こんばんは
京急800形も残り1本なったので
寂しいなあと思うKボーイです
800形はきしり音を上げながら、
猛然と加速する姿がいいですよね
でも、実車がいなくなったら
鉄道模型で遊べばいい
そこで、今日は京急800形の
Nゲージについてお話いたします
マイクロエース製ではありません
KATOの京急800形です
かれこれ25年以上生産していませんが、
今でも強い支持を集める製品です
KATOが京急800形を製品したのは、
1980年代前半でキットとして発売されました
同時期には阪急6300系も発売されましたが、
それと比較して京急800形は細かなパーツ多用
上の画像をご覧になれば
お分かりになるかと思いますが、
ジャンパ連結器のホース表現や
乗務員ステップも再現されています
このように、
現行水準の製品に負けないぐらい
精密な仕上がりとなっていました
そんな製品ですが、
キットと完成品、太帯仕様と細帯仕様
といった感じで複数の製品があったようです
その中で私が所有するのは、
品番10-322「京浜急行電鉄 デハ800形」
になります
細帯仕様の6両セットで1993年生産
おそらく最新ロットになります
模型の構成としては3+3の編成で、
812編成と825編成の車番が印刷されています
この2つの編成は中間車組み込みによる
6両貫通編成化が昭和61年(1986年)と、
昭和59年までに完了した多数派よりも遅く、
細帯塗装で3両編成を経験した編成になります
あまり話すと長くなるから、
模型の細かいところを見ていきましょう
(前面)
最近のシャープな比べると、
どこかぬぼっとした顔つきです
でも800形らしくていい顔だと思います
次に側面を見てみましょう
(先頭車825-3 側面)
パッと見では
30年以上前の製品とは思えないです
何も知らなければ、
本当に素晴らしい製品に見えます
しかし、有名なネタですが
KATOの京急800形の側面には
致命的なエラーがあります
行先表示部を見てみると、
実車が左から種別表示、
行先表示の順にも関わらず、
なぜか逆に配置されています
何故このような致命的なエラーを
関水金属がやらかしたのかは永遠の謎
屋根上を見てみましょう
先ほど京急800形と阪急6300系は
同時期に発売されたと申し上げました
その阪急6300系が現行製品でも
クーラーと屋根が一体成型ですから、
京急800形は破格の待遇であった訳です
ところで、下の実車画像を見てみると、
クーラーとクーラーの間に
白くて小さな屋上機器が見えますね?
これは排気扇と呼ばれるもので
側面窓がすべて固定窓であった
812編成にまで装備されています
模型の方にはそれがありませんので、
KATOの京急800形は813編成以降が
プロトタイプになります
トレジャータウンに排気扇の
そのものずばりのパーツ(品番TTP117)
がありますので活用してはいかがでしょうか?
中間車の屋根もすごいですよ
これに関しては
下手な現行製品よりも高い水準にあります
1980年代の製品で
ここまで立体表現したことに
ただひたすら敬意を表します
ただし、側面用ではなくすべて前面用です
種別は普通と急行
行先は「品川」「新町」「金沢文庫」
「新逗子」「浦賀」「三浦海岸」
「三崎口」「試運転」です
最後に車両紹介です
ここまで最新ロット製品を
簡潔にご紹介しました
実車が消えそうな今、
Nゲージを出すなら
絶好のアタックチャンス!
マイクロエースはともかく、
KATOが京急800形を
再び作る日はあるのでしょうか?
まずないと思います
もしこの記事を書いてから
1年以内に製品化発表したら、
私はホビーセンターカトー東京店で
車両セット2本、および共通部品を除く
全ASSYパーツを予約しまっせ
ただしKATOは突拍子もないことする
Nゲージメーカーではあります
京急2100形だってそうでしょ?
突如発売したのは良いけど、
未だに自社で関連製品が一個もない現状
なんだかねぇ
でも、仮にKATOが京急800を
最新技術をもって新規製作したところで、
この製品に敵わない部分がでてきそうです
特にどこか愛嬌のある
ぐでっとした顔つきは、
デジタルではまず無理でしょうね
そう思えるぐらいの出来ですよ、
この京急800形は
以上です
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