1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

ハングリー精神を持てぬ時代に。

2016-08-30 18:16:31 | 法話
米国禁酒法時代暗黒街を牛耳っていたは若干27歳のアル・カポネ。脱税で11年服役後は「殺される」と震えて余生を。彼は「百の講釈より玉一発」を信条に行動。明治維新の立役者も二十代の若者達。社会全体が発展途上であった事も若者達が活躍出来た要因となったのかもしれんが、昨今とは随分の差が。

育てられた経験しかない者は。

2016-08-30 13:46:00 | 法話
子育ては親の我慢。辛抱強く成長を待つが仕事。が現在社会では育てられた経験しかない未婚者が中堅管理職に。よって部下を育てる事の出来ん者ばかり、と社長さんらが嘆かれて。人の主張を黙って聞くことの出来る者を大人、聞くことの出来ない者を子供と。「全国民総幼稚時代」を作らんようにせんとね。

国家予算の確保は、人の欲潰しから。

2016-08-30 06:23:11 | 法話
ある国で河川が氾濫し大被害。国が予算を出し「河川工事と鉄筋の橋を架けよ」と。が請け負った大手が下請けへと丸投げ。その下請けが孫請けにまた丸投げ。その都度ピンはねし最後は「竹の橋」の予算しか残ってなかった、とその国の人達が笑い話に。さてさて他人事かいな。被害を受けるはいつも下々。