6月27日に起きた、「警察官における17歳の少年殺害事件」は、フランス全体の 警察に対する大きな抗議運動に発展、(現在はさらに暴動に発展)しています。
(車に放火したり、商店を壊して強奪する行為も起きていますが、これは「壊し屋」と呼ばれる、一般人とは別のグループの仕業と言われている)
パリ郊外に住むナエル少年(北アフリカ出身)は17歳、無免許でした。
交通取り締まりをしていた警察官に 停止を命じられたものの、無視したため 撃たれ死亡しました。
少年を撃った警官は、「車両停止を拒否し、車を発車させ自分たちに向かってきたため発砲した」と正当防衛を主張していましたが。
防犯カメラに写っていたその様子は、明らかに違っていました。撃った警官は現在、殺人罪で訴追されています。
シングルマザーの母親ムニアさんは、国営テレビで「警察を責めたりはしない。私が責めるのは一人だけ、息子の命を奪った人間だけだ」と述べたそうです。
そして、発砲した警官は他の方法を取れたはずだと主張しました。
母親もトラックの上に乗って、抗議活動に参加。
さらに母親は、警官は「アラブ系の顔をした子どもを見て、殺したいと思った」のだと…、語りました。
あながち極論でも無く、間違ってはいないと思います。
アフリカ系の人達は人種差別を嘆きますが、実際、この様に簡単に射殺されてしまう実情なのです。この少年がもし、白人の男の子だったら・・・
⭐️✨✨
昨日と今日、朝早く…4時頃だったと思います。
まだ日も昇らない 薄暗い時間、🚁 ヘリコプターの音が聞こえました。
プルプル、プルプル…、街の上を旋回している様です。
こんな事は初めてです。
重大事の時ですよね、ヘリによる空からの巡回なんて‼️
一体 何が起きてるの⁈
身近には感じていなかった ウクライナとロシアの戦争とか、今回のフランスの抗議運動とか…、いろいろなことが急に身近に感じられて、寒々としました。
これは警察のヘリではなく、テロのヘリだったら・・・とか。
🐈
日本とフランスは、本当に両極端な二つの国です。
今回のフランスの騒動は、日頃の鬱憤を誰も彼も憂さ晴らしに利用して騒いでいる様に思えてきます。
学校や市役所、図書館‥と公共の大切な建物も壊されたり燃やされたり…。
メッスでもマクドナルドが燃やされ消滅したそうです。
日本は相変わらず みんな揃ってマスクをして、ドクチン打って、第◯波だって。。。😱
少しは考えろといいたいですけど。こんなこと欧州は2年前に終わってます‼︎
大事な事ですね‼︎
資格優先のフランス社会で、移民の人たちが就ける仕事は限られています。安賃金で重労働、汚れ仕事です。職につければまだいい方で、沢山の鬱屈した思いを抱えています。
こういう機会に爆発するのでしょうね。
この悪のスパイラルはいつまで続くのか⁉︎ 解決方法はあるのか⁉︎
日本人の立場はたとえ同じ「移民」でも少し立ち位置が違っています。
両者の真ん中で高みの見物の、居心地の悪い立場です。☹️
確かに、少年の母親は息子の教育に力を注いでいたのか?と言われれば、足りていなかったかも知れません。無免許運転をする様な子でした。(しかし、射殺は言わずもがな 行き過ぎた対応で、刑事問題視されて当然です)
母親は、抗議のマニフェスタションに参加し、トラックの上に乗って抗議の奇声をあげていましたが・・・私には痛いと言うか、スター気取りに見えて引きました。
もちろん、悲しみにうずくまってもいましたが…。
「人権」を叫ぶ人々は、その前にしっかりと「教育」することも大事だとして欲しいです。
トラックの上でパフォーマンスをする少年の母親に拍手をするフランス人にも引いてしまって、しみじみ私は日本人だと思いました。日本人には理解し難いですね。
この警察との移民との両者の軋轢はますます酷くなっていくと思います。🤷♀️
フランスで「郊外」と呼ぶのは、黒人・アラブ人 または低所得者の住んでいる区域を意味します。そういう区域には勿論行かない様にしています。
今回パリ郊外で起こった事件もそんな場所でした。
でも、私はあからさまなレイシズムの標的にあった事は一度もありません。
アフリカ系、アラブ系の人々は日常的にこれに会って虐げられています。資格優先のフランス社会で、彼らは低賃金で重労働、汚れ仕事しかありません。いろんな鬱憤が悪さに繋がっていくのも仕方のない事、負のスパイラルはずっと続くのでしょう…
ああいう人が大統領になる時代なんです。
既成の政治家に国民も諦め切っているからなのか…。
無免許で運転する悪い子だから発砲しても良い事はないですよね。
警官は彼が無免許である事はその時点では知っていない様です。
長男に、あれが金髪の白人の子だったら、警察は同じ様に撃ったかしら⁈と訊いてみたら、即答で、打つわけないじゃん‼︎ 絶対ないよ‼︎でした。🤷♀️
フランスの報道になると、デモの参加人数とか、何人が検挙されたとか、どこがどう壊されたとか、マクロン大統領の動向が報道されますが。それさえも日本語でネット記事にも出てきます。情報は豊富過ぎる気がします。
人権を大切にする国で、自己主張の激しいのも いつものことなんですけどね…。
移民、特に黒人、アラブ人と警察との摩擦はまだまだ続くでしょう。。。
やるせないですね。😢
海外に行くといろんなところで、差別や逆差別(?未知の人に親切を押し付けられる)に遭遇します。それでも理解しあう努力はしたいです、
暴動の少ない私の住んでいる地方でも、今回はあちらこちらで被害がありました。
息子を殺されたお母さん、本当に気の毒だと思うのですけれど、子供の教育という点では責任があるのではと思います。
確かにフランスにおける人種差別は問題なのですけれど、我が家の息子の親友のパリ郊外出身のアラブ人の男性は、頑張ってグランゼコールを卒業し、管理職として働いています。彼の兄弟姉妹も高学歴だそうで、ご両親がフランスで生活していけるよう子供達を教育してきたと聞きました。
人種差別の問題を解決するには、フランス側の意識も大切ですが、移民の人達の努力も大切だと思います。
今回の暴動で、両者間の溝が一層深まったようで残念です。
何故 こんな事になってしまったんでしょうか??
何かが狂ってしまっているように思います。
結局のところ 『移民』というモノが、
どちらにも良い方向に向かっていないような・・・
そんな気がします。
悲しい事ですが、人間というのは、『よそ者』を
受け入れる事を ヨシとしないんでしょうかね。。。
桃子さん 私達は 結局のところ『よそ者』です。
十分に気を付けて下さいね。
これは根が深いですよね。
某国の元大統領は堂々と差別を正当化していた?
人は優越感を持ちたいのよね。
理由に正当性が無くても、だから差別したい?
若しくは洗脳されている?
たださ、
無免許で運転していたのよね、、、