夢の甲子園!
「プライドジャパン甲子園」決勝大会
全国からの各地区の勝者が8チーム集まりました
12月6日、その聖地に足を入れた
スタンドから見た景色と、グランドの中からでは迫力も威圧感も全然違った
約3年前、小豆島高校野球部が初めて甲子園で挑んだセンバツ甲子園大会。。
あれから、あっという間でした
今度は自分が・・・
審判で第4試合の1塁審に入りました
クルーの球審は元プロ野球審判員の柿木園さんです
試合前に一緒に撮っていただきました
ここ甲子園での引退試合にもなったNPBアンパイアとして氏は現在、大リーグ・ドジャースで活躍している前田健太投手の投球を判定したそうです
1歳違いです。
開会式の様子
8ブロックからの各代表チーム
(審判員整列の位置から撮りました)
選手たちを激励する元巨人・桑田氏
撮影:もうやん
始球式前のウォーミングアップの様子
1塁側の選手も嬉しかったことでしょうね♪
本日の第4試合クルーです
2塁審判は独立リーグ審判長の竹本氏、3塁審は地元関西で活躍している藤井氏
手前に、もうやんです
開始直後は、1塁審担当ですのでライト側のグランド廻り点検に駆け足~で、向かいます
練習球等が残っていないか?その他、道具・障害物は無いか?
プレーに邪魔になるものがあれば取り除きます
(芝生もキモチいい~♪)
開始早々から雨が・・・
ランナーが居なくても・・・打球に対し投手がモーションに入れば前後左右に即座に動けるよう準備します
ランナーが出れば投手のセットのタイミングに合わせ、ハンズオン・ニーの姿勢で構えます
(両手をヒザに軽く添える)
ランナー2塁になるとクルー間での合図で、それぞれが移動先等の確認サインも出します
(3塁審がゴーアウトした時を想定して)
(1塁審の僕は、2塁ベース方向を指さします)そちらのカバーに向かいますよ~と意思表示します。※2塁審は3塁のカバーへ
センター電光掲示板は改修工事の為、得点・カウント・選手名・アンパイア名など表示されません(トホホ・・)。ですからいつも以上にサイン交換、確認等が必要です
1塁でのバッターランナーの判定は?
ヒズ・アウト!のコールをするもうやん!
守備側の送球受けと、バッターランナーのベース到着のどちらが早かったか?
1塁手のファーストミットに送球された音と、ランナーのベース踏みの状況を目と耳で確認し判定します
「アウト」は、完全捕球と足のベース接触等を確認する為ゆっくりと、
セーフはランナーがしっかりベース触塁したか?を直視し、そちらが早ければ「セーフ」
1塁手が野手からの送球の捕球が、もしバッターランナーのベース到達より早くても、、ボールを落球したり拾い上げが遅ければ⇒①セーフ!、②ドロップ・ザ・ボール!、宣告し再度③セーフ!と宣告する。
1塁手が送球の捕球の時、ショートバウンドとかでお手玉して完全捕球する前に、ランナーが先に到達すれば・・・⇒セーフ!、ジャッグル・ボール!、セーフ!
ライト線への飛球でした
1塁手後方と、ライト選手の間付近への浅い飛球だったので、1塁手の後ろに回りファウルラインをまたいで「キャッチ!」or「キャッチ、アウト!」
ゲーム終盤には雨が強くなりグランドは水が浮いてきました
球審の柿木園さんは、かなり投球によるドロ撥ねを受けましたね
シューズもドロドロに・・・
帽子からは雨がしたたり落ちます
ヒズ、アウト!
余裕のアウトだったので、、少し軽めのアウトコール!
ポップアスリートカップ大会等でよくお世話になっている古田さんがいっぱい撮ってくれました~
ありがとうございます♪
ゲームセット頃には、かなり地面が光ってきました
甲子園での雨天ゲームになったことも記憶に大きく残りますね
嬉しさと感動いっぱいの甲子園球場でした
今大会の甲子園球場使用は本日だけです
頑張って地区大会トップに登り詰めてきた8チームのみ甲子園で試合ができることになります
全国から約1000チームがエントリーする大会になってきましたが、この甲子園の土を踏むことは特別なものですね
選手も審判員もチーム関係者もみんな幸せな一日になったことでしょう♪
すべての方々におめでとうございます!って申し上げたいです
愛知での来週の準決勝、決勝戦の健闘をお祈りします
全国から集まった16名の審友たち!
またどこかで会おうね♪
東日本大震災の復興を願って立ち上げた大会主旨になっていますが、広島も岡山も北海道も・・・
がんばろう!ニッポン!ですね。
夢の甲子園! ありがとう!