いじめ問題と阿倍答弁

昨日の国会で阿倍首相がいじめ問題で　「総理自身、どう思うか」　と質問され、「専門家の調査結果を待って答える。」　と答弁した。　総理自身はどう思うかと質問したのだから、専門家の調査結果は全く関係ない。　よく「結果を待たずに軽々に言うべきではない。」　と逃げるがそれはおかしい。　今の総理の心情を聞かれているのであるから、「専門家の結果がどう出るかはわからないが、自分はこう思う。もし結果が違えば当然専門家の意見を優先させる。」　と言えばいいだけのことではないか。

阿倍首相はよっぽど自分の発言に自信がないようだ。　

踏み絵の意味ってそうなの？

「踏み絵」って、江戸幕府がキリスト教禁止令を出して、クリスチャンかどうかを確認する手段として、聖母マリアやキリストの像を彫った木版や銅版を踏ませたのではなかったのか。　

追放した元自民党議員の復党問題で「郵政民営化」に賛成かどうかを確認するため、それを踏み絵とするというのは逆だ。　郵政民営化の踏み絵を踏めるということは郵政民営化に反対だと言うことになる。　その意味を知らないで、恥も外聞もなく大儀名分を作り復党させるのはおかしい。　仮に、それらの人たちが当選したとしても現議員が職を失うことにはしないと言ってもその保証はなかんべ。

スケートアメリカで美姫１位、真央３位

スケートアメリカ２００６で安藤美姫が１位、浅田真央が３位に入賞した。安藤は普段、練習とその他の時間を割り切って過ごしているそうだ。　それがメリハリをつける意味でプラスに転じた結果かも知れない。

一方、浅田は若い力を思う存分練習に当てて、高度なジャンプにいどんでいるようだが、なかなか思うような結果が得られないで居る。　気の毒なかんじもするが、まだまだ今からの新星なので、近い将来きっと優勝の目標を達成できると期待する。

純金製の ’０７ カレンダー

純金製の来年のカレンダーが銀座の GINZA TANAKAYA 銀座本店　が作り販売しているそうだ。　こんな宝物（飾るだけで何の役にもたたないの意）を買う人がいるのであろうか。　もし、買う人がいるとすれば小泉や亜流小泉、即ち阿倍が言うとおり、経済は好況なのだろう。　年金生活者には全く恩恵がないけれど。

医療費は高騰していくし、物価が安くなれば（飽くまでも万が一の話として）物価スライド制が適用され年金額も減らされる。　川崎市の場合は、遊休土地不動産に莫大な利息を毎年払い続けている。　おかげで国民年金保険料がどんどん高くなっていく。　とかくこの世は住みにくい。　

処方箋と処方薬局

２種類の薬を記載されている処方箋を病院で貰ってあった。　

２種類のうちの１種類は飲まないため余っている。　近所の薬局に行った。　そこで、「上のやつだけでいい。」　といったら、「薬局では処方箋どおりしか出せない。」　と言うので、　「ああ、そうですか。　わかった。　じゃ、やめた。」　と言って、そそくさと出てきた。　受付は、　「あっけにとられてこっちを見ていた。」　みすみす儲け損ねたわけだ。

というわけで、疑問がある。　医師が処方して薬局で薬を貰っても総てを飲まないことって、普通にあるではないか。　医師の処方通りに、患者が飲まない場合がある。　これって、処方通り薬局が出さなかったと結果的におなじではないか。

もともと医薬分業前は病院内の薬局で医師の処方通りに投薬されていた。　それを分業しただけなので、院内投薬と同じにしなければならないというわけか。　それとも処方通り投薬しなければ薬局として責任がとれないというわけか。　手術をするかしないかを患者に選択させ、医師の責任を回避しようとしている病院なのに、たかが投薬のことで融通の効かないこのシステムに矛盾を覚える。