空手つれづれ

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いい質問ですね、波足立ちとサンチン立ち

2022-11-21 10:04:38 | 日記

久々なので何度目の質問か、忘れた。また質問ではないが疑問に思うことと思われるので思ったときに書いてみる。

 沖縄の空手は、明治時代に那覇手が導入されるまでは単に「手」と呼ばれてのちに「首里手」と呼ばれる空手のみだったらしい。

その空手も一部の人のみに口伝で伝わったので普及もしていなかったようだが明治維新によって大きく進歩したと聞いている。

 また那覇手が普及するにつれサンチン立ちなどの名称が広まったがもともとピンアンの形に足幅が一歩広い「波足立ち」というたち方があり、ほかの文献で「並足立ち」というのを見かけたがおそらくさざ波のような運足を取るので、また「波返し」の名所も見られるので波足の方だと思う。

 足が一歩ずれるのは同じだが首里手では騎馬立ちの歩幅を一歩前に取る。横幅は肩幅に足の先の方が来るのに対してサンチン立ちはかかとが来て狭く取り呼吸法を使うのが特徴である。フルコンタクトの空手ブーム以来このようなたち方はうやむやになっているようでまたこだわる流派も少ないが、私どもでは伝承としてこだわっている。

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