Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

6/ 3(月) 土曜東京12R「わたり作戦」のふりかえり

2024-06-03 | 馬券作戦
 昨日の安田記念は香港馬のロマンチックウォリアーの貫禄勝ちでした。馬体減が心配されましたが、それでも一流馬の強さを十二分に示しました。もう一回走ってもたぶん負けない感じです。日本馬でなく香港馬が勝ってくれたことは、ある意味よかったと思います。ロマンチックウォリアーまで勝てないとなると、日本の芝は特殊だという認識がさらに固定化して、強い馬たちが日本に来てくれなくなります。その点、雨で稍重になったのも好都合だったと思います。馬券の方は、当初は馬場がもっと悪くなると見込んで、ガイアフォースやステラヴェローチェにねらいをおいて予想を立てていましたが、稍重で止まったので、これはロマンチックウォリアーかなあと思い、朝の予想を大きく組み替えました。用心して武のナミュールも相手に加えたので、一応当たりは当たりとなりましたが、ほぼ元返しというところです。
 
 さて、今日は次の重賞展望ではなく、私的な馬券作戦である「わたり理論」について書いてみます。一昨日土曜・東京の12Rではこの「理論」がうまくはまって好配当をゲットできました。実は土日の京都もこのパターンだったのですが、さすがに獲れていないものまで紹介するわけにはいきませんので、土曜の東京のケースだけにしておきます。

 「わたり理論」とは、私が勝手にそう呼んでる馬券作戦のことです。三連複万馬券となったレースで3着以内に入った馬の単勝人気をよく見ていくと、3頭で最も人気のなかった馬の人気順にはある「傾向」が認められます。たとえば、1Rで番人気が3着以内に入って三連複万馬券になったとすると、次の三連複万馬券になったレースでは(たとえば、その日の3Rとすれば)番人気の馬が突っ込んできたり、つづく三連複万馬券のレースでは(同じく5Rだったとすれば)番人気が来たりと、偶数人気(あるいは奇数人気)ばかりを “わたっていく” 現象がよく現れるので、これを先読みして馬券作戦に利用しようというものです。

「わたり理論」 補足と振り返り - Winning Ticket for All Vol.2 (goo.ne.jp)

「枠人気」と「わたり」の実践的振り返り - Winning Ticket for All Vol.2 (goo.ne.jp)

 6/1の土曜の東京競馬がどうだったかというと、三連複が万馬券になったレースは12Rを含めて4回出現しました。12Rの前までの3回を順に並べると(〇数字は単勝人気で左から1着・2着・3着の順です)、

  5R  ②・・④

  6R  ・⑥・⑫

 11R  ・⑤・③

 11Rも偶数人気が出現してくれていたら、もっとわかりやすかったのですが、奇数人気に替わっています。私は、おそらく(決めつけですが)6Rでと⑫が両方出て大万馬券が炸裂したので、ここで偶数の流れ(わたり)は止まって、奇数のわたりに移行したと解釈しました。そこで、12Rは機械的に⑨⑪⑬⑮人気の馬に目星をつけて、中から重馬場でもわりと成績のよかった人気のムコウジマランプをピックアップして三連複の相手に加えました。結果は、

 12R  ⑥・・③

で決着し、⑥人気のランタナヒルズが勝って、⑪人気のムコウジマランプは2着、私が連の主軸にした③人気のハッピーロンドンが3着に入り、三連複48,660円、三連単446,920円と高配当になりました。

 こうしてうまい具合に好配当馬券が的中すると、この馬券作戦を使えば簡単に高配当が得られそうに思ってしまいますが、実際はそんなに「わかりやすい日」ばかりではありませんし、人気順は刻々と入れ替わります。そもそも軸にした馬が連を外せばそれまでですから、師匠の宮田比呂志さんも書いてましたが、当たったときによく流れをふりかえって、その都度自分がどんな取捨選択をしたのかを記憶(記録)してイメージを残しておくことが大事です。開催が進んだせいか、最近東西ともに最終12Rが波乱の傾向にあるので、来週以降も好配当馬券が待っているかもしれません。次も首尾よくいくようがんばろうと思います。

 明日は日曜東京のエプソムCについて検討してみます。例年エプソムCを迎えると梅雨入り間近を感じますが、今年はどうなりますか。暑くならないうちにできる仕事をやっておこうと思います(じゃがいもも収穫時期が近づいて来ました)。今週も無事な一週間となるよう祈ります。

 
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