通勤時間が倍になった。
駅の数は数えたくもない(笑)
そして思い出すのは20年前の浪人時代だ。
高校時代に好きなことばかりやっていて、卒業後1年は初めて「塾」というものに通い、ひたすら机に向かわざるを得ないはめに……。
沿線の景色が、記憶をよみがえらせる。
自習に最適な静かな図書館がある駅、浪人仲間がいた寮やうまいトンカツ屋のある駅……。
そして、苦~い思い出のあの駅も。
ある日の帰り、満員の車内で突然息が苦しくなり、たまらなくなった。
浪人時代の後半。成績がやや落ちかけ、だいぶ追い込まれていた。
多摩川のそばにあるホームを降り、ぷらぷらと歩き出した。
「一体、こんなに詰め込んで何になんだろう?」
夕方、河川敷に座り、しばらくボーっと過ごした。
完全には解決されないものの、少しだけ気持ちが楽になった。
数か月後、ギリギリで目標にたどりついたのも、あの日の夕方、「休む」ことを覚えたからだった。
途中下車もいいもんだと思う。
駅の数は数えたくもない(笑)
そして思い出すのは20年前の浪人時代だ。
高校時代に好きなことばかりやっていて、卒業後1年は初めて「塾」というものに通い、ひたすら机に向かわざるを得ないはめに……。
沿線の景色が、記憶をよみがえらせる。
自習に最適な静かな図書館がある駅、浪人仲間がいた寮やうまいトンカツ屋のある駅……。
そして、苦~い思い出のあの駅も。
ある日の帰り、満員の車内で突然息が苦しくなり、たまらなくなった。
浪人時代の後半。成績がやや落ちかけ、だいぶ追い込まれていた。
多摩川のそばにあるホームを降り、ぷらぷらと歩き出した。
「一体、こんなに詰め込んで何になんだろう?」
夕方、河川敷に座り、しばらくボーっと過ごした。
完全には解決されないものの、少しだけ気持ちが楽になった。
数か月後、ギリギリで目標にたどりついたのも、あの日の夕方、「休む」ことを覚えたからだった。
途中下車もいいもんだと思う。