1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

騙す方も騙す方、騙される方もあかん。

2016-08-28 17:42:42 | 法話
相談に来た青年が「度々来る僧侶が『この家は先祖が犯した罪で子供の歯車を狂わせている』と高額供養料を取って祈祷。少なくとも俺の反抗は、自分の行いは棚に上げて先祖の責任にしている親の態度に腹が立ってるわけで。そもそも先祖の犯した罪って、俺達にどうしろ言うんや」と。信仰人口が減るはず。

おおらかで神経質でない人がどうも長生きを。

2016-08-28 13:54:25 | 法話
不摂生は百も承知で食事全般即席品、焼肉ばかり何十年も食べ続けた人が。毎日酒5合煙草50本やり続けた人が。90歳を越えて老衰で他界。強い体に産んでくれた親に感謝しながら。体の事に限らず世の中に「これが正解」なんて物はない。人それぞれ受け止め方が違う。統計は参考にはなるが決め付けは。

親の七光りは、光る様に仕向けるのも親の役目。

2016-08-28 06:43:35 | 法話
親が偉大過ぎた為に駄目子供のレッテルを貼られた歴史上の人物は多数。武田勝頼公や豊臣秀頼公など。が決して劣る人物ではない。親の時代に敵として必死に耐え忍び力をつけてきた武将達を相手にしなきゃならんという不運。そう考えると家康公は。親の健在時に代を秀忠公に。時代は違ってもこれは教訓。