写真日記, etc.

写真, etc. で綴るなんでも気儘にモノローグ

小嶋氏の社長としての人格

2005-11-30 10:20:27 | Weblog

マンションなどの耐震強度が偽装された問題をめぐって衆院国土交通委員会は20日、建築主や施工会社、建築確認を出した検査期間の社長等を参考人招致し、真相究明に向けて質疑が行われた。

この場での小嶋社長の言動に唖然とした。 その言葉遣いはやくざのそれである。おそらく普段の仕事の上でもあのような話し方で周りを恫喝し、自分の方針に従わせてきたのであろう。 容易に想像できることだ。

小嶋社長はあのように感情的に言葉汚く罵れば罵るほど隠された何かがあるものと映るのに気が付かないようだ。 社長の立場にあるものとしては言動に品位がなさ過ぎる。 どうやら関係会社ぐるみの事件のようだ。

何でもかんでも官から民へ委譲してしまうと今回のような事態が発生することもあるということを小泉首相は深刻に考え直す必要がありそうだ。

武部幹事長の弁解

2005-11-29 11:20:22 | Weblog



先日の武部幹事長の偽装設計問題に対し、マスコミの一部が 「建築業界よりの発言だ」 と報じたことに関連し大人気なく感情をむき出しにして、「そんな意味で言ったのではない」 と白々しく釈明をしていた。 マスコミの一部ではなくともあの時の発言は誰だって業界擁護発言としか解釈できまい。 

「片っ端から疑って調査をされたのでは、業界がつぶれてしまう」 と声を大にして明言したではないか。 発言の主旨はそうではないというのだったら、何故あの時点で釈明発言の時に話したように言わなかったのか。 幼稚でお粗末極まりない言い訳にしか聞こえてこない。

一生の大きな買い物をして悲嘆に暮れている庶民を擁護するよりも、業界を擁護しなければならない隠された真の理由があることは疑う余地が無い。

静かな1日とざわめく世間

2005-11-28 16:15:52 | Weblog
写真: 民家園の水車小屋


灰色と空色を混ぜたどんよりとした曇り空だ。
TVを消すと静かになり、外界からは車の通る音だけが聞こえてくる。 これが意外に部屋の静けさを誘っている。 なんと皮肉なことか。

TVニュースを見てもこのところ、姉歯問題、医療費値自己負担率の上昇、殺人、交通事故死ばかりだ。 というわけで今日のブログはこれでおしまい。

耐震強度偽装問題に対する武部発言

2005-11-27 12:09:23 | Weblog



自民党の武部幹事長が北海道でとんでもない発言をしている。

「姉歯建築士問題を発端として、建築業界を総点検をしたら建築業界はとんでもないことになり、業界自体がつぶれてしまう」 これは業界を養護しようとする発言となっている。 国民を代表しているの人間が何という発言をするのであろう。 それも声をあらげて言っている。 何か業界との繋がりがありそうな雰囲気である。

一般庶民はマンションを買うということは一生をかけての買い物なのだ。 今、こういう問題が社会的になっているさなかで、他社でもこのような事が行われなかったかどうかを当局が調査するのは当たり前のことだ。 他社から購入した消費者にとって自分たちが住んでいるマンションは大丈夫かと心配になるのは自然な姿だと思う。

武部幹事長は調査されては困るようである。 業界から献金を貰っている立場上、養護の側に立たざるを得ないらしい。 ドラスティックな言い方をするなら、武部発言が大問題化し、自民党が根こそぎぶっこわれて政界から消滅してしまうことを切に切に希望して止まない。 


定率減税廃止

2005-11-26 12:05:57 | Weblog



政府税率調査会は25日、06年度税制改正の答申を小泉首相に提出した。 所得税と個人住民税の定率減税、企業のIT投資を促す法人税減税など、景気対策で導入した減税策について軒並み廃止を提言した。

政府は景気が回復したと言っているが、一般庶民にはその実感なんてこれっぽちもない。 特に年金だけの生活を強いられている庶民の生活は大変な状況にあるのを実感できているのだろう。 いや、実感出来るまい。

まさか 「それでは働けばいいじゃないか」 とは言わないだろうな。 ハローワークのPCによる求人検索を始めとして、新聞の求人広告、求人のちらし等を見ても 「62才以上の高齢者も可」 という求人なんてありっこないのだ。

そして社会保険庁からは減額する方向の通知しか来ない。 このように年金生活者に景気回復は存在しないのである。 景気が回復して年金が増額されるというので有れば話は別である。 年金は物価スライド制を取っているので物価が下がれば年金額も下がる。 いつまで経っても生活は楽には成らない。

来年以降、定率減税廃止による負担増に加え、消費税率引き上げなどの増税論議も本格化するようで、個人消費に影響することになるであろう。 その結果、また景気が悪くなる。 政府はいったい何を考えているのだ。 高収入を得ている人たちはどんなに考えを巡らせても、この気持ちを理解する事は全く出来ない事であろう。