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クリスマスマーケット ウィーン2019 --9日目--

2019年12月10日 | 2019 クリスマス ウィーン

最後の一日 プラター公園と街歩き

楽しかった旅行も今日で終わり。最後の一日は、プラター公園のクリスマスマーケットを廻り、残り時間でゆっくりと街を見てお土産を買う予定です。

昨日のザルツブルク日帰り旅行で疲れてしまい、遅めの朝食。このホテルの朝食は美味しく種類も多いので、毎日何を食べようか楽しみだった。今回の旅行のすばらしい思い出の一つです。今日もお代わりをして満腹となり、ランチは必要ないかも !!!

ホテルの朝食 毎日おいしかった

レストランへの通路。毎朝オープンと同時に通ったので係の人が顔を覚えてくれた。


初日に購入した1週間パスは一昨日で期限切れ。改めて一日フリーパスを買い、トラムに乗車。オペラ座で降り地下鉄に乗り換える。プラター公園へ向かうため地下鉄1号線に乗車し、Karlsplatz駅から4駅目のPraterstern駅で下車。

地図を見ながら歩くこと約5分、大観覧車が見えてきた。ウィーン名物の一つの「大観覧車」。往年の映画「第三の男」に登場し、映画に素晴らしい効果を与えていました。映画では死亡したと思われる主人公ハリー・ライム(オーソン・ウェルズ)が、米国から訪ねてきた親友のホリー・マーチンス(ジョゼフ・コットン)の前に姿を現すのがこの大観覧車です。


プラター公園では昼間からオープンしているクリスマス屋台はなかったので、見物はそこそこにして街へ戻ることにしました。

プラター公園の名前の由来であるプラタナスの並木道を歩くと、その先にトラムのターミナルが見えた。掲示されている路線図を見るとトラム 0番線がホテル近くのRennweg駅を通っている。このトラムに乗り、一旦ホテルに戻って小休止する。

ホテルフロント前にあるバーラウンジ

休憩後、再びトラムに乗りブルグガルテンへ。ここでモーツアルトの像を見る。 像の手前にある花壇はト音記号の形になっています。春は花が植えられ撮影スポットになりますが、12月の初めなので土だけでちょっと残念。

ブルグガルテンのモーツアルト像

ブルグガルテンからトラムに乗りShottentor駅で下車。駅前でおしゃれなテーブルウェアの店を発見、写真を一枚。ドイツ語で書かれた看板に"1875年にこの地で創業"と記されている。由緒あるお店。


Shottentor駅でリンクを右折すると、左手に下町の名店ディグラスを発見。ディグラスは、以前NHKの「旅するドイツ語」で紹介されていたカフェです。シュテファン寺院の裏とグリューヒェンバイスルの近くにもお店がある。シュテファン寺院裏のお店(NHKで紹介された店)で食べたケーキは評判通り美味しかった。店内の照明を覆うランプシェードは、バレーダンサーのスカートを模しておりとても素敵です。

ディグラスのランプシェード

早速店に入り、名物の赤スグリのシュニッテとディグラス・トラウムを注文。赤スグリのシュニッテ(Ribiselschaum schnitte)は、赤スグリの酸味とクリームの甘さの組み合わせがたまらなく美味しい。ディグラス・トラウムは創業者が夢(トラウム)の中でレシピを思いついたのでこの名前を付けたと言われてるクリームたっぷりのケーキです。

赤スグリのシュニッテ

Shottentorのディグラス店内で写真を一枚。店員さんの応対も親切で良かった。

Shottentorのディグラス店内

今回の旅も残り半日。これからウィーンの街をもう一度廻って来よう! 

