老人の戯言

当年85歳になります。戦前戦後の経験語り部も居なくなります。貴重な経験を構成に残して今後の日本の発展を期待したい。

終戦秘話より

2021-08-17 20:37:12 | 日記
毎年終戦記念日頃になると、92歳になる私にも初めての秘話が公文書の解禁等により放映される。語り部として追記します。
①特攻機は沖縄戦で途中でエンジン故障と称して隊列を離れ無人島に不時着して生き延びた等の話は聞いたことがあるが、50回も出撃して、そのたびに帰還した猛者がいるのにはは驚いた。腕に自信があり、飛行機ごと飛び込むより腕に自信があり、敵艦に損害を喰らわしての生還で現存している。
信管を翼に固定されていたのを外した隊長にも敬服するが、促成の操縦士より、熟練の操縦士の方が体当たりより命中率が大きいと見抜いて本部に黙って信管を手動にさせた隊長も偉いと思う。参謀本部は現状を知らなすぎた結果である。
②B29の墜落させて捕虜の8人の生体実験の件である。東大の教授はどうせ捕虜は殺されるのだから肺や心臓を生きたまま取り出して人体実験をした方が動物実健より結果が速く出ると倫理に反した手術である。戦後服毒自殺したため、その時の助教授がいつの間にか教授にされ巣鴨の東京裁判で死刑の判決を一旦うkてしまうが。
その後奥さんの努力で米国側の弁護士に会い再裁判にこぎつけ懲役10年に変更させたはなしである。
その助教授は本来手術の時に止めさせる努力が足りなかった罪があると、同じ巣鴨にいた軍隊長に教えられ存門した心の葛藤が描かれていた。
その部隊長も部下の罪を一手に命令した自分にありと、従容として絞首刑にされた。
③日米開戦に至るけいかとして、日本の満州から上海、北京、重慶陥落にいたるまでの陸軍の暴挙に対して、米国が輸出禁止等のお決まりの制裁に対して、中国国民軍の蒋介石は英国に頼り、日本は日独伊同盟を進め、ドイツが勝つと賭けたが、ドイツ軍はロンドン空襲で完敗し、ソ連にも冬の寒さに勝てず、降参してしまった。
国際情勢に疎い陸軍の指導体制から抜け出せずソ連を講和の仲介役に頼んだり外交の失敗が大きい。
 天皇は10歳の時から少尉に任官した20歳代で大元帥になり、軍隊を政府から大元帥直属にした。実質の決定は陸軍におされた元老の言いなりになり、天皇はノーとは言えず追認する習わしにしてしまった。追認だから責任が無いとの解釈で国体の護持がされている。
半藤 一利さんの本などにこの辺は良く書かれているが、中国や北朝鮮などの軍隊の位置づけは歴史は繰り返す。JUNTARO

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