Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

9/26(木) ポートアイランドSの展望

2024-09-26 | 分析
 今日は日曜中山のGⅠスプリンターズSの「裏番組」で、今年は中京で行われるopリステッドのポートアイランドSを検討してみます。重賞競走ではありませんが、わりと良質のメンバーがそろった感じがします。別定戦で斤量の差がレースに微妙に影響しそうです。中京で行われた2020~22年の3年分を含む過去10年のデータより傾向を探ってみます。
 
 
1)前走(ステップ) ※( )内は今回の該当馬、〇数字は前走の単勝人気順
 〇京成杯AH   3ジューンオレンジ⑩5着 エエヤン⑤11着) 
 〇小倉日経OP  3頭(※該当なし)
 〇エプソムC   2頭カレンシュトラウス⑯12着)   
 〇クィーンC   2頭(※該当なし
 〇関屋記念    2頭アスクコンナモンダ⑩8着)
 〇中京記念    2頭ニホンピロキーフ③5着 ボーデン⑧6着
 〇朱鷺S     2頭シングザットソング②5着 ゴールデンシロップ⑪9着)
 
 ちなみに、前走との間隔で言えば、多いのは中4週中4ヶ月で、春シーズン以来久々に出走する馬がわりと走る傾向があります。今回該当するのは、前者では、朱鷺Sの2頭の他では、バレエマスター、後者では、ぎりぎり前走エプソムCの カレンシュトラウス あたりでしょうか。
 
2)性齢 ※頭数は延べ数
 〇3歳:5頭   〇4歳:7頭   〇5歳:13頭   〇6歳:5頭
/〇牝馬:6頭 〇騸馬:0頭
  
3)血統
 全体としてはサンデー系とノーザンダンサー系(ND)の配合が強い感じがしますが、中京で行われた3年間に限れば、NDは振るわず、父系ミスプロ、母系サンデーの組み合わせが優勢です。父母逆パターンを含めたこの血統で該当馬を拾っておきます。
 ※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  、 
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
 ・カレンシュトラウス:父ルーラーシップ(キングカメハメハ)/母父ゼンノロブロイ(サンデーサイレンス)
 ・フリームファクシ :父ルーラーシップ(キングカメハメハ)/母父スペシャルウィーク(サンデーサイレンス)
 ・エエヤン     :父シルバーステート(ディープインパクト)/母父ティンバーカントリー(Woodman)
 ・ニホンピロキーフ :父キタサンブラック(ブラックタイド)/母父スウェプトオーヴァーボード(End Sweep) 
 ・バレエマスター  :父スピルバーグ(ディープインパクト)/母父スウェプトオーヴァーボード(End Sweep)
 
 近いところではもう一頭 ノーブルロジャー(父Palace Malice/母父Halo系) もいます。 

4)JRAホームページのデータ分析
 重賞レースではないので、今回は掲載がありませんでした。
 
5)宮田式バイオリズム 
 ・ニホンピロキーフ    4・3・3・5
 ・ノーブルロジャー    2・1・0・2
 ・バレエマスター     4・0・2・13
 ・フリームファクシ    3・1・2・7
 
6)結 論  
 5歳優勢のデータがありますが、今回は5歳馬の出走数自体が少ないですし、全体的には3・4歳勢の争いと見ます。構図としては、3歳のノーブルロジャーと4歳のニホンピロキーフの対決に4歳のフリームファクシがどこまで迫れるかといったところでしょう。GⅠのNHKマイルCは振るいませんでしたが、ノーブルロジャーが中軸でよいのでは、と思います。5歳のアスクコンナモンダは上の3頭の次に来られるかどうかでしょう。あとは、4歳牝馬のシングザットソングジューンオレンジの2頭に、道悪になったら目覚めるかも知れないエミューも少し怖いので名前を挙げておきます。エエヤンはこのメンバーでは実績上位ですが、斤量が59㌔と一番重いので、3着に入れるかどうかといったところでしょう。今回は見送りでもやむをえないと思います。
 ということで、まとめると、
 ノーブルロジャー 〇ニホンピロキーフ ▲フリームファクシ △アスクコンナモンダ…… 
 
で狙ってみようと思います
 
 明日は金曜なのでGⅠスプリンターズSに出走する各馬の追い切り状況をまとめてみます。本日もお読みいただきありがとうございました。今日も無事な一日となりますように。
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