ディグラスから少し進むとフライウンク広場が現れる。昼間のクリスマーケットとショッテン教会の写真を一枚。

昼間のフライウンクとショッテン教会

隣接したアムホーフのクリスマスマーケットを通りから眺める。

昼間のアムホーフ

アムホーフからコールマルクトを歩き王宮へ。


王宮からスペイン乗馬学校のあるミヒャエル広場へ向かう。横道にある建物からタキキード姿の若者とドレスアップした若い女性がぞくぞくと出てきた。皆さん手に革の靴を持って歩き去っていく。建物の看板に「Tanzschule」(ダンス学校)とある。な~るほど、これが来年社交界デビューする若者にワルツを教える学校らしい。若者たちが手に持っていたのはダンスシューズか。今日のレッスンが終了したところかな。ワルツの街ウィーンらしい光景に出合えました。

ケルントナー通りを北上すると何度も見たシュテファン寺院が現れる。この巨大な寺院全体を写真に収めるのはむずかしい。

シュテファン寺院

シュテファン寺院の裏道には客待ちの観光馬車が待機している。冬の今はあまり匂いはしない。

客待ちの観光馬車

シュテファン寺院裏手にあるスーパーSPAで友人用のバラマキ土産を購入。更に、高級スーパー”ユリウス・マインル”で買い物をし、これでお土産は揃いました。

ユリウス・マインル正面入り口

明日は帰国なので、土産物などをパッキングするため一旦ホテルへ戻る。
荷造りを終えて一息ついたころ、外は暗くなり始めた。最後のウィーン夜景を見に出かけます。

トラムでラートハウス(市庁舎)前下車。何度見てもため息の出るライトアップです。

市庁舎のクリスマスマーケット

ラートハウス(市庁舎)とリンクを挟んで反対側にあるカフェ・ラントマン。壁に投影されたプロジェクションマッピングが美しい。

カフェ・ラントマンのライトアップ

そしてライトアップされたカフェ・ラントマンのクリスマスツリー。おもわず見とれてしまいます。


夜も10時を過ぎてしまいました。いよいよウィーンの旅も終わりです。最後は、何回も利用したオペラ座前からトラムに乗りホテルへ戻りました。

オペラ座のライトアップ

今回の旅は、ウィーンとザルツブルクのクリスマスマーケットを大小合わせて10か所以上廻り、好きな絵をじっくり見て、ホイリゲに行き美味しいワインを沢山飲み、とても充実した時を過ごせました。
いやいや楽しかった~。そして疲れたあ~。
9日目 終了

 

クリスマスマーケット ウィーン2019 --1日目--

クリスマスマーケット ウィーン2019 --2日目--

クリスマスマーケット ウィーン2019 --3日目--

クリスマスマーケット ウィーン2019 --4日目--

クリスマスマーケット ウィーン2019 --5日目--

クリスマスマーケット ウィーン2019 --6日目--

クリスマスマーケット ウィーン2019 --7日目--

クリスマスマーケット ウィーン2019 --8日目--

クリスマスマーケット ウィーン2019 --9日目--

 

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2020 とうとうやって来ましたハワイ

2019 2度目のクリスマス・マーケット ウィーン

2018 音楽の都 ウィーンとプラハ

2017 冬のソナタ春川とソウルでヤカン・マッコリ

2016 冬のバルト3国

2016 NYセンチメンタル・ジャニー

2015 運河と水の街 オランダとベルギー

2014 南仏とあこがれのモンサンミッシェル

2013 クリスマス・マーケット フランクフルトとシュトラスブール

2013 南イタリア アマルフィ、シチリア、アルベロベッロ

2011 クロアチア スロベニア ボスニア・ヘルツェゴビナ

2008 中欧5ヶ国


クリスマスマーケット ウィーン2019 --8日目--

2019年12月09日 | 2019 クリスマス ウィーン

ザルツブルクのクリスマスマーケット

今日はウィーンからザルツブルクへ日帰り旅行の予定。でも天気予報では大雪で荒れた天気になりそう。へたをすると帰れなくなるかもしれない。ということで私は行くことをためらっていました。しかし、妻が折角だから行きたいと言うので、覚悟を決めて行くことにしました。

