Kボーイの根岸線日記

鉄道が大好きな管理人によるブログです
主に京浜東北・根岸線について書いていきます 
とかいいつつ模型ネタ多め

未だに中庸を見いだせない、Nゲージとのつきあい

2021-07-21 09:12:01 | 鉄道模型‐全般

こんばんは

突然ですが、今日はポエマーになります。

普段書かないような文章を書くわけですが、Kボーイは猛暑で頭がおかしくなった、と思っていただけると幸いです


 おかしい。209系京浜東北線を買いに行ったのに、貨車まで買い込んでしまった。

 約20年Nゲージ趣味をやっているが、今までこのような節操のない買い物を幾度なく繰り返してきたのだろうか。これは面白い車両だ、出来がよい、というので安易に買ってしまう。ところが、なんでも気に入るというわけではない。なんだかんだと好みにうるさいし、飽きっぽいところがある。いい加減な買い物で増えた車両が、お気に入りになることはそう多くはない。本当に心からつきあえる車両はわずかなのだ、と思ってよい。

 つきあいがうまく行かなかったら、行きつく先の一つが中古模型店である。査定中は、時間まで外で潰す時もあれば、店内を見渡すこともある。つい先日発売されたばかりの車両が棚に並んでいるを見ると、自分のことは棚に上げて、これを売った人は淡白だと、と身勝手な思考を巡らせる。中には傷一つない新品同然のもあるから、値段によってはお買い得で、時々開催される中古鉄道模型の即売会にこうしたものを求める同好の士もいるようだ。誰かが淡々と手放したものを、別の誰かが熱心に拾う。極端ではあるが、どちらもNゲージ趣味とのつきあい方の一つと言える。

 Nゲージとのつきあい方について、少なくとも私は器用ではない。買った車両に少し触れて、これは合わんな、と感じても自信をもって縁を切ることができない。どこか未練がましく、いずれの日かと考えて押し入れにしまってしまう。それで整備をしていない車両がどんどんたまる。どうにもいかなくなった時に、やっと手放すことを考える。賢いつきあい方ではないだろう。先日手放した模型も年単位で押し入れで眠っていた車両達であった

 どうして、つきあいが上手くいかないのか。性格もあるかもしれない。だが最近、Nゲージ趣味との程良いつきあい方、つまりは中庸を自分の中で未だ見いだせてないからだ、と考えるようになった。現状に鑑みて、車両を増やすことに執着している。若かりし学生時代の感覚を未だ引きずっているのでないだろうか。あの頃は自由時間も多くあったし、車両の数もさほどではなかったから熱意が違った。でも、今はいい年齢である。あの頃のように熱を上げることもできなくなった。本当は腰を据えて、これは、と思う1両とじっくり向き合うべきである。ところが、模型があまりにたくさん出るので落ち着くことなく、あわただしく右から左へと流している。これでは心を豊かにするどころか、疲弊しているのではないだろうか。

 好きなことで心が疲弊したら本末転倒である。ならばNゲージとのつきあい方を改めよう。幸いNゲージの二大メーカーであるカトーとトミックスの傾向が、「模型同士の行置き換え」的なアイテムに向いている。そのせいか毎月発表するポスターにおののくことも少なくなった。この機会にいろいろと整理して、偏った状況から脱してみたらどうだろうか。Nゲージとのつきあい方は、穏やかで深くありたい。

 

なんて、書いてみました。どこまで本気なのだろうか。

いずれにしても、こんなにNゲージを集めていて、自分は本当に幸せなのか、それはある。ともすると、たくさん模型を買っている人は愚かだ、とも読み取れるが、そうではない。自分が楽しめる範囲をこえて買いすぎるのが愚かだ、ということです。中にはいますよ。たくさん買っても平気な人が。でも、私はそうではない。

まあ、反省を込めてこの文章を書きました

 

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