老人の戯言

老人の経験、知識、見識も現在に貢献するものが多いのではないか。

学者と政治家の会話

2011-05-26 20:53:27 | Weblog
今回の福島原発事故で海水注入を中断しろと官邸が言ったとか言わなかったとの事で、政局にまで進展し、内閣不信任案まで出そうである。
 学者さんたちは良く限りなく零に近い確率の場合ーーーーの発生の確率は在りうると仰せられる。
一方これを聞いた内閣の指導者たちはこれは大変と浜岡原発の中止要請を審議もせずに発表したりして、世界中から顰蹙を買い日本は真実を
公開しない危険な国とのイメジにされている例が枚挙にいとまがない。
 これは学者も表現に注意して、政治家に分かりやすく発言する工夫をするか、政治家がもっと意味を慎重に理解するか、間にエンジニアのような仲介者を置く必要がある。
 学者の世界では絶対はありえないので、万一の場合のことでも在りうると言うのである。
むしろこのような場合は英語で喋り、通訳を入れれば正確に伝わる位日本語、日本人は曖昧な言葉であり、国民性である。
 良く関西では考えて置きましょうはネガチブの場合の挨拶であり、関東では殆どOKの意味に普通はとるのと同じである。
前向きに考えましょうも同じで、言う方の役人は相手を傷つけて票田を失いたくないからで、実はその場を切り抜ける重宝な用語に過ぎない。
 言葉の裏を考えてから行動する習慣が必要であるが、国際化には程遠いのである。JUNTARO

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