ザルツブルクは、モーツァルトの生まれ故郷で、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台となった美しい街。ウィーンからザルツブルクへは電車で2時間半ほどなので、日帰りで観光に行くことができる。ウィーンからザルツブルク中央駅へは、オーストリア国鉄(ÖBB)で行くか私鉄のウェストバーン鉄道で行く二通りがある。我々は私鉄のウェストバーン鉄道で行きました。電車は1時間間隔で運行しており、ホテルの最寄駅 Rennwegで乗車できるのでとても便利です。

早朝 6:30にホテルを出発し、Rennweg駅 7:02発車の電車に乗車。乗車後すぐに回ってきた車掌さんから乗車券を購入する。途中ウィーン西駅、リンツ駅などに停車して終点ザルツブルク中央駅には 9:38に到着しました。

ザルツブルク中央駅

駅構内にあるインフォメーションで市内観光マップを入手。マップには観光スポットやクリスマスマーケットの位置が表示されている。トイレの場所も書かれているので便利です。

駅構内にあるインフォメーション

インフォメーションのすぐ隣にあるカウンターでザルツブルク・カードを購入。このカードがあればザルツブルクをとってもお得に観光できます。ザルツブルクの市内・周辺にある全ての観光名所に無料で入場でき、また公共交通機関やケーブルカーも無料で乗り放題になります。日帰旅行なので24時間カードを購入。料金は €26。カード裏面に署名を行いカードが有効となりました。残念ながら今日は天候が悪いので、ケーブルカーは運休ですとカウンターの係員が気の毒そうに言う。

ザルツブルク・カード

早速、駅北口にあるバス乗り場からトロリーバスに乗り観光へ出発。瞬間的に晴れ間が出てきた。幸先が良いぞ !!!


ミラベル広場でバスを降りる。目の前に市場があり、市場の後ろにある壁の通用口をくぐるとミラベル広場へ入る。映画「サウウンド・オブ・ミュージック」のシーンを思い出すが、冬のミラベル広場はさびしい。天気も良くない。

冬のミラベル広場

ミラベル広場から旧市街へ向かって歩く。ザルツァッハ川の手前で、ホテル ザッハー ザルツブルクを発見。喫茶店も併設しているがウィーンの店ほど混んでいない。窓越しに覗くと店内は落ち着いたたたずまいです。この店には入らず、ザルツァッハ川に架かるマカルト橋を渡り旧市街へ入る。マカルト橋は恋人の鍵がいっぱいついていました。ここからのホーエンザルツブルク城塞の景色がとても良かったです。

マカルト橋とホーエンザルツブルク城塞

川を渡り、ゲトライデ通りにあるモーツアルトの生家に入る。当然、ザルツブルク・カードを利用。展示物は大した物がなく期待はずれ。トイレを利用してすぐに出てきました。

スィーツ休憩のため、ゲトライデ通りから横路に入り、”シャッツ コンディトライ”という地元で評判の店に入りました。ゲトライデ通りの曲がり角に看板が出ているけれど、よく見ていないと見落としてしまう。

シャッツ コンディトライの入口

見るからに下町のスィーツ店です。テーブルは6つしかなく、観光客は我々だけ。地元の人の御用達の店だね~。


名物の Cremeschitte をいただきました。甘すぎずとてもおいしかった。勘定書きは紙片に手書きの数字です。


町のいろいろな場所にモーツアルトにちなんだ建物やお土産屋があります。広場に立つモーツアルトの銅像。

モーツアルトの銅像

モーツアルト広場に作られたスケートリンク。スケートを楽しむ人がペンギンの補助具を使っていました。


モーツアルト広場から奥に進むとレジデンツ広場とドーム広場。レジデンツ宮殿(ザルツブルク大司教宮殿)は、歴代の大司教が暮らした邸宅。レジデンツ広場とドーム広場にはクリスマスマーケットの屋台が沢山ならんでいます。ちょっと横道に入ると昔の雰囲気を残した小さなマーケットもあります。

