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ソウル&春川2017 ---4日目---

2017年11月03日 | 2017 ソウル&春川

4日目(2017年11月03日)

市場めぐり、紅葉の景福宮、キムチフェスタ、ランタンフェスティバル

観光も今日が最終日。いくつか市場を廻る予定です。ホテルから近い広蔵市場、芳山総合市場、中部市場から回ります。

ソウルへ来たときは必ず立ち寄る広蔵市場(광장시장)。うまいもん通りには多くの屋台が並び、いろんな種類の韓国グルメが安く食べられ、ディープなソウルを体感できます。

スンデ(腸詰)を売る屋台。見た目がグロいので、まだ食べたことがありません。

今日は「麻薬キンパ」を頂きます。麻薬キンパの元祖店「モニョキンパ(모녀김밥)

麻薬キンパの元祖店

次の市場は「芳山総合市場(パンサンチョンハッシジャン)」。清渓川(チョンゲチョン)の橋を渡ると右手すぐに見えてきます。製菓材料、アロマやキャンドルの材料、包材などを扱う卸売・小売が集まっています。菓子材料や道具(木型)で気に入ったものがあれば買う予定です。

芳山総合市場の入り口

妻の好きなドラマ「私の名前はキム・サムスン」に登場したお店もあります。

次は「中部市場중부시장(チュンブシジャン)」へ。ここは、ソウルの庶民の台所を支えてきた食材の宝庫です。

市場の中は細い道に約1,000店もの小さな商店がひしめきあっているそうです。

高級品イシモチの干物

ホテルはここから歩いて5分ほどの近場なので、一旦戻り小休止。

午後から景福宮の西にある通仁市場(トンインシジャン / 통인시장)へ行きます。通仁市場には、野菜や果物、肉、魚といった生鮮食品、惣菜やお餅、靴や雑貨、美容院まで多様な店が並んでいます。

この市場では、現金を専用コインに交換し、市場内の加盟店でおかずとコインを交換しながら、好みのお弁当を作って食べることができます。韓国の修学旅行の学生がプラスチックの弁当箱を持ちながら店を廻っていました。

ここの市場でしか売っていない名物トッポッキがあるんです!その名も「ギルムトッポッキ!」。普通トッポッキは茹でて作りますが、こちらのトッポッキは油で炒めていただくというスタイル!ギルムとは油のことです。コチュジャンで味付けした赤色のものと、カンジャン(醤油)で味付けした白いものの2種類のトッポッキがあります。このトッポッキを食べるために、こちらの市場を訪れる人も多いらしいです。

この市場ではいつもこのトッポギを頂きます。

さて次は、裏道を通り景福宮へ。細い路地に貸衣装屋さんが並んでいて、店から韓服を着たカップルが出てきます。細い路地はタイムスリップしたかの感じです。日本の京都でも和服を着て観光するのが流行っているけれど、ソウルも同じようです。でもこちらでは。おばさんやお婆さんも貸衣装を着込んで観光していますね。

入り口付近は観光客が多いので素通りし、人ごみの少ない慶会楼(キョンフェル・경회루)という建物まで行きました。

更に奥に進むと、銀杏が見事に色づいていました。韓服のカップルが沢山います。

光化門広場に戻ると、ちょうど交代式が始まるところです。朝鮮時代の守門軍の将校の交代儀式だそうです。

将校役の人は背が高く、身長180cm位はありそうです。

光化門を出ると、ソウル市庁舎前がお祭りさわぎです。空気にキムチの匂いが混じっています。ここがキムチフェスティバルの会場です。キムチ作りに励む大勢の人数とキムチの量に圧倒されながらも覗きこむと、漬けこみ中のキムチの汁がつくから気をつけてと注意されました。

光化門駅から地下鉄5号線で1駅乗り西大門(ソデムン)駅で下車。駅から徒歩3分の「ハノッチッ(한옥집)」というキムチ料理のお店に行きます。キムチはそのまま食べるのが一般的ですが、韓国にはオリジナルキムチをさまざまな料理法でアレンジしたキムチ料理がた~~っくさんあります。これから行くお店ではここでしか食べられない究極のキムチ料理「キムチチム」があります。キムチ好きの舌をうならせる評判の味とのこと!

店名にふさわしく韓国の昔の家、韓屋(ハノッ)そのもの。と~っても年季の入った庶民的な建物です。

建物の中も普通の韓屋に少し手を入れた程度で、昔風の部屋そのもの。畳のヘリが木の台からズリ落ちていて、うっかり歩くと土間に落ちそう。

ここではなんといっても「キムチチム」!「チム」とは「蒸し」という意味。日本で言うなら煮込みに近い感じです。ハサミも用意されているので、さっそくいただきます。少し酸味のあるキムチの香り、なんともいえない豚肉と白菜の柔らかさ!口のなかで溶けちゃいそうです。堪能!

