Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

9/ 9(月) ローズSの展望

2024-09-09 | 分析
 昨日の東西メイン。両方とも三連勝負でうまくいきかけましたが、中山は2着に⑭人気の8枠タイムトゥヘヴンが突っ込んで来て、残念なことになりました。同枠のコラソンビートは「枠人気下位法則」にしたがって十分マークしていましたが、「ウラ人気」のこの馬は早々に切ってしまいました。週中の検討では、「意外性がある」と思ってマークしていた馬ですし、ハンデ56㌔はこのレースでは過去10年で最頻出の斤量ですから、ちょっと迂闊でした。勝ったアスコリピチェーノで断然のレースでしたから、人気薄の突っ込みには十分警戒しなければならないところで、三連複35,250円、三連単160,680円はわりと好配当でした。こういうのを拾えるようにならないと、まだまだですが(そんなこと言ってるうちに老齢になりましたが)、さらに「宮田式馬券術」に磨きをかけていこうと改めて「闘志」を燃やしているところです(笑)。
 
 さて、次の土日月は、巷では三連休ですが、関係者泣かせの秋の三日間開催に当たっていて、これでペースが崩されないように注意しないといけません。今日は三日間の中日、日曜・中京メインのローズSを検討してみます。紫苑Sと並ぶ秋華賞の重要トライアル戦で、こちらにはダービーで②人気5着のレガレイラ、オークス⑤人気4着のクイーンズウォークが出て来ます。両馬の対決ムードが強いだけに、「三番目」の馬を見つけられるかどうかが予想の焦点です。本来は阪神1800のレースですが、今年は中京に舞台を替えて距離も2000で、近5年では中京開催が三回あるので、そのあたりの傾向を加味しながら、有力馬を探ってみようと思います。
 
 
1)前走(ステップ) ※過去10年、( )内は今回の該当馬、〇数字は前走の単勝人気順
 〇優駿牝馬      11クイーンズウォーク⑤4着 ラヴァンダ⑫11着
                 サフィラ⑩13着 タガノエルピーダ⑥16着
 〇*1勝クラス   8頭オーロラエックス②1着 ザブライド①1着 
                チェレスタ①1着 ハワイアンティアレ②1着)
    *特別戦を除く     
 
 ちなみに、前走との間隔で言えば、前走がオークス(優駿牝馬)の中4ヶ月は当然とはいえ、そうでない場合は、中4週前後が多く、今回の出走馬では、御在所特別(1勝クラス)を勝ち上がった フレミングフープ と未勝利戦勝ちの レディヴァリュー が該当します。
  
2)血統
 中京で開催された2020~22年の3年間のトレンドとしては、まずはディープインパクトの血脈が第一で、あとはキンカメ系ロベルト系が少々といったところです。間口が広くて、あまり数が多いのも困るので、父ディープ系だけ拾っておきます。
 ※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  、 
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
 ・オーロラエックス :サトノダイヤモンド(ディープインパクト)/母父Galileo(Sdler's Wells)
 ・クイーンズウォーク:キズナ(ディープインパクト)/母Harlington(Fappiano系)
 ・タガノエルピーダ :キズナ(ディープインパクト)/母父キングカメハメハ(Kingmambo)
 ・ラヴァンダ    :シルバーステート(ディープインパクト)/母父ベーカバド(Danzig系)
 
3)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ① オークス組と1勝クラス組に注目
 ② 通算出走回数は7戦以下:年明け5戦以上はNG
 ③ 血統のカギはディープインパクト
 ④ 前走の出走頭数は16頭以上
 
 浮上するのは、いずれも前走オークス組のクイーンズウォークタガノエルピーダラヴァンダの3頭です。
 
4)宮田式バイオリズム 
 ・カニキュル       2・1・1・1
 ・クイーンズウォーク   2・1・0・2
 ・ザブライド       1・0・0・2
 ・セキトバイースト    1・4・0・2
 ・タガノエルピーダ    2・0・1・2
 ・パレハ         1・0・0・4
 ・フレーミングフープ   2・1・0・2
 ・ラヴァンダ       1・1・3・2
 ・レガレイラ       2・0・1・2
 
5)結 論  
 レガレイラクイーンズウォークは別格として、3頭目をオークス組からとるか、1勝クラス組から選ぶかがポイントだと思います。オークス組からはラヴァンダとサフィラよりもタガノエルピーダでしょう。1勝クラスからは、負けてないオーロラエックスとフローラS3着の実績のあるカニキュルのほか、フレーミングフープも挙げておきましょう。カニキュルを挙げるんだったら、フラワーSで同馬に先着しているラヴァンダも挙げておかなければなりません。あとは重賞レースの経験馬たちですが、別格の2頭が強そうなので、あまり手を拡げるのも……という感じです。肝心の2頭の甲乙については、実績的に言ってGⅠ馬のレガレイラの方を上と見るのが妥当ですが、ここではデータを尊重して、クイーンズウォークの方を推しておきます。
 ということで、
クイーンズウォーク 〇レガレイラ ▲ラヴァンダ △タガノエルピーダ…… 
 
でまとめておきます
 
 今週はアイルランドのGⅠにシンエンペラーが出走予定で、馬券発売もあるので楽しみです。本日もお読みいただきありがとうございました。今週もがんばっていきましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする