写真日記, etc.

写真, etc. で綴るなんでも気儘にモノローグ

この1年を振り返って

2005-12-31 17:38:07 | Weblog



又1年が過ぎようとしている。 安泰な年を祈願しながら新年を迎える毎年だが今年も色々な事件、事故が国内外を問わず起きた。

個人的には病院通いの1年でもあった。 人生何事も健康な体があってのものだ。さもなくば今はやりの言葉でいうと、QOLが低下してしまい、つまらない人生になってしまう。 それを感じた1年でもあった。

今年の海外旅行は、フィンランド、スウェーデン、ノルウエー、デンマークの北欧4カ国だった。 季節的にオーロラは見ることができなかったが、まあまあの楽しさだった。  

泥湯温泉で硫化水素死

2005-12-30 10:57:32 | Weblog



秋田の温泉で窪地に滞留した硫化水素で両親子2人死亡とのこと。

どうやら助けに行って次々と死んだようだ。 硫化水素の人体に対する労働安全衛生上の許容濃度は10ppmである。 この濃度は1日8時間吸い続けた場合の許容濃度である。 従って濃度が濃ければこの時間数は一挙に短縮される。 その上恐ろしいのは、吸い続けているうちに嗅覚が麻痺して匂いが解らなくなることだ。

濃度が濃ければ最初から匂いが解らなくなる。 匂いが無いから安全だと思ったらとんでもない大間違いである。 そのため事故に遭わないためには、比重の重い硫化水素が滞留する窪地には近づかないことだ。 もし、人が倒れていても助けに行かないこと。 近づいた人も同じ事故に間違いなく遭遇することになるからだ。 毒ガスは人を選ばない。

類似した事故で、土木工事現場でよく酸欠事故が起こり、助けに行った人が同じく酸欠にあって死亡する。 硫化水素も工事現場で発生する。 今回の硫化水素濃度は硫化水素濃度測定器で測定しようとしたら、スケールオーバーしたとのこと。 そう言う場所は高濃度の硫化水素のため、酸素分圧も低くなっていて酸素濃度も16%未満であったに違いない。 これからスキーシーズンに入り、温泉に行く人も増えることと思うが、硫化水素について充分勉強をしてから行く方が身のためだ。 

小泉首相論

2005-12-29 10:04:25 | Weblog


朝から小泉首相特集番組を放送している。

それが決して小泉首相を褒め称える内容で放送していないのが共感を得る。 何故かというと小泉首相は決して庶民が歓迎する首相では無いからだ。 「暴君ネロ」とまで言われている。 番組で飛んでいる小泉批判、揶揄は実に痛快だ。 女系家族に育ち蝶よ花よと我が儘に生き、その結果が政界での我が儘放題の態度である。

自分以外は何も無いのである。 人への思いやりの欠けている人間がどうして国民を考えた政治が出来ようぞ。 いや、できまい。 

ローソンの営業時間

2005-12-28 11:05:12 | Weblog


ローソンの24時間営業時間を一部やめるそうだ。 高齢店主らが体力的に無理があるというのだ。 確かに納得できる。 

たまたま夜遅くのコンビニを見るにつけ、皓々と照明をつけて客が殆どいない店内は閑古鳥の空間でしかない。 その深夜の売り上げ利益に対し照明、冷暖房費用、人件費を考えた時、赤字になっているのだとおもう。 おまけに悪ガキ達の温床にもなっているではないか。

夜のコンビニには全く用事のない身にとってはただそう思うのみだ。

危機管理

2005-12-27 09:22:48 | Weblog



新聞に 「これで安全年末年始」 と題して雪道の事前準備についての記事が載っていた。 これを読んで感じたことを。

タイヤチェーンの付け方を事前に練習をしておけば、悪い条件でもチェーンの脱着がスムーズに出きるとあった。 これは甘い考えだ。 言うなれば雪のある程度積もっている坂道での練習でなければ実用的ではない。 これは想像で行っているのではない。 自分の経験から言っているのである。

もし、家を出るときは雪が降っておらず、ドライブの途中で降り出したとしよう。チェーンの取り付けを余儀なくされる。 それが退避スペースのない坂道だったらどうなるか。 車を道路脇にぎりぎり寄せて駐車する。 余裕があれば三角停止板を置く。 車載の頼りない車止めでも使って雪をかき分けタイヤを固定する。 タイヤは雪に埋もれている。 ジャッキアップが必要であればジャッキアップ中に車体がずり落ちないように注意しながらクランクを回していかなければならない。

これらは全て冷たさでかじかんだ手でやらなければならない。 軍手なんかしようものなら手はたちまち手袋についた雪で凍えて来る。 ゴム手袋は最悪だ。 かいた汗で手袋の中で手がツルンツルンと踊る。 滑って作業ができない。

記事のわきにある写真のように恵まれた条件で練習をしたところでくその役にも立たない。 現実問題として、雪の積もっていないところでチェーンを取り付けた状態でドライロードを走行するわけにはいかないのである。

以上、雪国で育ち、首都圏で生活している者の実体験から迸り出た疑問である。