写真: 南蛮 (赤唐辛子とは呼んでいなかった。)
南蛮に味噌をからめてシソ巻きにし、炭火で焼いたものは辛いだけに食欲を増す食べ物であった。 ごはんがいくらでも進んだ。
この南蛮と糀を一緒に加えたいかの塩辛も格別な風味を備え、独特の味を醸し出していた。
鰊漬けにもこの南蛮は入れられ、長い冬を送るための越冬食品として重宝された。(今もそうだと思う。) 薄氷を割って、取り出した鰊漬けにはそのまま氷が混じっていた。 氷と一緒に食べる冬の常食としていつも食膳に登っていた。
やがて、北海道は雪に覆われるシーズンを迎える。
南蛮に味噌をからめてシソ巻きにし、炭火で焼いたものは辛いだけに食欲を増す食べ物であった。 ごはんがいくらでも進んだ。
この南蛮と糀を一緒に加えたいかの塩辛も格別な風味を備え、独特の味を醸し出していた。
鰊漬けにもこの南蛮は入れられ、長い冬を送るための越冬食品として重宝された。(今もそうだと思う。) 薄氷を割って、取り出した鰊漬けにはそのまま氷が混じっていた。 氷と一緒に食べる冬の常食としていつも食膳に登っていた。
やがて、北海道は雪に覆われるシーズンを迎える。