姿を見せていたんですよね。
人間の約5倍です。
その間に何人の方が生まれてから死ぬまでの一生を送ったことでしょうか。
最近、そのように考えました。
東十八間櫓も北十八間櫓も宇土櫓と同じ築城時の建物ですので、回収した建材で元通りになることを願っています。
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Unknown (管理人・川村)
2016-12-16 11:05:48
■サンシャインさん

こちらは関係者のみなさんのおかげできれいになりました。
栗石も毎日どんどん撤去されています。

重要文化財の建材はひとつひとつ丁寧に撤去され、きちんと管理されています。だから、必ず戻ります。

私はこの東十八間櫓の下を歩くのが大好きでした。

来年は地震前の熊本城をアップしようと思っています。
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