老人の戯言

当年85歳になります。戦前戦後の経験語り部も居なくなります。貴重な経験を構成に残して今後の日本の発展を期待したい。

マスコミはもっと勉強を

2015-03-05 20:02:58 | 日記
最近の報道を見ると腹の立つことが多い.例えば
①福島第二原発の排水の放射能上昇にたいしての漁民の怒りが大きく報道された。雨が降るたびに2号機建屋の樋からの排水の放射線レベルが異常に
高いことを東電が隠していたと鬼の首を取ったような報道を各社がしている。
 原発の建屋は非常に面積が大きいので、積る単位面積当たりの放射能は微量でも、降雨により凝縮して樋から流れ出るときは放射能が高いレベルになるのは当たり前で、海に放出されれば海の放射能レベルはびくともしないで、安全基準よりはるかに低いのは薄められるから当たり前のことである。
 国会まで取り上げ野党が追及するのは時間と国費の無駄そのものに過ぎない。
②燃料電池車のエコは究極?と初めて2月28日の日系に報じられた。筆者がたびたび警告しているように水素ガスは天然に存在しないのである。
にほんでは環境省や経産省はトヨダ自動車の究極のエコカーとの宣伝を真に受けて補助金をつけたり、水素ステーションの設置促進など片棒を担いでいる。
欧米では(fuel cell) は(fool cell)とスペルを替えて揶揄しているのである。HIV自動車も同じこと。日本のように原発の再稼働をなかな認めない国では老朽火力からもうもうと炭酸ガスを吐き出して地球を汚しているのである。
 水素を化石燃料から抽出するには、エンエルギー保存の法則により絶対にそんあ美味い話はないのである。
③太陽光発電も最近また引き取り価格の値下げを検討し始めた。当時の民主党内閣が1KWHあたり40円で強制的に電力会社に買わせ、その差損を一般電力使用者に負担させることに端を発し、孫正義のような投機者がこぞって地面を買い漁り、うまい汁を吸おうとした結果、送電網の安定問題などで、急激な増大ができないばかりか、通常の電力コストは9円内外であるので、32円に下げ、さらに20円台前半にまで下げて投資魅力を失い、シャープなどの企業が破産寸前に追い込まれているのである。

あげれば切りがないが、政治家は何にでも飛びつき、マスコミはそれを囃し立て、風向きが悪くなればまたそれを囃す悪循環である。
NHKをはじめ各社科学部に人材を集めているのに、取り上げない編集方針が悪いのか、科学技術者が不勉強なのかわからないが、全体ヲシステム的にみる目は我々老人組のほうがはるかに肥えている。JUNTARO

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