こんばんは
さて、今日のお話は先日買いました
KATO E217系 横須賀・総武快速線新色
についてです。
実車はE235系への置き換えも進んでおり、
ちょうどいいタイミングで発売されました。
今回は基本セット8両と付属4両編成の12両での購入です。
おや、15両じゃないの?
お金がないのよ(切実)
編成は基本編成がY-35編成、
付属編成がY-131編成になります
仕様としては更新車でサロの台車から
ヨーダンパが撤去された仕様です
それはさておいて、
何より大事なのは帯色の改良
旧製品の色は残念な色合いでした。
これが今から13年前に買った時の画像です。
青は水色に近いし、
クリームはカスタードクリームみたいな色
予約してこの仕打ちだったので、
あきれ果ててすぐに手放しました。
その点については、
今回は非常に良くなりました。
(色の再現もばっちり)
◎模型の概要
今回の模型は2024年9月上旬に発売されました。
実車は引退が進んでおりますが、
プロトタイプとなったY-35・Y131編成共に
発売時点では残存しております。
〇主な仕様
- 8両編成基本、3両増結セット、4両付属編成セットで構成
- プロトタイプはロングシート車側面窓が3分割タイプの中期型(6次車)
- 車体妻面にビードのない東急・新津製ボディを再現
- 機器更新・帯色変更後の姿を再現
- 先頭車は強化形スカート装備で、ベビーカーマーク印刷済み
- 1号車と増4号車は先頭車運転台側はフックなしKATOカプラー密連形を装備
- 増1号車は電連表現付ダミーカプラーを装備
- 中間連結部はフックありKATOカプラー密連形装備
- 各車ラジオアンテナは濃い灰色成形
- 動力はスロットレスモーターを採用
そうそう、実車についてですが、
E217系も製造時期によって細かい差異があります。
1次車から8次車あって、
私の中では
量産先行車→1次車
前期型→2・3次車
中期型→4~6次車
後期型→7・8次車
と大まかに分類しております。
中期型の特徴は1号車・クハE216-2000形のトイレが車いす対応の洋式になったのことです。
また同時に、従来の1~3次車編成の1号車にも、洋式トイレを装備したクハを組み込むことが決まり、従来のクハは新製される付属編成の増1号車に転用されました。
元々は基本編成用ですから、電連が付いております。
そのため横須賀線で通常併結運転のすることのない、増1号車にも電連付きが登場することになりました。
なので今回の増1号車・クハE216-2012に
電連表現があるのはそのため。
裏を返すと、付属編成はプロトタイプ選びに注意しないと
とんでもない地雷を踏んでしまいます。
例えばクハE216が川重製だったとか
〇基本セットの内容
(8両基本セット ウレタンは8両分です)
□製品名:品番10-1977「E217系 横須賀・総武快速線 8両基本セット」
□車両
●1号車 クハE216-2048
●2号車 モハE216-2069
●3号車 モハE217-2069(動力車)
●4号車 サロE216-35
●5号車 サロE217-35
●8号車 モハE216-1035
●9号車 モハE217-35
●11号車 クハE217-35
□付属品
●屋根機器(信号炎管・列車無線アンテナ)
●行先表示シール
●ライト消灯スイッチ用ドライバー
●電連(1段)
付属のパーツはこちらです。
1号車と増4号車の運転台側連結器が
フックなしタイプになったために、
電連パーツが付属するようになりました
行先表示シールはこちらです。
前面表示は「横須賀-総武線」のみです。
行先は「久里浜」「横須賀」
「逗子」「東京」「津田沼」
「千葉」「君津」「上総一ノ宮」
「佐倉」「鹿島神宮」「成田空港」
が収録されています。
なお、運行番号は現行ダイヤではなく
2023年3月改正のものです。
- 「0516F」~「0517S」:千葉→久里浜
- 「0967H」:逗子→久里浜 ※4両単独
- 「1424F」~「1425S」:千葉→横須賀
- 「1802F」~「1803S」:千葉→逗子
- 「1504H」:久里浜→逗子 ※4両単独
- 「0730F」:(鹿島神宮)佐倉→東京
- 「1942S」:逗子→東京
- 「1836S」~「1837F」:久里浜→津田沼
- 「0626S」~「0627F」:久里浜→千葉
- 「1020S」~「1021F」:逗子発君津行
- 「1514S」~「1515F」:逗子→上総一ノ宮
- 「2520M」:鹿島神宮→佐倉(東京) ※4両単独
- 「2002S」~「2003F」:逗子→佐倉
- 「2545M」:(1929Fから分割)佐倉→鹿島神宮 ※4両単独
- 「1828F」~「1929F」:久里浜→成田空港(鹿島神宮)
一通り網羅しております。
手元に資料がないので、
11両なのか、15両なのかはわかりません
基本セットの内容は以上です。
〇4両付属編成セットの内容
(ウレタンは7両分です)
□製品名:品番10-1979「E217系 横須賀・総武快速線 4両付属編成セット」
□車両
●増1号車 クハE216-2012
●増2号車 モハE216-2062
●増3号車 モハE217-2062(動力車)
●増4号車 クハE217-2031
□付属品:基本セットと同じ
中身は以上です
今回は、運行番号を「1425F」、
行き先を基本編成が「横須賀」、
付属編成はもちろん「逗子」にしました
◎模型の細かいところ
まずはお顔からです。
お顔の形に変わりはありませんが、
電連パーツが効果的ですよね。
側面を見てみます。
(クハE217-35 山側)
側面の帯や標記の印刷は良好です
(モハE217‐35 山側)
機器更新された床下を再現しています
(VVVF部拡大)
(モハE216-1035 山側)
中期型(6次車)がプロトタイプなので
ロングシート車の側面大窓も3分割タイプです。
(SIV部拡大)
(サロE217-35 山側)
グリーン車のシートは上り向きです。
グリーン車の台車は2011年頃から
ヨーダンパが撤去されたので、
それも再現されています。
側面は以上です。
(モハE217のパンタ周り)
(普通車のクーラー)
(濃い灰色になったラジオアンテナ)
細かいところは以上です。
◎まとめ
いつものように
いろいろ書きました。
旧製品に比べて
様々な部分でアップデートされて
喜ばしい限りです。
実車はすっかりくたびれた姿になってしまいましたが、模型ならいつまでもきれい姿ですよね
以上です。
関連記事
KATO 255系「Boso View Express」→こちら
(旧製品ですが、造形などは現行品と差異がありません)
おまけに実車の写真をあげておきます
(実車Y-35編成・東逗子駅にて)
スカートが汚れすぎて、ちょっとびっくり
(逗子に到着する上り電車、この後増結作業です)
(付属編成を増結、相方はY101編成)
(ヨーダンパが撤去されたグリーン車の台車)
(クハE216-2048のアンテナ周り)
この日の相方の付属編成は量産先行車のY-101編成でした
アンテナ周りのビードの処理も異なりますね。
こんな感じであげておきます。