今日は珍しく20号ぐらいの作品の仕上げに向けての作業に懸りました。
思考が凝縮されていたのでしょうかね。 取り掛かってみると此処をこのようにと色を乗せて行こうなどと即座に、しかも難なく筆が進みます。 「よろしい」感触が…。 何色か重ねているうちに余計な主張が見える画面に成ってきました。 「こりゃー一寸押さえないと」 強制乾燥した上を黒に近い色で加減を付けながら消し込んでいったのです。 この程度で好いか? 全体の感触を頭に入れて、今度は、シャープな、しかも鋭い線をいくらか入れて見ようと、時間を蓄えることにしました。
いい線いっているようだと、筆を加えようとしました。 と、既に、なんとサインを済ませています。
しかも2014.oct.と年月まで入っているのです。 出来上がったとした作品だったのです。
どちらもA2の大きさ、20号ぐらいのデッサン縁用の大きさです。 額縁も「大判」が必要です。
出来上がった作品は、水張りしているので、 既に、切り離しているはずなのに…と、未だ加筆する積りだったのかもと、今のところそのままにしています。
このスケッチは、寒いこの気候の時期に、どうでも見て頂きたい雪景色です。 こんな雰囲気の絵は、私もめったに出来上がりません。 つい描き過ぎて仕舞うのです。 作品にしようと、描き込めば描き込むほど重い感じになって終って、空気の中に身を寄せて居る想いが伝わってこないのです。
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