じゅんぞうは海が好き。。

趣味の釣り 日常の出来事でも。

逝ける釣人(`・ω・´)

2013-08-04 | 名人の釣果
自分が良型の赤銅色的な魚が釣れたその日、方々の夜磯にても同様に好釣果が上がっていたと聞く。この日は該当魚を得るには特別な条件が揃っていたのだろう。

この結論は結果からの導きであり、決して事前の予測から答えが判っていた訳では無い。

毎日変化する、たかが海況気象情報に一喜一憂する変人達、居ても立っても居られず其処に通う逝き人達だけが稀に迎える事が出来る特別な日であった。


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同日同時刻、自分とはかなり離れた場所で密かに磯に立つ釣人が居た。その名は「板ぽん」。…ふざけた名だ。そのふざけたニックネームの命名者は何を隠そう俺様だ!文句あるか。

彼もまた、滅多に無い幸運なこの日に立ち会っていたひとりである。

当日夕方、どの磯が最適かの相談を受けた。

「○○の○○に行け!」

近況とこの日の風向きと潮位を考え、ピンポイントで答えてしまった。答えた後、正直失敗したなと思った。

人の助言で好釣果を得られた時は問題無いが、撃沈時は責任を感じてしまうのだ。

あくまで助言は助言として受ける人もいれば、素直に従う人もいる。天邪鬼な自分は前者だが、彼は後者である。良い意味、人一倍馬鹿素直な性格の彼に命令形で言ってしまった事を後悔した。釣れなかったらどうしよう。

だが心配は杞憂に終わった。

結果…


こんな場所で



49.5


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彼と出会ったのは今年3月、お仲間のSDさんとメジナ釣りに行った時の事だ。とある磯に入る為、パーキングスペースへ車を止めた時だった。隣の車から声を掛けられた。

板:『じゅんぞうさん?』

じ:『はいな』

板:『2年以上通ってやっと見つけました』

じ:『は?何が?俺?』

するといきなり、

板:『お仲間に入れて下さい』

すかさず答えた。

じ:『イヤきっぱり(笑)

だってどんな人かわからんし。

板:『是非是非入れて下さい』

じ:『イヤイヤン♪』

板:『今日も磯に付いて行きます!』

じ:『え~コマル』

板:『一緒に竿出します』

じ:『来ちゃうの?』

板:『行きますっ』

じ:『どうしても?』

板:『どうしてもですっ』

じ:『どうしてもどうしても?』

板:『どうしてもどうしてもです』

こんな始まりだった。

彼もまた逝き人である。

腹ボテ奥さまが正に今、産卵時期だと言うのに釣り。

産卵後も時間があれば釣り。

仕事柄少ない休みの日にも釣り。

今現在、嫁さんの機嫌が悪く非常に家族危機的状況だとボヤく。

当然だ。

しかし釣りに逝く口実に、俺様をダシに使うのはヤメてくれ。お仲間、SYさんなども明らかに俺様をダシにして釣りに来ている。

人のせいはいけない。家族に何と言われようが自分の意思で釣りに行くという気概を見せるのだ。嫁や家族にブツブツ言われるようではまだ甘ちゃんなのだ。

俺様や名人MTさん、そしてあの名ブロガー豚様などは、毎週毎週「釣りに行く」と言っても嫁から諦められているのでグスっとも文句を言われない。

云わば、俺達は勝ち組なのだ。

板ぽん…君も勝ち組になる為、圧力に屈せず日々精進するのだ。

だが忠告をしておく。

老後、独り寂しく人生を過ごす事になろうとも、俺様は責任持たん(笑)

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