むすぶ つなぐ

「悪の枢軸」とされる国から思いつくまま……。

ドメスティック

2009年04月05日 03時15分53秒 | Weblog
職場は絶好の場所にあるのに、金正日さまのおかげで、じっくり花見もできない。
でも、今しかない!昼間に1時間ほど会社を抜け出した。
桜の木の下に新聞を引いてゴロ~ン……。

たかが桜、されど桜。
余裕がなくなってる心の隙間に、大事なものを埋めてくれる感じ。


各地を転勤したきたけれど、どこでも桜の名所だけは忘れない。
水面に桜が映る北部の琵琶湖畔、めちゃくちゃ開花が早い高知城、水鳥も飛び交う昆陽池、桜のデパートのような大阪造幣局……。
どれもいい思い出ばかり。

  ×   ×

あっという間にもう日曜日。
思えば今週はなんだか会社にばっかりいるけれど、水曜日の夜だけは仕事を離れて楽しかった。
地球の裏側の南米チリから大学時代の友人、先輩夫婦が一時帰国。
大勢で一緒にバカ話ばかりして、数時間がすぎた。

海外で活躍する友人が増えてきた。
あいつにあいつ、英語が大嫌いだった意外なあいつも……。


「外」の生活もうらやましいけれど、桜はドメスティックな良さを再認識させてくれる。

踏ん張る

2009年04月05日 02時53分20秒 | Weblog
まるでお祭り騒ぎだ。
ひねくれた性格なのか、周囲が騒げば騒ぐほど自分は冷めていく。
結局、発射しなかったから、明日以降に持ち越し。


外国のメディアは、すでに「ミサイル」という言葉を外し、だいぶ冷静になっている。
なのに、NHKや日本の各新聞は「弾道ミサイルの発射」という言葉を使い続け、驚異を煽っている。

日本のメディアは大きな流れができてしまうと、なかなか変わらない。
松本サリン事件で、みんなが一斉に河野さんを犯人に仕立て上げた時の構造と、根本は変わらないと思う。


一番考えたくないのは発射後に、弱いところへ変なエネルギーが向かうこと。
過去の地下核実験やミサイル発射の時には、必ず在日コリアンの子供たちが被害に遭う事件が起こっている。

  ×   ×

そんな中、ちょっと違った視点で踏ん張っているメディアが東京新聞だ。
北朝鮮の国民の窮状ぶりを伝えるジャーナリストのインタビューや、日本の政府が進める「ミサイル防衛」がいかに世界の潮流から遅れているかを書いた論評も載せている。
なんだか悔しい……。

◆東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2009040402000053.html