ソジュでほろ酔い加減になり、西大門駅から光化門駅に戻ります。清渓川(チョンゲチョン)に出て川沿いにランタンフェスティバルを見ながらぶらぶら歩き。今回も4日間盛りだくさんのスケジュールで充実した旅でした。

来年の五輪マスコットのランタン

これで今回の旅も終わり。明日は帰国です。さようなら ありがとう(안녕 고마워/アンニョン ゴマウォ)!!!

 

ソウル&春川2017 ---1日目---

ソウル&春川2017 ---2日目---

ソウル&春川2017 ---3日目---

ソウル&春川2017 ---4日目---

 

###  海外あちこち旅日記  ###

2020 とうとうやって来ましたハワイ

2019 2度目のクリスマス・マーケット ウィーン

2018 音楽の都 ウィーンとプラハ

2017 冬のソナタ春川とソウルでヤカン・マッコリ

2016 冬のバルト3国

2016 NYセンチメンタル・ジャニー

2015 運河と水の街 オランダとベルギー

2014 南仏とあこがれのモンサンミッシェル

2013 クリスマス・マーケット フランクフルトとシュトラスブール

2013 南イタリア アマルフィ、シチリア、アルベロベッロ

2011 クロアチア スロベニア ボスニア・ヘルツェゴビナ

2008 中欧5ヶ国


ソウル&春川2017 ---3日目---

2017年11月02日 | 2017 ソウル&春川

3日目(2017年11月2日)

市内紅葉めぐり、韓定食、スンドブ

ソウルの紅葉は今真っ盛り。紅葉を観て、本格的な韓定食を楽しむ一日です。

はじめに南山公園へ行きます。何度かケーブルカーで上ったことはあるので、歩いてみることにしました。明洞から歩き始めてソウルタワーを目印に坂道を登ります。大勢の人が並んでいる場所を通り抜ける時、パスポートを見せながらおばさんが近づいて来ました。ここは中国大使館の前。パスポート申請の行列と呼び込みのおばさんでした。我々をパスポート申請に来た中国人と勘違いしたようです。

中国大使館から少し進むと登山道入り口の矢印。散歩しているおじさんの後にくっついて登山道を登りました。紅葉がきれいです。

登山道入り口付近。まだ元気です。

八合目付近まで上るとソウルタワーが見えてきました。40分ほど歩き頂上へ到着。疲れるけれど達成感があります。帰りも歩いて明洞へ。途中、ソウルアニメのスタジオを外から眺めました。

そろそろお昼の時間。今日はプチ贅沢、本格的な韓定食を食べるつもりです。店の名前は「ノランチョゴリ」。江南(ガンナム)駅の近くにあります。明洞から地下鉄4号線⇒3号線⇒2号線を乗り継ぎ、江南駅で下車。しばらく探し廻ったけれど見つかりません。諦めかけた時、ビルの5階に「노랑저고리」の看板が見えます。よし!見つけた。店内は韓国の伝統家屋・韓屋(ハノッ)を模した造りとなっています。

「ノランチョゴリ」は瑞草(ソチョ)区の「模範飲食店」、そしてソウル市の「誇らしい韓国料理店」にも選定されている店です。

店名を表す「黄色のチョゴリ(노랑저고리)」が壁に描かれています。

店内各所に時代を感じる古家具なども置かれていて、どこかノスタルジックな空間。

頼んだ韓定食コース「ノランジョンシク(W27,000)」。いただける韓国料理の種類は、ざっと数えて12種類以上。トンチミ(大根の水キムチ)、ジョン(チヂミ)、チャプチェ、プルコギ、味噌チゲ、ご飯などが一斉にセッティングされます。う~ん、満足満足。

ランチの後は、紅葉を観に徳寿宮トルダムキル(トクスグントルダムキル덕수궁돌담길)へ。黄色に染まった銀杏並木と長く続く古宮の石塀、鮮やかな落ち葉で埋まる石畳の道。トルダムキルはソウルの紅葉スポットとしても有名です。12年前にソウル観光した時、「貞洞劇場정동극장(チョントンクッチャン)」でMISO(美笑)という韓国伝統ミュージカルを見に行った通りです。

