1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

国家予算の確保は、人の欲潰しから。

2016-08-30 06:23:11 | 法話
ある国で河川が氾濫し大被害。国が予算を出し「河川工事と鉄筋の橋を架けよ」と。が請け負った大手が下請けへと丸投げ。その下請けが孫請けにまた丸投げ。その都度ピンはねし最後は「竹の橋」の予算しか残ってなかった、とその国の人達が笑い話に。さてさて他人事かいな。被害を受けるはいつも下々。

人の心は感動で動く。感動させれるかどうかが鍵。

2016-08-29 17:31:54 | 法話
倒産で失職した50代男性が求人社に電話すると年齢制限で弾かれたと落胆。「諦めが早い。駄目元で会社に足を運んで自分を売り込みなっせ」と。勇気出して訪問すると採用に。お礼を言いに来られたので「会社側もやる気ない制限内より、制限外でもやる気ある人を取るよ。利益に関わる問題だからね」と。

道具がなければ知恵を。

2016-08-29 11:04:02 | 法話
高野山数万基ある墓で最大は二代将軍秀忠公正室、信長公妹お市方娘、江(ごう)姫の五輪の塔。高さは約8m。四国から大石をどうやって。石は全て中を空洞にし丸太を通して担んだと。積み上げは石を置いて土を被せ山にし、その上にまた石を載せ土を。これを繰り返し最後に土を払う。先人の知恵に脱帽。

禅問答から教えられる事多々。

2016-08-29 06:45:30 | 法話
禅問答は面白い。「愚者の絵を書け」と言われた弟子が、針も餌も付けてない釣竿で魚のいない海に座り糸を垂らしている男性の絵を描いた。それに対し師匠が「それよりも愚か者の絵を」と、釣竿を持つ男性の横で腕組みして見ている者の絵を描き添えた。この絵の構図、身の回りにも思い当たる事例が多々。

騙す方も騙す方、騙される方もあかん。

2016-08-28 17:42:42 | 法話
相談に来た青年が「度々来る僧侶が『この家は先祖が犯した罪で子供の歯車を狂わせている』と高額供養料を取って祈祷。少なくとも俺の反抗は、自分の行いは棚に上げて先祖の責任にしている親の態度に腹が立ってるわけで。そもそも先祖の犯した罪って、俺達にどうしろ言うんや」と。信仰人口が減るはず。