昔の雰囲気を残す小さなマーケット

小さな広場にある家庭的な暖かみを感じるお店。地元の人が時々顔を見せます。


広場をぶらついているうちに、天気が回復してきた。ホーエンザルツブルク城の丘を見上げるとケーブルカーが動き始めている。ラッキー !!!  急いでケーブルカーに乗りホーエンザルツブルク城に向かいます。丘の上からザルツブルクの美しい街並みが見える。ザルツァッハ川を境にして手前が旧市街、向こう側が新市街です。

ザルツブルクの街並み



ホーエンザルツブルク城のテラスでホルンの演奏会が行われ、丘の上の演奏が下の広場まで響き渡るとパンフレットに書かれている。これは楽しみ !!! しかし、城の入口にある案内板を見ると開始時刻は夕方。これを聞いていると帰りの電車に間に合わないよ~。ホルン演奏はあきらめて丘を下ると中腹に教会と墓地が出てきた。重たい扉を押して庭に入ると花に飾られたお墓。きれいなお墓が並んでいるので入口から出口までゆっくり見て回りました。


丘を下りレジデンツ広場に戻る。ザルツブルク・カードを使いレジデンツ宮殿を見学。展示物にはあまり興味をひかれなかったが、見ることができて良かったものが2つあります。一つ目はレジデンツ宮殿屋上から見たクリスマスマーケット。クリスマスマーケットを俯瞰できるのはレジデンツ宮殿の屋上だけでしょう。

レジデンツから見るクリスマスマーケット

広場のクリスマスツリーも上からきれいに見えます。


二つ目は、便座が回るトイレ。回る便座なんて初めて見た。トイレ先進国日本でも聞いたことがありません。用を足し、水を流すと便座がぐるぐる回り出す。どうやら便座を消毒洗浄しているみたい。他人が座った便座を洗浄している?? イヤ~びっくりした。

便座が回るトイレ

モーツアルト広場に戻ると、川岸からの景色がきれいなので橋を渡ってみた。このモーツァルト橋はサウンドオブミュージックに出てくる有名な橋です。

ザルツァッハ川対岸に立つ建物

暗くなってきたので、再びレジデンツ広場のクリスマスマーケットへ。やはり夜の市場はきれいだし活気がある。

夕方のレジデンツ広場

照明がともり始めたレジデンツ広場。


スノーマンの人形。クリスマスマーケットでは定番の人形です。


香油を入れる置物。温めると香りが漂い始める。


シロップ漬のほおずきを乗せたケーキ。


グリューヴァインを飲み、カップが気に入ったのでお持ち帰り。もちろん料金はデポジットで支払い済みです。


帰りの電車時刻を気にしながら駅へ向かう。ザルツァッハ川の夜景がきれいなので写真を一枚。

ザルツァッハ川夜景 

ミラベル広場の前でクリスマスマーケットを見つけチョット寄り道。屋台の数は少なく人影も少ないのでさびしい。

プレッツエルを売る屋台

ミラベル広場のバス停でトロリーバスに乗車。ザルツブルク中央駅に出発予定 の20分前に到着しました。

ザルツブルク中央駅夜景

無事に予定の電車に乗ることができ、ウィーンの Rennweg駅に夜10時に帰着しました。
予想以上に天気にも恵まれ、充実した一日でした。さすがに疲れた~。
8日目 終了

 

クリスマスマーケット ウィーン2019 --1日目--

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クリスマスマーケット ウィーン2019 --7日目--

2019年12月08日 | 2019 クリスマス ウィーン

レオポルド美術館とラートハウスケラー

今日はレオポルド美術館へ行き、妻と私のお気に入りのエゴン・シーレを見ます。

トラム71番に乗りUnteres Belvedere駅から4つ目のBurgring駅まで移動。1週間パスの有効期限も最終日となった。まだ車内でチケットの検察にはお目にかかったことがありません。本当に来るのかしら?

