地方の個人塾から難関大学へ合格させるメソッド

塾長が、ホンネをつぶやきます

平均を目指す子と、上位を目指す子では、勉強の仕方が違う

2021-09-25 18:35:40 | 日記

9月から入塾してきた子たちには

伝えたつもりだけど、

学年下位から

平均を目指す勉強と、

上位を目指す勉強は

中身が全く違う。

 

下位から平均までは、

「単語を正確に入れる」

「計算力つける」

「学校ワークの演習」

そういった時間が

純粋に足りてないから

点が取れてないんだよ。

 

だから、まずは時間。

 

でも、そこから先は

形式の丸覚えじゃ無理だ。

 

中レベルの子たちって

「数こなした分だけ

 点が取れる」

って錯覚してる。

 

それは基礎中の基礎、

一問一答式の単純な問題では

通用するかもしれない。

 

そこで、

少しひねられると

「こんなのやってない」

って言うでしょ?

 

そこから先は、

見たことない問題を

解きほぐすことが要求され

入れ方や使い方が

問われてくるのよ。

 

ここらあたりの

認識のギャップって

ものすごく大きくて、

「今まで丸暗記で

 平均くらいは取れたから」

って考えが

染みついちゃってると

「丁寧に考える」

とか

「慎重に情報を整理する」

とかいうのは

いくら言っても

伝わらなくなるんだよね。

 

いくら理屈を話しても

「答え覚えた方が早い」

みたいになるのは、

この辺りの子たち。

 

人は違っても

現れ方としては

似たりよったりで、

見ている我々からすると

毎年恒例なもんで、

「それだけできるんだから

 やり方変えりゃ

 もう少し伸びそうなのに

 もったいないよね」

って話なんだけど、

いくら言ってみても

こういうのは

伝わらないってのも、

まぁ恒例の話だね。


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塾にセカンドオピニオンは存在しない

2021-09-25 12:02:40 | 日記

ウチの塾では

ゼロに近いくらい

殆どいないのだが、

ほかの塾との掛け持ちの子。

 

中学生になると、

塾の掛け持ちのパターンは

「集団塾に行っていて、

 怪しげな科目を個別で」。

 

さて、塾の掛け持ち、

塾の先生としては、

「別になんでもいい」

という場合と、

「全部ウチでやってほしい」

という場合の

どちらもあり得るようだ。

 

先生のタイプや

指導のタイプにもよるよね。

 

高校受験に向けて

5教科トータルで

指導する塾の場合は、

圧倒的に

後者のタイプが多い。

 

高校生は

割とそういう掛け持ち系が

功を奏することもあるが、

中学生で

あれこれ掛け持つのは、

時間や人間関係の面から

あまり勧めたくない。

 

高校生は、

科目の指導ができる先生が

限られている。

 

英語は英語の専門家へ、

数学は数学の専門家へ、

国語は国語の専門家へ、

予備校のように

各科目の専門家が

揃っているところなら

1箇所で済むが、

現実問題として

ここ栃木では、

そんな予備校は存在しない。

 

5教科対応というと

ビデオ映像を思い出すが

映像授業は

もはや論外というレベルにまで

質が落ちてきているのは

素人目にもわかる。

 

個人塾の場合

一人の先生で

全てまかないきれている塾は

本当に稀で、

何名かで分担しているのが

ほとんどである。

 

私の場合、

中学生は全教科、

高校生も

歴史以外は

なんでもございなのだが。

 

中学生に

ちょいちょいあるのが、

「他で英語やってます、

 数学見てください」

と来られるパターン。

 

まずは

数学からスタートする。

 

定期的に英語も見る。

 

いま通っている

他のところに対して

気持ちを害さないように

出来具合を報告する。

 

これはデフォルトである。

 

いわゆる、

セカンドオピニオンである。

 

医療に関しては

だいぶ進んできた発想だが

教育の世界では

進んでいる感じがしない。

 

塾の場合、

合否がモノをいう世界だから

塾を掛け持ちする子に対しては

責任逃れをする先生が

多いと思う。


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