老人の戯言

当年85歳になります。戦前戦後の経験語り部も居なくなります。貴重な経験を構成に残して今後の日本の発展を期待したい。

東芝上場廃止

2023-11-22 20:34:48 | 日記
本日の臨時株主総会で東芝の一部上場廃止が決議された。
創立以来220年を超える世界総合電機会社6社、Simens,GE,WH,Toshiba、HITACHI,MIRUBISHIの中の東芝が米国の投機会社に乗っ取られ、のたうち回っての結論であり、残念至極です。
その他WHも圧力式原発が福島の津波事件で倒産、運悪く欲張ってWH社を購入した東芝が巻き添えへを食らって負債が増えたのも一因であるが、東芝の経営陣の不甲斐なさも大きな一因である。
 東芝は戦後石坂泰三,玉置敬三、土光敏夫氏等困難に直面すると社外から社長を投入する苦い経験のれきしがある。
ココム事件の時は会長、社長の同時解任事件となったが青井社長の努力で経営責任の分担を明確にして権限を委譲して、無事乗り切った後の経営陣は自己を売り込む人その他先見性の乏しい方々が就任して、粉飾事件を起こし米国の投機屋に乗っ取られ、医療器や半導体などの目玉事業を売られ、優秀な人材の散逸や流失もあり、2兆円の負債を抱えて、このAI時代に大きく転換する時代に追いつき追い越すことが出来るであろうか。
 社長と言えば多くん人は実力のある方がなると思っているでしょうが、飛んでもない人事が行われる場合が多い。
 社長に成るために経理部長の職責を悪用して、20億円も貢いでなった方もいる位だ。
社外からの導入はマスコミは褒めたたえるが本当は事業の展望も身に付いて居ないので、今の政治家と同じく将来を考えられない方々も多かった。
例えば阪急電鉄に日頃のお礼を言うために、大阪に来ても自分は阪神フアンだから阪神に行きたいと駄々をこねた元通産次官の方もいる。
 自分も現役退任後或る一部上場会社の社外監査役を務めたことがあるが、これほど厳しい職責は無かったと思って居る。
2兆円の負債の返還とAI時代のチャンス到来をうまく兼ね合わせて元の会社に復元できる事を祈って止まない。JUNTARO

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