Burgring駅から複数の美術館が集まるアートエリア「ミュージアムクォーター(Museumsquartier)」(通称MQ)まで歩く。MQの一角に「レオポルド美術館(Leopold Museum)」がある。ここは、画家エゴン・シーレの世界最大のコレクションを誇り、またシーレが敬愛したグスタフ・クリムトの作品も数多く所有しています。

レオポルド美術館に貼られた横断幕

ここでもシニア・ディスカウントを利用し入館料は1人 €10。ヨーロッパは美術館、鉄道、教会などいろいろな場所でシニア・ディスカウントがあるので年金生活者は嬉しい。

シーレ作品の中でも一番お気に入りの『ほおずきの実のある自画像』。挑戦的な面持ちで、何かを訴えかけるような目や手の表情が印象的です。
   
ほおずきの実のある自画像

『ほおずきの実のある自画像』の1年前、20歳の時に描いた自画像。この絵も素敵な絵です。


シーレに影響を与えたクリムト。そのクリムト晩年の傑作『死と生』がこの美術館にあります。花畑のような場所で赤ん坊から少女、女性、老人、男性など人生で辿る人々の姿とそこに忍び寄る十字架をまとった死神。“死の気配を感じるからこそ、生きることは素晴らしい”と言いたいのかな。

クリムト晩年の傑作『死と生』

” 何じゃこれは!! ”と思う変わった作品もありました。絵の裏と表を逆にしてカンバスに貼り付け、上下も逆さまにして展示した作品です。作品鑑賞はカンバス裏側から。
     

美術館内にある喫茶室でコーヒブレイク。洗練されたデザインで通路の両側から光を取り入れた明るい場所です。


レオポルド美術館からマリアテレジア広場のクリスマスマーケットへ。ここで珍しい屋台を発見。クリスマスのオーナメントを売りながらオカリナを吹いて客を集めている。私は趣味でオカリナを吹くので屋台に吸い寄せられてしまいました。手のひらに収まる小型のオカリナで、旅の記念に買ってしまいました。

オカリナを吹いている店員

マリアテレジア広場からラートハウス(市庁舎)広場へ歩く。ラートハウスの地下にあるラートハウス・ケラー(ワイン酒場)にディナーの予約を入れてある。ラートハウスは荘厳なゴチック様式の建物で市庁舎というよりもまるで教会のよう。

ラートハウス(市庁舎)の正面

ラートハウスの右端にラートハウス・ケラーに降りる階段がある。入口はとても分かりにくいので事前の下見が必要。建物内に入り階段を下りるとようやくラートハウス・ケラーであることを示すサインが見えます。建物の外からでは見つけることができません。宣伝に力を入れなくても経営に困らないようである。実際、お客は結構入っており、われわれの場合も最初に入れた予約は満席で断られ、今日に変更している。この部屋はほとんど地元のお客で、観光客は我々だけのようです。
     
ラートハウス・ケラーのサイン 

我々が案内された個人客のための部屋。まるで市が海外からのお客を接待するために作った会場のよう。内装やシャンデリアなどシックで超豪華な部屋です。隣の会場は団体客用になっていて、日本人ツアーの団体さんが食事をしていました。係の人もタキシードを着て慇懃な立居振る舞い。この雰囲気では写真は撮りにくいな~。それでも写真撮影の許可をもらい周囲に気兼ねしながらパチリ。


オーダーした料理は、初めにWiener Rindfleiscsalat (ウィーン風ビーフサラダ)を注文。トマト、赤玉ねぎ、レタスの上に揚げたビーフを散らしたサラダ。スープはウィーン名物のRindsuppe(ビーフスープ)。

Wiener Rindfleiscsalat (ウィーン風ビーフサラダ)

そしてメインにZwiebel-Rostbratenを注文。このツイーベル(玉ねぎ)ローストブラテンはウィーンの3大名物料理。サクッと揚げた玉ねぎの下に、焼いた牛肉が隠れている。上品な味です。ワインは赤のグラスワイン。

Zwiebel-Rostbraten 

デザートはパラチンゲン(ドイツ語でパンケーキの意味)。クレープ状のスイーツで、若者に人気があるらしい。リコッタチーズとアプリコットのジャムが添えられています。

パラチンゲン

食事を楽しんだ後、市庁舎前のクリスマスマーケットを見物。屋台の数が多い。ウィーン最大規模のマーケットと思われる。人出も最高潮になってきました。


レプクーヘンの屋台。どのマーケットでも見かける定番の屋台。


クリスマス飾りの屋台。


ぬいぐるみなど人形を売る屋台。


ラートハウス広場に入る正面口の見事なイルミネーション・アーチ。手前にトラムの線路があり、奥はライトアップされたラートハウス。


そろそろ旅の疲れが溜まってきた感じです。明日はザルツブルクへ遠出するので、早めに戻ろう。
ここからトラムに乗りホテルへ戻る。

7日目 終了

 

クリスマスマーケット ウィーン2019 --1日目--

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クリスマスマーケット ウィーン2019 --9日目--


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2019年12月07日 | 2019 クリスマス ウィーン

スペイン乗馬学校とホイリゲ

ホテルで朝食。トラムに乗りオペラ座で下車、スペイン乗馬学校へ向かう。

朝のミヒャエル広場を見物。さすがに美しい。白いクリスマス屋台が並んでいます。

朝のミヒャエル広場

乗馬学校のあるヨーゼフ広場に少し早目に到着したので周辺をぶらつく。広場を間にはさみ乗馬学校と反対側の建物は馬の厩舎。厩舎周辺にロープを張ってあるが、中を覗くと1階の個室の窓から馬が顔を出してくる。王宮内にあり、とても厩舎と思えない美しさ。厩舎の中庭に、今年からクリスマーケットが開催されていました。乗馬学校らしく中央天井に飾られているのはペガサスです。

ペガサスを飾ったスペイン乗馬学校厩舎

開場30分前にヨーゼフ広場にある入場口に並ぶと、すぐに我々の後ろに行列ができました。席は自由席なので、早めに並ぶと見やすい場所を選べます。料金は2人で¥8,700(2019年12月時点)。パフォーマンス時間は約70分。正面席は特別席で見やすいけれど料金も高い。ここも開始時点では満席になっていました。

正面席

馬が驚くので場内は撮影不可。こっそり隠れて写真を数枚撮りました。


ランチは安くておいしいオープンサンド。ウィーンでも人気のあるお店ツエニフスキーで食べます。
グラーベン通りから横に入った細い道にあり、場所はわかりにくい。
ショーケースにいろいろな種類のサンドイッチが並び、希望の品を指せばOK。値段はどれも €1.4とリーズナブルです。

沢山種類があるオープンサンド

好みのものを2種類ずつ選びテーブルへ。

2人が選んだオープンサンド



ショーケース横に置いてあるメニュー

ランチのあとは散歩。天気も良くぶらぶら歩きには最適です。グラーベン通りを左折しコールマルクトをぶらつく。


コールマルクト横の路地にこじんまりしたクリスマスマーケット。古いウィーンらしさを感じます。


昔のウィーンのクリスマスはこんな感じだったのだろう。



ウィーン大学前でクリスマスのデコレーションを付けたトラムを見かける。街もクリスマスモードになってきた。


これからウィーン郊外にあるホイリゲまで行きワインを楽しみます。半地下になっているShottentor駅からトラム38番線に乗り、Grinzing駅へ。Grinzing駅はウィーン郊外の小さな終点駅。駅舎はなく、路上に置かれたベンチにおばあさんが1人トラムの出発を待っている。おばあさんに目的の店をたずねると行き方を親切に教えてくれました。

