老人の戯言

老人の経験、知識、見識も現在に貢献するものが多いのではないか。

モンテネグロ共和国短信(戦争は人類のDNR?)

2007-06-21 17:17:51 | Weblog
 モンテネグロ共和国はユーゴスラビアから分離独立した人口62万人、面積は福島県と同等である。このような国にも写真に見られるようにグルリを万里の長城宜しく城壁で取り囲んでいる。
 その他の周辺の国々も至る所に砦の跡や要塞、城壁、捕虜収容所や捕虜に体罰を加えた責め道具などが、博物館に陳列されている。
 これ等を見ると20世紀は戦争の年と位置づけられたが、20世紀のみでなく、人類創造以来、宗派の争いや人種間の争いは永遠に続いているのである。
 懺悔して免罪符を得られるのは同一宗派内のみであり、すきあらば今後も戦争は耐えないと思った方が良いのではないか?
 憲法9条の改定について野党は格好の良いことのみを言って選挙の票集めに終始しているが、過去の歴史や日本の地政学的位置を見れば自国の防衛について、もっと真剣に考え備えるべきではないか?juntaro

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1 コメント

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Unknown (水野)
2007-06-21 23:54:21
東大OBネットより参りました。
私は現役生です。

クラウゼヴィッツは戦争は政治の延長線上にあると言い切っております。彼は数世紀昔の異国プロイセンの人間ですが、今の世界を見る限りそう言って差し支えないと思います。

考えてみればおかしな話で、個人間の対立は未来永劫にわたって耐えないのにも関わらず、国家間の対立がいつかは無くなる、もしくは武力による対立解決が無くなるということはまず有り得ない気がします。
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