死刑廃止派たちの女性差別、女性蔑視発言、『母性』（男の理想の女像）の押しつけ

死刑廃止派は、人権派だと思っていたのに、人権派ではなかった…

 

 

たまに死刑廃止派が口走ることがある、以下の言葉。

 

 

①「女は母性があるのだから、女は産み育てる性なのだから、女は死刑に反対であるのは当然だ！」

 

②「女の裁判官のくせに、死刑判決出しやがって！女の法務大臣のくせに！執行書にサインしやがって！女のくせに！女は母性があるだろ！」（男以上に女を叩く）

③「性暴力はでっちあげだらけ！そもそも、性暴力ってたいしたことないでしょ！？痴漢くらいいいじゃん、触らせてあげなよ！男性だって生きてて辛いんだよ！だれにも失敗はあるよ！」

④「女性の被告は減刑されます。法廷は女性優遇です」

 

 

という、性差別、ジェンダーハラスメント発言。

性犯罪被害者への心無い言葉。

 

 

特に、②については、１ｍｍも死刑制度への抗議などではなく、女性へのヘイト（差別・蔑視）発言でしかない。どさくさにまぎれた、女性への八つ当たりだ。人権派である廃止派がそういう発言をするのは、ダメだろ？そんなんだから、あんたら廃止派は死刑廃止できないんだよ。死刑廃止派の規模が縮小してったんだよ。自業自得ですね！

 

 

①～②をセットで見ると、女性差別主義者にありがちな『母性信仰』＝『女性を神聖化したり罵ったり神聖化したり罵ったり』というやつですね。

 

まだまだ、『母性神話、母性信仰、女性の神聖化＝フェミニズムだ』と信じてる反権力系たちがいるようですが、母性神話はジェンダーバイアスであり、アンチフェミニズム、女性蔑視です。頭古い人達は、いい加減学習してね！

③も、死刑廃止派と会話していて、突然、サラリと言われることがあった。

獄中者のことで頭がいっぱいになっている死刑廃止派は、獄中者可愛さに、倫理観がブッ壊れるらしい。

 

死刑廃止派は、被告を擁護し、被告を減刑させたいがゆえに、犯罪行為内容そのものを、「たいした行為ではなかったのよ」と、矮小化させようとする悪い癖がある。これは、被害者や遺族に対する侮辱だ。

 

もしも減刑させたいのであれば、犯罪行為を矮小化するのではなく、犯罪要因、犯罪者の育成環境、育成環境が酷かったというのであれば、福祉政策はどうなっていたのか？そういうところから責めていくべきだ。

あと、これは元死刑廃止活動家から聞いたことだが、自分で調査もせずに「その事件は冤罪デッチアゲかも！」と、横から言ってくる死刑廃止活動家は、非常に頭が悪いのだそうだ。同死刑廃止派からも顰蹙を買うことがある。
左翼系死刑廃止派は、全て権力がでっちあげた！ということにしたいらしく、二次被害（被害者叩き）が酷い性犯罪まで、「冤罪！でっちあげ！」と言ってしまう。

性犯罪は性差別が深く関連しており、被害者たちが「冤罪でっち上げ！」と責められやすい。死刑廃止派は、性犯罪について安易に、「冤罪！デッチアゲ！」と口走るべきではない。頭の中、被逮捕者のことで頭がいっぱいで、犯罪被害者や性差別問題も配慮できないのであれば、その死刑廃止派は廃止派や活動を止めるべき。

また、直接支援もしてないし、冤罪調査に直接かかわっているわけでもない死刑廃止活動家が、横から、「それは冤罪でっち上げかも！」と、ツイッターやSNSで書くのは非常に頭が悪い。

そして、そういう頭の悪い死刑廃止活動家を普通にネットでお見掛けします。

 

 

④

根拠なし。単なるミソジニストの発言。

私も死刑廃止派として気持ち悪いのだが…死刑廃止派の中には、結構、ミソジニストがいる。

それは、死刑囚の９９％が男性である、ということと、「社会は女尊男卑である！男はつらいから犯罪をしてしまう！そんな男性を擁護したい！」という考え方は、ミソジニストには好かれるんだろう（笑）

法廷が女性優遇だったら、なぜ、性犯罪は不起訴続きで、フラワーデモが起きるのか？

男性裁判官８０％の世界なんだが？

法廷が女性優遇なら、最高裁でも地裁でも『夫婦別姓は違憲である』と判決が出ていたはずだ。

 

 

それ以外には…

死刑廃止派のアカウントをフォローしたら、「おっぱい！」「まん●！」という言葉や、男の特権と権限を公に見せつけるごとくエロ画像（グラビア写真や女の裸写真）が流れてきた。死刑廃止派には、息をするように、女性の身体をモノ扱いし、環境型セクハラをする人達もいた、ということも追記しておく。

エロ画像を見たいなら、自分の視界だけで見ればいいのだ。それをしないで、公にわざと流すのが、男の卑怯なところ、男の権威の誇示そのものだ。

 

 

死刑囚の９９％が男性のせいか、男を守るための思想派なので、

非常に、男性中心的な人達が多いのだろうか。

 

 

清末愛砂という方が、2015年に大阪で、【死刑制度とジェンダー】という講演会を行ってくれている。

私は、アムネスティのページでしか内容を確認できなかったのだけれども…

 

 

 

私は、１９９０年代の死刑廃止派会報を読んだことがあるが…その会報の中には…他の死刑廃止派が、フェミニスト兼死刑廃止派への嫌がらせや妨害をしたことや、「女がなんでも悪い！」と、女に全責任をシフトさせる、【名誉男性】の死刑廃止派がいたこと（黒歴史）が、記録に残っている。

死刑廃止派の男尊女卑世界は、そんなに当時と変わってないのではないだろうか？

 

 

最後に。
死刑廃止派がみんな、上に書いたよーな人達しかいない、というのではありません。
例えば、私だって死刑廃止派です
でも、死刑廃止派とつきあってると、上の①～④を口走る人達がいるのも確かで、死刑廃止派と関わりたいとも思わなくなった。

だから、私（死刑廃止派）は、彼ら（他の気持ちの悪い死刑廃止派）とは関わらないようにして、個人でできることだけやろうと思う…

 

 

私は、死刑囚直接支援者の方々も知っているのだが、その人から「私は死刑廃止派だが、死刑廃止派の人たちが大嫌いである」と言われている。

この記事を読む人は、あまり居ないと思いますが「あー、私も死刑廃止派からそういうことを言われてがっかりした」という経験をした人が、私の記事を見て気が少し楽になったのなら、私の記事が役に立ったと思うから、嬉しい。

それと、そういう女性差別主義やジェンダーバイアスな死刑廃止派がいたら、「あなたは間違ってる」と注意してくれると嬉しい（私も注意したことがある。疲れたけど）