上の写真： 札幌のライラックの蕾
全国の特許訴訟などを一手に引き受ける知的財産高裁の大合議部は３０日、東京地裁が２月に出した日本語ワープロソフト 「一太郎」 の製造・販売禁止、在庫廃棄命令を覆す判決を言い渡した。
「情報処理に関する自社の特許を侵害している」 とする松下電器の訴えに対し、「松下の特許にはそもそも進歩性が無く、無効とされるべきだ」 と判断。 松下側の請求を棄却した。
「一太郎」 は、現役時代の書類作成の重要ソフトであった。 しかし、今や 「一太郎」 や 「花子」 を パソコンに プレインストール して出荷しているパソコンメーカーは見あたらない。 これらは国際的に互換性が無いからであろう。