地元の中学が
年間スケジュールを公表しない。
いまどき殆どの中学が
年間スケジュールを
HP上で公表している。
学校で配られたプリントを
なくすことだってあるだろう。
そんなときに
WEB上で日程だけでも確認できたら
どんなに保護者は助かるだろう。
同じ町内の
もう一つの中学は
公表しているのにね。
おかしい。
ヤル気がないのか
HPの更新作業が
遅れているだけなのか。
教育委員会も
監視していないのだろうか。
親子関係を
そのまま夫婦関係に
例えてきました。
例えば
「そんなに勉強しないなら
もう高校行くの辞めたら？」
イライラした親が
よく言うことですね。
親としては、
「いや、
高校は行くから勉強する」
という我が子の言葉を
引き出したいのでしょうね。
しかし、これを
そっくりそのまま
夫婦関係に当てはめたら、
あなたはどう思いますか？
例えばご主人があなたに
「そんなに掃除が
面倒くさいなら、
もう掃除なんてしないで
家政婦さん頼んだら？」
と言われたらどう感じますか？
もちろん、
親が我が子に向けて言うように
語気を強めたり、
嫌味っぽく言われるわけです。
「いや、掃除はするよ」
と答えます？
それとも
「そんなに言うなら
代わりにアナタがしなさいよ」
と答えます？
親子関係と夫婦関係は違う
とか、
勉強に関しては別、
とか
そういうことが
言いたいのではありません。
「ヤル気をおこさせる言葉として
意味があるのか？」
ということを
考えてもらいたいのです。
逆のパターンも
書いてみます？
例えば、
奥さんがあなたに
「そんなに給料が少ないなら
意味がないから
いっそ仕事やめちゃえば？」
と言われたら…
「いや！
仕事もっと頑張って
出世するよ！
残業も増やすよ！」
って思うかどうかです。
そんな
「やる気の炎」、
出てきますか？
そんなわけない！
ですよね？
夫婦の場合は、
「何でこんな人を
選んでしまったのか…」
なんて思って、
離婚という選択もできますが、
親子関係では
それはできませんよね？
もう一度、考えてみて下さい。
「勉強やめちゃえば？」
「高校行かないで
いいんじゃない？」
「中学出たら働けば？」
「塾やめる？」
「問題集なんて捨てなさい！
意味ないから」
その言葉、
意味があると思ってますか？
受験生にとって
「目標」を決めることは
重要です。
僕たちは
授業内でも面談でも
できるだけ高く
目標をしなさい
と言ってきました。
それでは、なぜ
目標を高く設定するか？
それは、
その時点で
「上」を見るからです。
人は
上を見上げると
自然と元気が出る生き物です。
青い空を体いっぱいに感じ
広がる未来に
想いを馳せるからでしょう。
だから、
「上を見なさい」
と言ったわけです。
けれどね、
目標を設定することは、
同時に「盲点」もでてきます。
人ってヤツはね、
目標を設定すると、
そこに向かって頑張れるのは
僕も間違いないと思います。
だが、
それと同時に
「そこに到達したら満足」
という側面も
ありますよね？
目標の達成＝がんばりの終着点
自分の天井を
自ら決めちゃう
ってことです。
「あっ、
もう届きそう」
って思ったら、
人は必ずと言っていいほど
ペースを落としますよね？
青信号が点滅していて、
ヤバい！
と思って走る。
半分以上渡り切って、
間に合いそうだ、
と思ったところで
ダッシュの力を緩めるよね？
「届く」
と思ったら失速する
これは間違いない。
じゃあ、どうすればいい？
続きはあとで。