終点のGrinzing駅

Grinzing駅前。少し歩くとブドウ畑の丘がある農村。道に沿ってホイリゲを飲ませる居酒屋がいくつか点在している。ワインは期待できそう。


目的の店はZum Martin Seppという居酒屋。料理とワインが評判でウィーン市内からも客がくるらしい。ガチョウ料理が有名とのことです。

ガチョウの看板が目印


Zum Martin Sepp外観

店に入ると目の前に料理の並んだカウンター。まず料理をここで選ぶ。お気に入りの白ゴボウのサラダと肉とチーズを選択しました。



スープはグラーシュを頼む。

ワインは案内されたテーブルで注文します。料理もワインもうまかった。店内には昔ワイン醸造に使われたブドウの絞り機などがディスプレイされている。

ワイン醸造所を改装した店内

店を出ると小さな喫茶店。来るときは気づかなかった。


人通りの少ない夜の町をGrinzing駅へ向かう。


トラムを乗り継ぎウィーンへ戻りました。

6日目 終了

 

クリスマスマーケット ウィーン2019 --1日目--

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2019年12月06日 | 2019 クリスマス ウィーン

シェーンブルン宮殿のクリスマスマーケット

ホテルで朝食。トラムでオペラ座まで行く。

王宮入口にスペイン乗馬学校のチケット売り場がある。ここで日本から持参した予約票をチケットに交換します。予約日は明日だけれどできれば今日の午前に変更したい。窓口で変更依頼を試みたけれど、どの日も満員で、変更不可と断わられてしまいました。あきらめて明日のチケットを入手。

乗馬学校チケット売り場への入口

チケット変更不可で予定が狂ったため午前中の余った時間で土産物さがし。
高級スーパ ”ユリウス・マインル” でラファエロのチョコレート8ケースとコーヒーカップ2脚を購入。

夜のユリウス・マインル

店内には高級食材売り場、レストラン、カフェ、ワインバーもある。この店はコーヒーメーカーとしても有名で、ウィーンの多くのカフェにコーヒー豆を卸している。

ユリウス・マインル店内

デザインが気に入ったカップ。お土産に2脚購入しました。

ユリウスのマーク入りカップ

ホテルに戻り土産物を置き、午後からシェーンブルン宮殿へ。
トラムに乗りオペラ座下車。地下鉄4号線に乗り換え、カールスプラッツ駅から6駅でシェーンブルン駅に到着。シェーンブルン駅西口から5分ほど歩くと宮殿の入口が現れます。暗くなるまでには時間があるので、カフェ・ドムマイヤーへ向かいました。宮殿前を道なりに進み2つのカーブを過ぎると十字路、その右手奥にカフェ・ドムマイヤー。建物の前にヨハンシュトラウスⅡ世の像がある。ヨハンシュトラウスⅡ世がここでデビューコンサートを行った記念碑です。

ヨハンシュトラウスⅡ世の胸像

店内に観光客は少なく、地元の人が多い。暗くなるまで1時間半ほど休憩。ゆっくりコーヒーとケーキを楽しむ。

カフェ・ドムマイヤー店内

暗くなってきたので、シェーンブルン宮殿へ戻る。

シェーンブルン宮殿の庭園

入口にドイツ語で書かれた案内図。屋台が81店も出店。人出は多いけれど、敷地が広いので混雑を感じません。
庭園中央に大きなクリスマスツリー。クリスマス期間中は、毎日このツリーの下でコンサートが行われます。迷子になったらツリーの下で落ち合うことに決めて見物を開始。

演奏中のホルンコンサート。

竹馬に乗った芸人? 観光客と握手して回っている。


スノーマンの飾り物。


ラクレットの屋台。ここでもグリューヴァインを飲みました。


ワインの酔いで疲れが出てきた。地下鉄とトラムを乗り継ぎホテルへ戻ります。

5日目 終了

 

クリスマスマーケット ウィーン2019 --1日目--

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