徳寿宮トルダムキルを衛兵が行進してきました。交代式に向かうところです。

徳寿宮の衛兵交代式。境内の銀杏が鮮やかです。

ソウル特別市庁前には、2018年平昌冬季五輪のマスコット白虎の「スホラン」とツキノワグマの「バンダビ」が置かれています。

徳寿宮の境内は銀杏が見事でした。

夕食は、お気に入りのスンドブを食べに「チェドンスンドブ」へ。地下鉄市庁駅で2号線に乗り、乙支路3街で3号線に乗換えて安国で下車。憲法裁判所へ向かって歩き、細い路地を右に曲がるとそのお店はあります。

席に着くとすぐにおばちゃんが注文を取りに来ました。日本語で「辛いの?」「辛くないの?」と聞かれます。私は「辛くないの」、妻は「辛いの」を頼みました。

料理を待つ間、胡坐の苦手な私が正座して座っていると、隣のオバチャングループに笑われました。韓国では正座は子供が叱られているときにするもので、70歳近いおっさんが妻の前で正座しているのがおかしかったようです。

おかず「밑반찬(ミッパンチャン)」がテーブルに並べられ、グツグツ煮立っているスンドブが来ました。ソジュを飲みながら本場のスンドブ。体に沁みる~~

毎日酔っ払っている二人です。今日も楽しい一日でした。

3日目終了

 

ソウル&春川2017 ---1日目---

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ソウル&春川2017 ---2日目---

2017年11月01日 | 2017 ソウル&春川

2日目(2017年11月1日)

春川、南怡島、本場タッカルビ

韓国映画・ドラマが好きで多くの作品を観ていますが、なぜか「冬のソナタ」は観ていません。なぜだろう? 今回の旅では南怡島へ行く予定。冬のソナタのロケ地ということなので、軽くチェックしてから出かけました。

清凉里駅(청량리역)から2階建ての急行列車、「ITX青春」に乗って春川まで行きます。座席指定を買おうとしたけれど満席で自由席券しか買えません。自由席も結構混んでいました。妻は、4人掛けの席を3人で占領している地元のおばさんの横に割り込みました。私は約1時間立ちっぱなし。

春川(チュンチョン)に到着。春川高校⇒明洞通り⇒春川中央市場⇒春川タッカルビ通りを廻り市内観光をします。駅前広場ではテントを張りマーケットの準備中。お祭りかな?

駅から10分ほどで「春川高校の」に到着。この場所は、遅刻したユジンがチュンサンの背中を登って高校に忍び込んだ場所です。

春川中央市場をざっと見て、本場タッカルビを食べに。明洞のメイン通りから一歩裏に入った「春川明洞タッカルビ通り」に目的の店があります。右も左もタッカルビのお店がずら~り!

お昼には少し早い11:30なので、店内はまだ空いていました。お店の代表メニュー「元祖タッカルビ(ウォンジョタッカルビ)1人前W11,000」を注文。飲み物はもちろんソジュ。スタッフが様子を見ながら調理してくれます。具は鶏肉、キャベツ、長ネギ、さつまいも、そしてトッ(餅)。10分ほど待って完成!真っ赤なソースがかかり見た目は辛そう。でも味はピリ辛。辛い物が苦手な私ですが美味しく頂きました。

写真は2人前。本場のタッカルビは美味かった。

春川駅から「ITX青春」号に乗り加平(カピョン)駅へ戻ります。駅前からバスに乗り、南怡島行の船着き場で下車(1100W)。T-monyが使えました。フェリー乗り場は観光客であふれかえっていました。フェリーに乗り、5分で南怡島へ到着(8000W)。

フェリー前方に見える南怡島

南怡島に入島

雪だるまがいっぱい。雪だるまのキスで有名な南怡島。

ユジンとチュンサンの前で記念写真

我々も真似をして

初秋の南怡島は紅葉がきれいでした。

加平駅(16:28)から「ITX青春」号に乗り清凉里駅(17:10)到着。料金は6000W。ここから地下鉄1号線と4号線を乗り継ぎ「恵化」駅へ。今夜の夕食は「サンボンファログイ」というお店でサムギョプを食べる。

すでに何度か来たことがあ店なので、迷わず到着。

オーダーが終わったら、熱々の炭が置かれて準備OK!おかずもたくさん並びます。
人気の「ヤンニョムソコギサムギョッ(味付けした牛の三枚肉)W11,000」が登場!
つけダレは2種類。コチュジャンダレと塩ダレです。


肉はもう1品。「トンサムギョッ(豚三枚肉)W7,500」。ソジュが合います。
そしてシメの1品は「ムルレンミョン(水冷麺)」。お腹いっぱい。いつ来ても満足。

ほろ酔いかげんで、気持ち良い風に吹かれながらホテルに戻りました。

2日目終了

 

 

 

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