Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

2/21(水) サウジCの展望

2024-02-21 | 海外競馬

(1着賞金1,000万ドル獲得で話題となった去年の勝ち馬パンサラッサ)

【サウジカップ】パンサラッサがV、3~5着も日本馬!!レベルの高さ見せつけた― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル

 今度の日曜にはサウジCがあります。去年日本馬のパンサラッサが制し、1着賞金1,000万ドルを獲得してけっこう騒がれました。当時は円換算で13億5,000万円でしたが、今だと円安が進んでいるので15億円!になります。これは単に賞金に目がくらんだわけではないにしても、実力馬にとってはフェブラリーSよりも断然こちらに出走ということになるでしょうねぇ。このまま今後も円安が続くようなら、日本馬はどんどん外国に出て行くでしょうし、逆に海外の実力馬は日本で走ってくれなくなりそうですね。こればかりはどうしようもないです。

 さて、今日は無鉄砲にも(笑)、このサウジCを検討してみようと思うのですが、去年の秋の凱旋門賞と同じく、血統くらいしか比較できる手段がありません。そう思ってたら、すでに同じことをされている方がいるので、完全な「二番煎じ」ですが、自分には他に手がないので、わかる範囲で検討してみようと思います。先に血統を検討された方のブログは以下です。

サウジカップ血統分析|じゃんぽけ (note.com)

サウジカップ2024血統データ表 | 深く考えない競馬 (fukakukeiba.com)

 私も、先行者に倣って、過去4年の3着以内馬と血統を並べてみます。

*MP=ミスタープロスペクター系、ND=ノーザンダンサー系、N=ナスルーラ-系

<2023年>

 1⃣パンサラッサ(JPN):ロードカナロア(MP)/母父モンジュー(ND)

 2⃣カントリーグラマー(USA):トーナリスト(N)/母父フォレストリー(ND)

 3⃣カフェファラオ(JPN):アメリカンファラオ(MP)/母父モアザンレディ(Halo系)

<2022年>

 1⃣エンブレムロード(KSA):クォリティロード(MP)/母父バーナーディニ(N)

 2⃣カントリーグラマー(USA):トーナリスト(N)/母父フォレストリー(ND)

 3⃣ミッドナイトバーボン(USA):ティズナウ(In Reality系)/母父マリブムーン(N)

<2021年>

 1⃣ミシュリフ(GBR):メイクビリーヴ(MP)/母父レイヴンズパス(MP)

 2⃣シャーラタン(USA):スパイツタウン(MP)/母父クワイエットアメリカン(MP)

 3⃣グレイトスコット(KSA):レキント(ND)/母父ミスターグリーリー(MP)

<2020年>

 1⃣マキシマムセキュリティ(USA):ニューイヤーズデイ(MP)/母父アナシード(N)

 2⃣ミッドナイトビズー(USA):ミッドナイトリュート(MP)/母父リペント(ND)

 3⃣ベンバトル(GBR):ドバウィ(MP)/母父セルカーク(Native Dancer系)

 まあ、これはどう見てもミスプロ系が優勢と言っていいでしょう。あとは、母系のノーザンダンサー系とナスルーラ-系を押さえるというのが、血統馬券的に妥当な見方だと思います。

 では、今回の出走メンバーで該当する馬を拾い上げてみます。母系のミスプロ系は無視します。ちなみに〇数字は、2月12日時点の想定オッズによる人気順だそうです。

父ミスプロ系

 ・⑫カーメルロード   Quality Road/母父Unbridled's Song(MP)

 ・④レモンポップ    Lemon Drop Kid/母父Giant's Causeway(ND)

 ・③ナショナルトレジャーQuality Road/母父Medaglia d'Oro(ND

 ・⑥サウジクラウン   Always Dreaming/母父Tapit(N)

 ・⑦アイソレート    Mark Valeski/母父Unbridled's Song(MP)

 ・⑫スコットランドヤードQuality Road/母父Curlin(MP)

 

 ついでに、ここでも通用するかどうかわかりませんが、宮田式バイオリズムが◎の馬も拾っておきます。

 ・ナショナルトレジャー    3・2・2・4

 ・セニョールバスカドール   6・2・2・7

 ・ホワイトアバリオ      7・1・3・4※  ※見落としていたので追加しました。

 ・スコットランドヤード    4・3・1・3

 

 これはナショナルトレジャーを一番手と見るのが妥当ですかね。日本馬のウシュバテソーロデルマソトガケなどはドバイで好走しているので、ここでも走りそうなイメージがわいてしまいますが、血統的にアブドゥルアジーズ競馬場はひょっとしたら合わない可能性もありそうで、引っかかります。血統的にはレモンポップが日本勢では一番しっくりします。ここも先行して去年のパンサラッサのように押し切るかも知れません。あとは、追い込み勢から、血統的に母系にミスプロが入っているセニョールバスカドールあたりでしょうか。まあ、ほぼ「当てずっぽう」です。

 レースの発走時刻は日本時間で2月24日(日)の未明2時40分ということで、健康上起きていられる自信がないので、土曜に前売りを買って、朝のニュースを楽しみに待つことにしましょう。本日もお読みいただきありがとうございました。暖気が抜けて、また寒くなってきましたが、今日もがんばりましょう。


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